複数のコミュニティに参加することの重要性。

公開日: : 生き方と考え方

spainfood41

コミュニティ。

そう表現するのはいささか大げさな気もしますが、全然違う生き方や考え方をする人とたち交流していると、いろいろ好都合だなあと改めて感じる今日この頃。

ラク、とか、楽しい、という意味では似た者同士、気の合うもの同士で身を寄せ合っているのがいちばん面倒がないし、いざこざも起きにくい。

でも、それに慣れてしまうと自分、もしくは属するコミュニティの平均的な生き方や考え方こそが世の中のスタンダードであると思い込んでしまう危険性もありまして。

複数のコミュニティに参加することの重要性

ごくわずかなコミュニティの中でのみ活動、存在することの危うさは、子供社会で顕著に見られる。

学校でいじめられたら、家庭で蔑ろにされたら、もう世の中全部がこうなんだと思っちゃうよね。というか、自分の足で世界へ出て行けない子供にとっては今見えている場所が全て。だからこそ、悲しい判断をしてしまうこともある。

未熟さゆえに視野を広く持てない子供と、いっぱしの社会経験を積んでもなお偏った考え方をしてしまう大人とを同列には語れないけれど、歳を取りさえずれば賢くなれるわけでもないのがもどかしいところ。

老後貧困の不安と「持てない」暮らし。

だからこそ、いくつになってもいろんな視点が持てること、世界は案外広いことを意識して生活したほうがいい。いい歳した大人でも、それなりに社会経験を積んでいても、なぜか視野が狭まってうっかり判断ミスしてしまう危険性は誰にだってあるからね。

そういうのもあるのか、と唸る

nakano21

コミュニティ、というほどのものは持っていないし、そもそも友人知人や日頃関わっている人の数も多くはないけれど、それでも似たようなジャンルの人ばかりとは付き合っていないなあと感じます。

フリーで独身一人暮らし、という似た属性の人もいるし、子供のいない専業主婦もいれば働くお母さん、お父さんもいて、シングルマザーもいる。新卒で入った会社でずっと頑張っている人もいれば、自分の意思で転職を繰り返した人、望まない転職を余儀なくされた人、生き方も家族構成も、そしてもちろん考え方も見事にバラけている。

40代、50代の望まない転職・再就職事情。

仕事に対する考え方は似てる、とか、もっとカジュアルな感覚で食の好みやファッションの傾向が似てる、などは多々あれど、何もかもが一緒で本当に気が合うの!みたいなことはまずない。ていうか、そんな人いるわけがない。私には到底理解できない意見が出てくることのほうが多いし、いやいやいや、そりゃ絶対ないわ、となることだって少なくない。

ヒントが思わぬ場所から投げ込まれてくる話。

でも、そういうことがあるからこそ、自分の考えは決して世の中のど真ん中でないし、自分と他人はまるで違う生き物なんだということが実感できてありがたい。

モノを溜め込む人とは友達になれない。

残念ながら一緒にいて苦痛を感じるほど嫌いな人(滅多にお目にかかれないけど)とまでニコニコお付き合いできるほどうつわの大きい人間にはなれなくても、全く違う考え方や生き方に対して、へえ、そういうのもあるのか、と単純に唸れる程度の柔軟さは持っていたほうが面白いなあとつくづく思うのです。

で、なんだっけ。

とにかく、普段接することのない人と話すのって、割と愉快なことかもね。と、落とし所を見失った最後は宣伝にてまとめてみましたよ。

人生100年時代、今から10年後の働き方を考えよう。

 




関連記事

方向性の違いによる別れ、最後まで思い続ける尊さについて。

平日の昼下がり。待ち合わせた銀座のカフェに現れるなり 「安室ちゃん行ってきたー、最後に

記事を読む

一人暮らしのひとりごとと同じくらい怖いこと。

By: fady habib[/caption] 人生とはなんぞや。 そんな絶対に答え

記事を読む

残業手当が出ないなら残業したくない若者は「社会をなめている」?

「まだロクに仕事も覚えてないのに…社会なめすぎ」 今でもこういう意見あるんですね。

記事を読む

毎日ブログを書き続ける人のブログ論。

奥さん、2月です。 毎月月初は先月のブログ振り返り記事を書いています。 ブログ運営記

記事を読む

エールフランスラウンジ

キラキラしてない、普通の人生。

サロンなるものに参加したことが無いから中身知らないし、全部が全部そうじゃないのだろうけど。

記事を読む

恋するボディビルと結弦ファイル。

筋肉を愛でる女性が増えているとかいないとか、テレビで見ました。 筋肉。己のそれではなく

記事を読む

見習うべきは、ていねいな暮らしなんかじゃない。

「ていねいな暮らし」なる表現がものすごく苦手なのは、自分がその対極に位置する人間だからという

記事を読む

サイト閉鎖で考える切ないお仕事。

By: C.E. Kent[/caption] 愚痴らないこと嘘つかないこと負けないこと投げ

記事を読む

更年期の悪夢。

このクソ寒いというのに、汗だくである。 物凄い形相で、物凄い勢いで、追いかけてくる。こ

記事を読む

なんにも持っていなくても、奪われるのはやりきれない。

はっきりはわからないけれど、おそらくモアルボアルの海のような。 ひとしきり遊んだのでそ

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

思いのほか高くついた韓国旅行。ソウルぶらぶら一人旅記録 その1。

11月の初旬に韓国・ソウルへ行ってきました。海外一人旅好きが

50代一人暮らしのFIRE生活。

4年ぶりの海外旅行から戻って、やっぱり一人旅はいいものだなと

海外一人旅好きが、旅先に韓国・ソウルを選ばない理由。

韓国・ソウルに行ってきました。約4年ぶりとなる海外一人旅です

50代の敏感肌を整えるケア、3つの要因。

最近、肌の調子がすこぶる良いのですよ。超乾燥肌でアトピー持ち

生意気にも浄水器を設置する。引っ越し散財日記その4。

この度生まれて初めて、浄水器なるものを設置しました。引っ越し

→もっと見る

PAGE TOP ↑