もしも今、全てを失ったらどうするか。

公開日: : 日常

suginami_44

9年前の感じと、ちょっと似ている。

今もし、あの時のような状況になったとしたら。仕事がどんどんなくなり、新規の案件も入らなくなり、現金収入が滞ったら、どうするか。

寿司をつまみながら、いよいよ食えなくなったらバイトするという。

収入がなければ寿司も食えないし、そもそも悠長に寿司を食ってる場合ではないかもしれないが、どうするのかな、と考えるのが不謹慎ながら妙にたのしいのであった。

もしも今、全てを失ったらどうするか

もちろん、そんな最悪の状況を望んではいない。そうならないと思っているし、今すぐ何もかもを捨ててしまいたいと願っているわけでもないけれど、この状況。どうなっても不思議はないなという感じ。具体的な話、つまりは今受け持っている案件の打切りについても漏れ伝わってきている。一応考えた方がいいなと、風呂の中で想像してみる。

40代独身女性の生き方、失うモノがない人生。

串打ちは以前から興味のある分野ではあるが、いかんせん未経験分野なので手をあげたところで採用には至らないかもしれぬ。となれば、どうやって寿司代を稼ぐか。幸い今日明日すぐに生活が立ち行かなくなるような綱渡りはしていないが、友人と酒を酌み交わす程度の心と財布の余裕は必要だ。さあ、何をする。何ができる。そう考えていると、なんにも出来やしないくせに、目の前に無数の選択肢があるような気がしてくるからおそろしい。あの日あの時選ばなかったあの道を、図らずともここへきて追体験できるかもしれない、という訳の分からない期待感。

結果、どうにかなるし、どうにかするしかあるまいという考えしか出てこない。現状はかなり厳しいのだから、もっと不安になってもよさそうなものなのに。違う意味で不安にならなくもない。脳の構造とか。

空想を繰り広げた風呂から出てなんとなく勢いづいて、ずっと後回しにしていたOSのアップデートに着手。前回MacBookが故障した時に数年前の状態に戻し復元したのをそのままにしていたのだ。トラブルなく無事に完了したはいいが、文字入力での変換タイミング?が変わっており、意図せぬところで勝手にガンガン変換されていくので、ものすごく使いづらい。慣れるか、慣れるのかこれ。

ミニマリストの持たない暮らし

 




関連記事

春にして、君を想う。

奥さん、4月です。私はこの春から一念発起して、ザンジバルで手打ちそばの店を始めることにしま

記事を読む

マスクは苦しいからつけたくない。

ドライでアーバンな大人同士のお付き合いなので、普段は実家に電話の1本入れることがない。便りがない

記事を読む

枝垂れ桜

これが最後の仕事になると思います。

早朝いつものカフェに行くと、さすがに営業時間短縮とのことで、閉まっていた。 仕方ないので別の店で作

記事を読む

代わり映えのしない毎日が、永遠に続く恐ろしさ。

大晦日から新年をまたぐことができなくて、主人公が同じ1年を何回も繰り返すドラマ。 あれ

記事を読む

ハゲをハゲと罵っても構わないというロジック。

次は、高輪ゲートウェイ。高輪ゲートウェイでございます。 アナウンスで新駅が開業していた

記事を読む

こういう時、年寄りは家から一歩も出ちゃだめなんですよ。

私の友達の職場が、とか、友人の旦那さんが、とか、それなりに近いところから具体的は話が聞こえて

記事を読む

職場の人間関係に悩み、孤独力を促進。

職場の悩みの多くは、人間関係にあると聞く。 仕事そのものがつらいとかつまらないとか、自

記事を読む

爆笑で目覚める朝の愉快。

爆笑して目が覚めた。こんなに大きな声を出して笑ったのはいつぶりだろうか。というくらい、笑

記事を読む

同郷のべっぴんさんとカウンターで。

仕事帰り。 一駅手前で降りて刺身の旨い店で熱燗をやるか、そこからさらに歩いて久しぶりに

記事を読む

「ついてない日」の言い分。

早朝JRの駅に着くと改札前に「全線運転見合わせ」のお知らせが貼られている。時間にはかなり余

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

腰痛改善に向けて始めたこと2つ。

今年こそは腰痛改善に取り組むぞ!と宣言して早1ヶ月が経過。や

ご近所感覚の酒場を求めて。韓国ソウル一人旅で食べたもの・その2

韓国・ソウル食記録の続きです。1人で飲むなら、定食で。韓国・

やりたいことリスト’24「ちゃかし倒してゲームする」

毎年恒例の儀式・その2「やりたいことリスト」のお時間がやって

2023年、買ってよかったものベスト3。

1年間の買い物を振り返る恒例行事、今年もいってみましょう。

あの世にものは、持っていけないから。

銀座で酒を飲みながら、友人の現役引退後、つまり、定年退職後の

→もっと見る

PAGE TOP ↑