スペアリブと大根の塩煮、キャベツと揚げ玉の味噌汁で家飲み。
スペアリブ。ここでは初登場ではないでしょうか。
スペアリブというとイメージ的にはなんらかのやや甘めのタレでマリネしたものをオーブンで焼いた料理が思い浮かびます。ベタベタしてちょっと食べにくいけど俄然豪華に見えるアレ。
でもスペアリブっていわば骨つき肉。
手羽大根同様大根とコトコト煮るだけなら焼くより簡単で食べやすいし案外丸く収まるのではないかと塩豚に仕込んでおきました。
スペアリブと大根の塩煮、キャベツと揚げ玉の味噌汁献立
- キャベツと揚げ玉の味噌汁
- 大根のしょうゆ漬
- 小松菜のおひたし
- スペアリブと大根の塩煮
キャベツと揚げ玉の味噌汁
いりこ出汁でキャベツを煮た味噌汁に揚げ玉とネギを乗せ、黒七味を振りました。最初は油揚げを入れる予定だったのですが揚げ玉の存在を思い出し急遽変更。油揚げ同様コクだしの役割を果たしてくれます。
小松菜のおひたし
茹でた小松菜を出汁しょうゆに浸したおひたし。先日同様出汁ガラを忍ばせてカルシウム補給。
スペアリブと大根の塩煮
スペアリブは塩をすりこんで冷蔵庫で数日間寝かせます。ちなみに今回使用したのは4日放置したもの。鍋にスペアリブと水、酒、昆布、大根を入れ火にかけアクをとりながら肉と大根が柔らかくなるまで煮るだけ。仕上げに粒胡椒を荒く割って加えました。塩豚の塩気具合によりますがおそらく味付けは不要です。
今回は脂身が比較的少なかったのでそのまま煮てしまったけれど、脂が気になる場合は一度茹でこぼししてもよいのかも。塩味だけのシンプルな味付けですが、他のものは入れないのが正解じゃないかと思えるしっかりと飲める出汁。昆布と豚肉の旨味を吸った大根にホロホロの肉コンボで大変美味しくいただきました。
出来上がってから気づいたけど、これって沖縄のソーキ汁みたいなものですね。沖縄料理はもう長いこと食べておらずソーキ汁の記憶も曖昧になっているけれど、ソーキってスペアリブのことだよね、確か。となると本日はお決まりの熱燗でいったけれど泡盛あたりを合わせるのもよし、ということになりましょうか。
しかし出汁たっぷり煮物に味噌汁と妙な汁重ね献立になってしまったわ。
塩豚+大根のコンビに間違いはなく、これに生姜を加えたりするのもなかなかいい感じ。
関連 塩豚と大根のしょうが蒸し、水菜とエリンギの塩ポン酢和え。
鍋に放り込んでおくだけであとは勝手に美味しくなってくれる系の料理は失敗もないし作っている間他のことができるしで、本当に心強いです。
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