80代ミニマリスト主婦の変化。

公開日: : 最終更新日:2021/12/18 ミニマルライフ

ミニマリストのキッチン

ミニマリスト主婦シリーズ、2021です。

ミニマリスト主婦の記録

今年は例のアレがアレなもので、帰省を迷いもしましたが、両親はもう80歳。落ち着いたら帰る、とか言ってたらこのまま会えなくなる可能性もなくはないお年頃ゆえに、思い切って顔を見に行くことに。

40歳は立派に初老

例年とは違って期間短め、接触少なめ新様式での帰省ではありましたが、帰ってよかった。

1年会わないと、いろいろ変化があるものですね。

80歳、老夫婦の食欲

毎度のことながら、しばらくぶりに親と会うのは緊張するもの。どっと老け込んでやしないか、足腰が弱っていたり、会話が成立しなくなったりという変化はないか。そんな心配は、幸いにも毎度杞憂に終わるのだけれど、今回は1年ぶりの帰省。事前の緊張は倍率ドン、さらに倍状態でありました。篠沢教授に1000点。

結果、2人とも元気でした。元気でしたが、やはり感じるところはありました。

まず、食が細くなった。食への情熱が未だ衰えぬ両親は、若い頃と同様もしくはそれ以上の食欲を保っていましたが、今回は目に見えて量が減ったなと感じました。

例のアレ対策を徹底した食事ゆえに禁止事項が多く、何かと面倒だったからというのも食が進まなかった理由かもしれません。しかしさすがに年齢に見合った食欲に落ち着きつつあるのかなと。といっても、80歳にしては健康的な飲み食いができてはいるのでしょう。一般的な80代夫婦の食生活を両親以外に知らないので比べようもありませんが、多分。

80代ミニマリスト主婦の変化。

そしてみんなのマドンナ・ミニマリスト主婦のシンプルな暮らしぶりは2021年も変わらずです。

ミニマリスト主婦のキッチン。

この1年で処分したもの(冷凍庫に溜まりつつあった保冷剤など)もあるとかで、相変わらず室内はすっきりと保たれていました。引っ越し用ダンボールが6つくらい入りそうな押入れのスペースに扇風機がぽつんと収納されているさまはシュールですらあり、掃除が億劫、片付けられなくなった、という変化は一切見られません。ほっ。

ただひとつだけ、食器や調理器具の汚れの洗い残しが目立つようになりました。これは今まではなかったこと。きれい好きな母も、それに輪をかけて潔癖な父も皿やコップにこびりついた汚れに気づいていないということはおそらく、視力が低下しているのでしょう。

あとは膝の調子がよくないらしく、正座ができなくなり、たまに歩き方がおかしくなることも。日課だったスーパー通いが例のアレのせいで週3になってしまったことも影響しているのかもしれません。運動大事。

それでも未だにヒールのある靴を履きたがるところは天晴ではあるけれど、無理して転倒でもしたらハラハラ、という娘心。マドンナのお眼鏡に叶うスタイリッシュなコンフォートシューズやスニーカーを探してみようかしら。

そして父はといえば、差し歯が欠けたとかでもごもごしており、食が細くなったように感じたのもこれが大きな要因かも。なんだかんだで治療を先延ばしにしているらしかったので、歯科通い歴4年目になる治療の先輩として、歯の大切さを懇々と説いておきました。食べるの大好きなのに、噛めなくなったら楽しみなくなっちゃうよって。

あとは酒が飲めなくなった。いや、ビールから始めて日本酒いったりワインいったりしているので十分飲んではいますけども、ピッチと飲みたがり指数が下がった気はしました。これは父の酒癖の悪さを嫌う母にとっては好都合な変化でしょうが、父から酒を奪ったら何も残らないんじゃなかろうかと思ってしまう私は、悲しき遺伝子をまんまと受け継いだ酒飲み娘。

などと老親を持つ中年世代が一斉にしんみりしそうな変化ばかりを書き連ねてしまいましたが、

「いつもマスクしてるし、面倒だからもう化粧しなくてもいいかな?って思うんだけど、ファンの人をがっかりさせるのもよくないかと思って」

などと真顔でぬかし、真っ赤なコートを羽織って颯爽と買い出しに赴くマドンナっぷりは健在なのでファン(?)のみなさま、どうかご安心ください。

ミニマリスト主婦のファッション

今年からは春、夏、年末年始と3回くらい帰りたいんだけどな。年明け早々まーた厄介な状況になってきちゃったし、どうなることやら、ですわね。とにもかくにも、ふたりともまた会う日までお元気で。

そしてみなさま、今年もよろしくお願いします(遅)。

ものを持たずに身軽に生きる





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