にらとえのきの卵とじ、きんぴらごぼう献立。
薄い薄いささがきごぼうって、旨いなあと思います。
これは昔店で食べた繊細なきんぴらごぼうが驚きのおいしさで、それがごぼうを糸のように細く切ったものであったことに起因するのだけれど、今日はあえて存在感あるカットのきんぴらにしてみました。
久しぶりにみたドラマの影響です。
にらとえのきの卵とじ、きんぴらごぼう献立
- ほうれん草と揚げの味噌汁
- 白菜漬け
- きんぴらごぼう
- にらとえのきの卵とじ
ほうれん草と揚げの味噌汁
たっぷりのほうれん草と油揚げの味噌汁。出汁は昆布と鰹節。
白菜漬け
本日の漬物は白菜漬けにすりごまをプラス。
きんぴらごぼう
フライパンに油をひき、千切りのごぼう、にんじん、唐辛子を順に加え炒めます。しょうゆ、酒、みりん、出汁を加えて汁気が少なくなるまで煮詰め、最後にごま油とすりごまを入れたら完成。
にらとえのきの卵とじ
出汁に塩を加え、半分の長さに切ってほぐしたえのきを煮ます。火が通ったらえのきと同じ長さに切ったにらを加えてさっと煮て、最後に卵でとじます。
味噌汁にきんぴらに卵とじ。全部に同じ出汁を使ってますね。きんぴらは出汁を入れなくてもいいし、卵とじもえのき出汁で成立するけれど、味噌汁を作る過程でやや多めに出汁を作って流用してみたまでです。なんなら、味噌汁だって出汁はなくてもいいが、濃い目の鰹出汁が飲みたい時もある。
きんぴらはやっぱり千切りじゃないと、もの足りないよね!
少し前に「深夜食堂」を観ていたらそんなセリフが出てきて、なるほど、そういう嗜好もあるのだなと思い、今回は千切りバージョンに。きんぴらの身上は、歯ごたえにあり、というその感覚、わからなくもありません。
最初のシリーズはたのしく観たのだけれど、シーズン2の構成になんとなく違和感があって1話みて止めて以降、疎遠になった深夜食堂。Primeにあったので懐かしくなりシーズン3と映画も観ちゃった。ついでに中国版も1話だけチラ見しちゃった。全然別ものだった。
新宿は苦手な街だけど、このドラマのオープニングの新宿感があまりにも新宿過ぎて、新宿もいいなとうっすら思ってしまう。久しぶりの東京で夜の新宿に来て、なんか圧倒されてしまった日のことも思い出してしまう。
ええと、きんぴらは、うまくできました。食べたいものって、ドラマとか映画とか本とかなんとかかんとかに相当影響されるよね。
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