パスポートとの別れと原点回帰。
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最終更新日:2017/04/19
旅人への道
なんだか久しく出かけていないなあと感じる今日この頃。
年明けに自宅に戻ってからずっと東京にいるので、ざっと3ヶ月は動いていないことになります。
たった3ヶ月、されど3ヶ月。そんなに頻繁に遠出する必要はないのだけれど、そろそろ次回の旅を計画する時期ですね。
などと考えていてそういえばそろそろ更新時期では?と思い出す。
いかん、もう残存期間が6ヶ月を切っているではないか。
パスポート卒業前夜
前回ニューヨークへ旅立つ前日にWebチェックインしようとして
「パスポート残存期間をご確認ください」
なるアラートが出現して冷や汗をかいた私。
関連 JALプレミアムエコノミー搭乗記、東京・成田からニューヨーク・JFKの旅。
渡航先に関わらず残存期間が1年を切っていたら自動的に表示される警告画面だったようで問題はなかったのですが、さすがにびっくりしました。一人夜中にぇへぁ、とかヘンな声出しちゃったよ。
グループ旅行の出発当日に出国審査でようやく期限切れに気付いた、という恐ろしいエピソードを笑い話として披露するツワモノ(実話・友人)に比べれば、期限切れ半年前でビクビクするなど小者感が否めませんが、たとえ小者と罵られようとうっかり出国できないのは嫌なので近日中におとなしく更新します。
パスポート、次回の更新で通算4冊目?かな?
現在のパスポートが一番使用頻度が高く、関係性は濃く、番号も暗記してしまっているので新しく変わるのが妙に寂しいです。なんだか卒業式前夜のような切なさがある。
最後の目的地
ところで2017年も早くも1/3が終わろうとしていますが(白目)、諸々のスケジュールを鑑みて、今年中に2回くらい遠出できたらいいなあと思っています。
1回は友人に会いに、もう1回は最後の目的地へ。
「最後」ってのはヘン、というか大げさですが、一度は行きたい場所として長年あたため続けていた国というものがいくつかありまして。
先延ばしが大得意な私のことだからこのまま何年も大事に大事にあたため続けて挙句憧れのまま終わっていくのかもねなんて思っていたのですが、意外や意外、リストアップされたディスティネーションはこの数年の間に殆どが現実のものとなったのでした。
行きたい場所はいろいろあるけれど、ここは、とリストアップしていた場所はあとひとつ。ここらで行っちゃおうかなと。
旅行なんてものは時間とお金さえあれば簡単に実現できるけれど、それらが揃っていて自由に旅立てる状況だとしても、なんとなく重い腰が上がらない場合も多々あるもの。
計画性に乏しく準備も苦手な私もその傾向が強いのですが、アクティブな友人たちのおかげもあってここ数年は遠出もできております。ありがたや、ありがたや。
が、今年は基本に立ち返って一人旅を満喫するつもりです。
一人旅への回帰
協調性に乏しく団体行動が苦手な私がおっかなびっくりでも友達と旅をする楽しさは理解できたし、誰かと一緒だからこそのメリットも山のようにあるのですが、それとこれとはまた別モノというか。
見知らぬ場所でひとり、きちんと緊張しながら手探りで徐々に自分の中の活動地図を塗りつぶしていく。一人旅でしか味わえないあの感覚がそろそろ恋しくなってきたのかな。
一人旅は私の旅スタイルの原点であり、理想形であるのかもしれません。
慣れ親しんだパスポートを更新するのは寂しいけれど、10年前とは思えぬ若さゼロのID写真を一新できるのは嬉しい限り。なんだよその眉毛はふざけてんのか。
この先10年連れ添うことになる新パスポートには、できる限り自然かつ柔和な表情にて収まるぞと鼻息荒く挑みます。
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