「フリーランスごっこ」がしたい人たち。
公開日:
:
最終更新日:2025/03/03
これからの働きかた

例のアレがもたらしたポジティブな変化といえば、リモートワークがより身近なものとなったことですね。
1日10万人超だとかの今の状況が落ち着けばまた通常通りの出社体制に戻す企業が多いのでしょうが、あれ?別に都心でアホみたいに高い賃料払ってオフィス構える必要なくない?と気づいちゃった経営者も一定数いる模様。
さらには、あれ?別に社員たくさん抱えなくても仕事まわるんじゃない?と、プロジェクト単位でチームを組む方式に変更した企業もチラホラ。
もちろん、業種や企業規模にもよって選択肢は異なるけれど、ここまでの進化というか変化というかは、働き方改革云々だけでは実現しなかったはず。
いやあ、例のアレもすべてが無駄ってわけでもないんですね。いや、ない方がよかったですけどね。
「フリーランスごっこ」がしたい人たち。
リモートワークという働き方が浸透するすなわち副業が盛んになるということ。
出社せずとも成果を出せる類の仕事であれば、本業が終わった夜間とか、週末に自宅で取り組めるんだものね。
私自身は便宜上肩書きをフリーランスとしている無職にムダ毛を生やした程度の自由人ですが、少し前から「安定した正社員の立場+副業」が一番カタイ説を唱えています。
会社員の立場のままで、自由に生きられる時代の恐怖。
2019年に書いたものだけど、例のアレによって状況はさらに進んだのですよ。
例えば最近は、興味のある企業の案件に副業人材としてジョインし、相互に信頼関係が出来上がったらそのままぬるっと転職、なんとこともアリなのですよ。さらに円満退職と相成った暁には、元いた企業の仕事を副業として持って出る技も使えてしまう。まあ、同業の競合とかに行っちゃうとムリですけども。
とにかく、日本人の働き方はここ数年で随分混沌としてきて、いいじゃないか、と思うのであります。この状況について、30代会社員の知人は
「フリーランスごっこをしたい人が多いんですよ」
と、やや意地悪な表現をします。
会社辞めたい、もっと自由に働いてみたい。でもどうすればフリーとしてやっていけるのかわからないし、安定を失うのも怖い。だから「副業」という隠れ蓑を使って、憧れのフリーランスごっこをしてみたいだけなのだ、と。
いやだから、別に会社員でいいじゃん。安定を求めるなら会社員が最高なんだから、フリーランスごっこ上等でしょう。たまの副業で実益と気分転換の両方を叶えられるのだから、それで全然いいじゃないか。
幼児の情緒を育むことで知られるごっこ遊びが、社会人の精神衛生と蓄財にも効果があるとは素晴らしい。この先会社を辞める辞めないは抜きにして、若い人は今のうちにどんどんごっこ遊びしたら?ほら、いくら副業とはいえ、年齢なりの苦労ってのもあるのだから。
副業人材でも50歳以上は採用しない理由。
さて、私たちの働き方はこれからまだまだ変化するのでしょうか。それとも、今ぐらいの状態がしばらく続くのでしょうか。なんせ死ぬまで働くことが決まっているものですから、興味津々です。
しかしなんですな。安定の正社員+副業が最強だよ!と散々吠えているくせに、正社員のオファーがきても毎度断ってしまうのは何故なのか。自分でもよくわかりません。
ものを持たずに身軽に生きる関連記事
-
-
AI時代に人間が文章を書く意味はあるか。
「ほら、こういうの、今ならAI使ってちゃちゃっとできますよね?」 いやできへんがな。
-
-
令和初の年越し、昭和との戦い。
2020という整然とした4桁の並びはどうにも座りが悪いし、2年と言われるといつの間に、と思う
-
-
お金の「見えない不安」を取り除くには。
感情の見える化にはまんまと失敗しましたが、家計の見える化は、なぜか継続しています。 人生初の「
-
-
あなたの仕事は、なぜ終わらないのか。
40も半ばを過ぎているので、20代の頃と同じような動き方は、もうさすがにできません。
-
-
50代で仕事を辞めたら。
先日50代半ばの先輩の口から、仕事を辞めたら云々、という言葉が出てきて驚く。それは、あれ?こ
-
-
TODOリストに手を出した3つの理由。
昔から記憶力にはさほど自信がありません。昨日の会話すら覚えていないことがしばしば、といった
-
-
副業を始めるために必要な2つの要素。
知人(40代前半男性)が、副業を始めました。 彼は超大手企業にお勤めのエリートだし、特
-
-
今までと同じことができなくなる焦り。
この暑さのせいで仕事が進まなくて〜、というのは単なる言い訳。怠け者の戯言でしかありません(当
-
-
寿司をつまみながら、いよいよ食えなくなったらバイトするという。
友人と昼間っから寿司をつまみつつの昼酒。 国内外から観光客が押し寄せる人気店ゆえ、週末
- PREV
- 鶏むね肉のわさび焼き、白菜のごま和えで晩酌。
- NEXT
- 40年以上前の記憶が、未だ鮮明に残る。





