天職と信じた仕事への情熱を失って。

公開日: : 生き方と考え方

天職への憧れを、誰しも少なからず持っているのではないか。

でも実際に天職と思える仕事にたどり着ける人は多くない。だから天職に巡り会うんじゃなくて、目の前の仕事を天職にすべく取り組むほうが効率的−。これが、まことしやかにささやかれている一種の仕事論であります。

おっしゃるとおりです。なんだけど、いうても憧れはするよねと思ってしまうのは、私自身が残念ながら天職と思える仕事はできていないし、今生でたどり着くのは難しそうだから。

だけど、これぞ天職!と信じて疑わなかった仕事がいつのまにか霞んで見えてしまう経験も、それはそれで切ないものなのかもしれません。

天職と信じた仕事への情熱を失って。

「若い頃は天職だと思ってた。まさか自分が仕事への情熱を失うなんて思ってもみなかった」

フリーランスで長年活躍して来た友人の言葉に、考えたのでした。

好みなんてコロコロ変わるものだし、年間20万組以上が離婚しているし、転職しない人のほうが珍しい現代。30年、40年とずっと同じ仕事を、ずっと同じ熱量でもってやり続けるのは難しいことなのでしょう。

簡単に見つかる副業、複業、週末起業 2020。

そう考えれば、年齢や経験に応じて役割に変化が生じるという会社員のシステムは、なかなか理にかなっているのかもしれません。まあ、それはそれでいろいろ問題もあるだろうから、結局のところ帯に短し襷に長し、か?

人生、トントン。

未経験者からすれば、たった一度でも天職に携わる幸福感や達成感を味わった経験は尊いとしか言いようがない。

けれど、大きな充実感を得られなかった代わりに、友人のような喪失感もない。まあこれは至極消極的な考えというか言葉遊びの範疇なのだけど。

どうせ捨てるなら、何も持たないほうがいい

経験できない虚しさ、知っているからこその悲しみ。いろいろ総合すると「人生トントン」…? いや、そんなまとめ方も大して面白みがない?

さて、私にとっての仕事とは、相変わらずお遊びであります。だけど、今の働き方であと10年、20年遊ばせてもらえはしないので、次なる遊びを考えなくてはいけない。そういう点は、私も冒頭の友人と同じです。

40代の一人暮らし




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