一人でもプーパッポンカリーが食べたい!バンコク女性一人旅の食事 その2。

公開日: : 最終更新日:2022/10/13 一人飲み, 旅人への道, 食べること

プーパッポンカリー 一人

さて、前回の続きです。

参考 一人でもマッサマンカレーが食べたい!バンコク女性一人旅の食事 その1。

基本的に旅の間は食べたいものを食べたいように食べるようにしています。
よって、今回のバンコクでも普段はあまり食べない炭水化物も油ものもガンガン。

いいんです、日本に帰ったらまた粗食の毎日が待っているので気にせず行きましょう。

ソイ38の屋台で一人飲み

ソイ38 屋台

バンコクには魅力的な屋台がたくさんありますね。
ここ、トンローからすぐのソイ38に夕方から出現する屋台街もそのひとつ。

お店の数はさほど多くはありませんが、観光客や地元の人で毎晩かなりの賑わいをみせています。外国人にも人気なのは屋台にしては幾分衛生的、だからでしょうか。

ソイ38 屋台 塩卵ソムタム

今回は基本に立ち返るぞ、ということでいろんな店でソムタム(パパイヤサラダ)を食べてみたのですが、ここのが一番美味しかった!
屋台群の中腹、スクンビット通りを背にして右側にあるイサーン料理店の塩卵入りソムタム。60バーツ(約220円)。

もともと塩卵大好きってわけではないのだけど、なんとなくオーダーしたこれ、大正解でした。
また食べたいなあ。

ソイ38 屋台

屋台なので他の店の料理も一緒にテーブルに並べて食べられます。

チキンサテ

ビールのお供に、とオーダーしたチキンサテ。
ピクルスと一緒に食べると美味しいけれどかなり甘口なのでビールにあわせるには微妙。辛いモノが苦手な方やお子さんには安心の優しい味です。10本で50バーツ(約185円)。

実はこの屋台街にもマッサマンカレーを出すお店があります。確か100バーツくらいだったかな?
残念ながら夜しか開いていないので断念したけど(夜にチキンカレーってあんまり気分じゃない…と思ってしまうのは酒飲みの性です)いろんなお店で食べ比べてみたいなあ。

  • ソイ38屋台街(BTSトンロー駅4番出口すぐ)
    ※2016.6追記 店舗型の店以外の屋台は閉鎖した模様です。

日本語メニューもある初心者にも優しい店

イムちゃん

タイ料理で困るのは、タイ語が読めないこと。
写真や英語つきメニューがあればなんとかなるけど、タイ語だけだとお手上げです。

その点、トンローにあるイムチャンは場所柄日本人が多いせいか日本語メニューがあるので初心者にも安心。

日本語メニューあり、といっても妙に日本人に寄せて営業しているという感じでもなく、良心的な価格でなかなか美味しいものが食べられる食堂で気に入りました。

イムちゃん ヤムウンセン

ヤムウンセン(海鮮入り春雨サラダ)はマイサイパクチーでオーダーしたからか、バジルがたっぷり。他の店に比べると野菜が多めに使われています。
一緒にオーダーしたコームーヤーン(豚のど肉の炙り焼き)にはざく切りの白菜が添えられていたのも好印象。添え物に野菜があるとやっぱり嬉しいですよねえ。

イムチャン コームーヤーン

コームーヤーンのタレも好みの辛さで嬉しい。

カイラン菜とカリカリ豚炒め

こちらはランチにテイクアウトしたパッカナームークロープ(カイラン菜と揚げ豚の炒め物)のオムレツのせ弁当、55バーツ(約200円)。普段はこんながっつりした昼食はまず食べないのだけど、バンコクにいるとやたらと濃いおかず+米を欲してしまうのはなぜでしょう。

その昔、パサパサしてておいしくない、なんて日本で叩かれまくったタイ米ですが、そりゃ梅干とか納豆には合わないよ。やっぱりタイ料理にあわせてこそ、のタイ米だもの。

こちらのお店は先ほどの屋台街からスクンビット通りを挟んだ反対側のトンロー駅前にありますが、お隣のプロンポン駅前にも同じお店あり。

ソイトンローといえばイムチャンをもう少し進んだあたりにあるホイトート(海鮮入りタイ風お好み焼き)のお店もよかった。

ホイトート

カリッと焼けた海鮮入り卵生地の下にしゃきしゃきもやしがたっぷりのホイトート。今回はテイクアウトだったけど、お店で焼きたても食べてみたいな。

  • Im Chan(MRTトンロー駅すぐ soi Thong Lo 入り口付近)

