複数のコミュニティに参加することの重要性。
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生き方と考え方
コミュニティ。
そう表現するのはいささか大げさな気もしますが、全然違う生き方や考え方をする人とたち交流していると、いろいろ好都合だなあと改めて感じる今日この頃。
ラク、とか、楽しい、という意味では似た者同士、気の合うもの同士で身を寄せ合っているのがいちばん面倒がないし、いざこざも起きにくい。
でも、それに慣れてしまうと自分、もしくは属するコミュニティの平均的な生き方や考え方こそが世の中のスタンダードであると思い込んでしまう危険性もありまして。
複数のコミュニティに参加することの重要性
ごくわずかなコミュニティの中でのみ活動、存在することの危うさは、子供社会で顕著に見られる。
学校でいじめられたら、家庭で蔑ろにされたら、もう世の中全部がこうなんだと思っちゃうよね。というか、自分の足で世界へ出て行けない子供にとっては今見えている場所が全て。だからこそ、悲しい判断をしてしまうこともある。
未熟さゆえに視野を広く持てない子供と、いっぱしの社会経験を積んでもなお偏った考え方をしてしまう大人とを同列には語れないけれど、歳を取りさえずれば賢くなれるわけでもないのがもどかしいところ。
だからこそ、いくつになってもいろんな視点が持てること、世界は案外広いことを意識して生活したほうがいい。いい歳した大人でも、それなりに社会経験を積んでいても、なぜか視野が狭まってうっかり判断ミスしてしまう危険性は誰にだってあるからね。
そういうのもあるのか、と唸る
コミュニティ、というほどのものは持っていないし、そもそも友人知人や日頃関わっている人の数も多くはないけれど、それでも似たようなジャンルの人ばかりとは付き合っていないなあと感じます。
フリーで独身一人暮らし、という似た属性の人もいるし、子供のいない専業主婦もいれば働くお母さん、お父さんもいて、シングルマザーもいる。新卒で入った会社でずっと頑張っている人もいれば、自分の意思で転職を繰り返した人、望まない転職を余儀なくされた人、生き方も家族構成も、そしてもちろん考え方も見事にバラけている。
仕事に対する考え方は似てる、とか、もっとカジュアルな感覚で食の好みやファッションの傾向が似てる、などは多々あれど、何もかもが一緒で本当に気が合うの!みたいなことはまずない。ていうか、そんな人いるわけがない。私には到底理解できない意見が出てくることのほうが多いし、いやいやいや、そりゃ絶対ないわ、となることだって少なくない。
でも、そういうことがあるからこそ、自分の考えは決して世の中のど真ん中でないし、自分と他人はまるで違う生き物なんだということが実感できてありがたい。
残念ながら一緒にいて苦痛を感じるほど嫌いな人(滅多にお目にかかれないけど)とまでニコニコお付き合いできるほどうつわの大きい人間にはなれなくても、全く違う考え方や生き方に対して、へえ、そういうのもあるのか、と単純に唸れる程度の柔軟さは持っていたほうが面白いなあとつくづく思うのです。
で、なんだっけ。
とにかく、普段接することのない人と話すのって、割と愉快なことかもね。と、落とし所を見失った最後は宣伝にてまとめてみましたよ。
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