ヒントが思わぬ場所から投げ込まれてくる話。
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最終更新日:2017/05/12
生き方と考え方
直接的じゃなく誰かとか何かを伝って欲しい答えがやってくる、みたいなのありますよね。
ふと開いた雑誌の中に延々考えていた問題解決のヒントが載っていたとか、直接関係のない会話に出てきたフレーズに救われたとか、そういうヤツ。
これが
「あの一言が私の人生を変えたのです」
みたいな私の履歴書的展開であれば大いなるドラマですが、日経新聞掲載には至らずとも些細な偶然は頻繁に起こっている。
勝手に自分ごととして考える
先日も同僚への不満や取引先とのトラブルについて語る友人らの言葉にいちいち反応しておりました。
残念ながら探し求めていた答えが見つかった的展開ではなく、あああ、私もそういうことしちゃってるかも?とか、気をつけなければいけないかもよ?などという、ハラハラ感と痛みを伴うものばかりだったけれど、これも関係ないところから投げ込まれるボールのひとつ。
別に彼らは遠回しに私を戒めようと架空の話をでっちあげているわけではなく、単なる世間話を繰り広げているに過ぎない。
他人の小さなエピソードをちまちま摘み取って、あらあらもしかしたら私もそういうとこあるかも、なんてやるのはかなり自意識過剰な行動であり、タイミングによっては鬱陶しさ満載なので思ったとしてもむやみに口に出すものではありません。
しかし自分の小さな頭で考えられること、想像できる範囲などたかが知れているので、こうして人様の脳内を垣間見せてもらえるのは貴重な機会であり、特に孤独に過ごしがちな人間にとっては社会性を保持する上でとても大切な時間。
耳に心に痛い話も多いけれど、なんというかいつもありがとうございます。
自分はいいけど、あの人はどうかしら
関係ないエピソードを勝手に自分と重ね合わせて考える。
人のふり見て我がふり直せ、なんて言葉もあるし、基本悪い習慣ではないだろうけれど、行き過ぎると妙なことになりかねない。そしてもっと厄介なのは勝手に他人に重ね合わせるというトリッキーな複合技。
「私はいいけど、○○さんはよく思わないかも」
「私は平気だけど、世間はどう見るかわからないよ」
「子供の気持ち考えたらそうはならないでしょう」
とかそういうアレ。
自分はさておき他の人のことをまず考えるその行為は視野が広く思いやりがある風に見せかけて、その実自分の手を汚さず相手を責める高等技術、みたいなところあるよね。
などという意見も出てきて、あああコミュニケーションってなんて難しいのかしら一体どうすれば、と、またもや自分の対人スキルに引き寄せて考えてしまうのです。
誰も傷つけたくない、自分だって傷つきたくはない
誰も傷つけたくない、もちろん自分だって傷つきたくはない。だからいつも全方位に気を配って言葉や態度の裏の裏まで読んで、その裏に隠された真実を嗅ぎ取って、労力を費やした分きっと相手にも同じ気遣いを求めて、事実かどうかもわからない自分の勝手な解釈に憤慨して。
そんなことをやり始めたら事態は混乱するばかりで正解も出口も一向に見えないここは地獄の一丁目、一心不乱にカラカラを回し続けるハムスターのごとき可笑しみ。その走りを想像しただけでげっそり疲れてしまい、もういいか、で振り出しに戻るのです。
考えれば考えるほど人と関わるのが怖く時に億劫になってしまうなら、いっその事深く考えないほうがいいのかも。ほら、何事も結局はシンプルに返るっていうしさ。
結局は謎を謎のままブラックボックスに詰め込んでとりあえず全力で酒を飲んではしゃいでは叱られる。
そんな毎日です。なんというかいつもありがとうございます。
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