ピンクのカオマンガイへはチットロムから歩いてぶらぶら

thai food16

今や東京にも支店が出来たカオマンガイ(チキンライス)の有名店ラーンガイトーンプラトゥーナム。実は今回初めて行きました。

というのも、チットロム駅からはいささか遠い気がしてカオマンガイ食べるのにわざわざタクシーに乗りたくない私はこれまで敬遠していたのです。

が、今回意を決して行ってみたところ全然遠くなかった。
駅から店までの道中には露店が出ていたりして退屈せず、15分程度歩くのは全く苦になりませんでした。

thai food15

この運河を渡った先、ペチャブリ通りを曲がればすぐ発見できます。

thai food20

到着したのはランチタイムをとうに過ぎた時間でしたが店内はほぼ満席。回転よさそうなので満席でもすぐ座れるでしょうね。

ガイトーン チットロム

基本のカオマンガイにスープ、タレがついて40バーツ(約150円)。

thai food18

この値段でこのクオリティ。そりゃ、人気出るよねえ。
鶏肉のしっとり加減、ふんわり炊かれたご飯の風味、シンプルなタレ。カオマンガイは大好きなのでいろんなところで食べていますがここのはとてもバランスがいい。スープにパクチーが入っていないところも嬉しかったです。また機会があれば渋谷の店じゃなくてここに来て食べよう。

  • Raan Kaithong Pratunam(BTSチットロム駅からラチャダムリ通り経由で徒歩15分)

一人でもプーパッポンカリーが食べたい

thai food

カオマンガイと同じく日本人に人気のタイ料理といえば蟹のカレー炒め、プーパッポンカリー。贅沢な蟹肉とカレーの風味をまとめるとろりとした卵の甘みが日本人の味覚にあうのでしょうか。

プーパッポンカリーはなんといってもソンブーンが有名ですが、1品の量が結構多めなので1人で行くには少々敷居が高め。雰囲気的には決して1人で入りづらい店ではないんだけどね。

もっと気軽にプーパッポンカリーを食べたい、という人におすすめなのがスクンビットタラートソイ1というガレージ食堂。

店先に蟹を発見してお兄さんに

「プーパッポンカリー、私が一人で食べられる量かな??」

と、相談。まあお兄さんにしてみればそんなもんアンタの腹具合次第でしょ、としか答えようがないんですけど。

thai food3

で、とりあえずはソムタムとビール。

プーパッポンカリー 1人で

そして蟹一匹使用のプーパッポンカリー200バーツ(約740円)。もちろん、ライスと共に。明らかに頼みすぎですね。全部食べたけど。

ソンブーンのプーパッポンカリーも美味しいんだけど私には少々オイリーすぎた記憶があります。まあ食べたのは随分前なので正確には比べられないけど。でもここのは甘すぎず濃すぎずでなかなかいい感じ、心配していた胸焼けもナシ!分量も女性一人で何とか戦える量だと思います。

thai food2

スクンビット通り沿いで豪快に肉や魚介を焼いているこのガレージ食堂、ざっくりした感じの店構えなのに店舗(というか、屋台)ごとに座席位置が決まっているよう。料理をオーダーした店が持っているスペース以外には座れないようなので予めご注意を。店先に写真入のメニューが置いてあるのでオーダーしてから席につくのがいいかもしれません。

  • スクンビットタラートソイ1(BTSプルンチット駅近くのドミノピザあたり)

暑いところにいると甘いものが食べたくなる不思議

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最後に番外編で甘いもの。
残念ながらタイスイーツではないんだけどたまたま入ったアソークのHOLLYS COFFEEで食べたMongo Bing soo (マンゴーカキ氷)150バーツ(約550円)がすごく美味しかった!

日本のカフェでカキ氷なんて絶対食べないくせに、あまりの暑さにうっかりオーダーしたところ大正解。実は2回も食べちゃいました。

HOLLYS COFFEE は韓国から上陸したカフェチェーン店。Mongo Bing sooは韓国式のカキ氷とタイフルーツマンゴーのハイブリッドデザートといったところでしょうか。甘さは控えめ、ふわふわの氷の中にもマンゴーがたっぷり隠れていました。

こちらのカフェ、24時間営業でフリーwifiありしかも電源が取れる座席多数というノマドワーカーになかなか便利な店でもありました。

  • HOLLYS COFFEE(BTSアソーク駅とナナ駅の中間あたり)

もうひとつ、甘いものといえばバンコク滞在中にはまりまくっていたのがココナッツ味のアイスキャンディー。


thai food25

どこのコンビニでも発見できる15バーツ(約55円)のこのアイスキャンディー。
ココナッツ味でココナッツの実とかとうもろこしとか入ってて、辛いものを食べた後のデザートとしてホッとする味なんです。

今回改めて気づいたけど、私、ココナッツ味ってかなり好きだ。日本でもこういうアイスキャンディーあったらいいのになあ。

以上、バンコクで女性一人でも気軽に一人飯or一人飲みできるスポットをご紹介しました。今回は食堂や屋台を中心に攻めてみたけれど、次は別の角度からタイ料理への理解を深めてみたいな。

一人での食事は困ることもあるけれど、自由気ままに店を探して食べたいものを遠慮なく食べられるというメリットもあるし、結構楽しい。

一人旅でも食の楽しみを諦めることなく、その土地ならではの「リアルな食文化」をこれからも体験していきたいです。

関連 バンコク女性一人旅。ゲストハウスに泊まってみる。




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