もしも今、全てを失ったらどうするか。
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日常
9年前の感じと、ちょっと似ている。
今もし、あの時のような状況になったとしたら。仕事がどんどんなくなり、新規の案件も入らなくなり、現金収入が滞ったら、どうするか。
寿司をつまみながら、いよいよ食えなくなったらバイトするという。
収入がなければ寿司も食えないし、そもそも悠長に寿司を食ってる場合ではないかもしれないが、どうするのかな、と考えるのが不謹慎ながら妙にたのしいのであった。
もしも今、全てを失ったらどうするか
もちろん、そんな最悪の状況を望んではいない。そうならないと思っているし、今すぐ何もかもを捨ててしまいたいと願っているわけでもないけれど、この状況。どうなっても不思議はないなという感じ。具体的な話、つまりは今受け持っている案件の打切りについても漏れ伝わってきている。一応考えた方がいいなと、風呂の中で想像してみる。
串打ちは以前から興味のある分野ではあるが、いかんせん未経験分野なので手をあげたところで採用には至らないかもしれぬ。となれば、どうやって寿司代を稼ぐか。幸い今日明日すぐに生活が立ち行かなくなるような綱渡りはしていないが、友人と酒を酌み交わす程度の心と財布の余裕は必要だ。さあ、何をする。何ができる。そう考えていると、なんにも出来やしないくせに、目の前に無数の選択肢があるような気がしてくるからおそろしい。あの日あの時選ばなかったあの道を、図らずともここへきて追体験できるかもしれない、という訳の分からない期待感。
結果、どうにかなるし、どうにかするしかあるまいという考えしか出てこない。現状はかなり厳しいのだから、もっと不安になってもよさそうなものなのに。違う意味で不安にならなくもない。脳の構造とか。
空想を繰り広げた風呂から出てなんとなく勢いづいて、ずっと後回しにしていたOSのアップデートに着手。前回MacBookが故障した時に数年前の状態に戻し復元したのをそのままにしていたのだ。トラブルなく無事に完了したはいいが、文字入力での変換タイミング?が変わっており、意図せぬところで勝手にガンガン変換されていくので、ものすごく使いづらい。慣れるか、慣れるのかこれ。
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