組み立てひとりでできるもん。引っ越し散財日記その1。
公開日:
:
ミニマルライフ

今回の引っ越しを機に、無駄なもの、気に入らないものは徹底的に排除しようと決意していました。
大人の一人暮らし、住まいとお金。
もともと持ち物が少ないので「無駄なもの」はさほど持っていないのだけれど「特に気に入ってはいないがなんとなく使い続けているもの」はそれなりにある。あと「すでにボロボロだけど買い替えのタイミングを見失ったもの」とかね。
久しぶりの引っ越し。生活を一新する大きなチャンス。
そこで私は自分に許可を出したのです。
2023年7月末までは、財布や予算を一切気にせず、好きなものを買うがよい、と。
買いまくってもいい1ヶ月
いやあ、買った。買ったねえ。
普段は食料品や調味料を地域の底値で買うようなつつましさなのに、何も考えずに必要なものを買いまくるという異様な1ヶ月でした。来月のカードの支払額みてびっくりしたもんね。
などと豪快さんのフリをしてみましたが、実は大したことありません。高級品やブランドにさほど価値を見出さない私のこと。欲しいもの、必要なものの値段なんて、たかが知れています。
ただ、数が多かった(当社比)。塵も積もれば山となるとは、まさにこのことですね。転居から数日間は毎日何かしらの荷物が届く有様だったので、配達員のおねえさんとすっかり顔見知りになってしまったほどです。
さて、今回は家具類をいくつか購入。大きなものはリビング用のソファ、ワークデスク用のスツール、そしてベッドの3点です。
組み立てひとりでできるもん

ソファとスツールはほぼそのまま使える状態で届いたのだけれど、ベッドは組み立て式。しかも人生初のすのこベッドをチョイスしたものですから、まあパーツの多いこと多いこと。説明書を読むという行為をほぼしない自分がこんな大作に取り掛かって果たして大丈夫なのだろうか?と、大小の板を広げてさすがに不安になりました。
この手の作業はマニュアル通りに進めればよい。自身の創意工夫など立ち入る隙はないのだ。そう強く自分に言い聞かせ、着実にハメたり打ったり繋げたりしていく。途中でブツをひっくり返す場面では腰の具合が少々心配にはなりましたが、マットレスをのせていない状態の木枠などそう手強い存在ではない。幾度かのミス(パーツの天地間違うなど)を重ねつつも、およそ1時間弱で立派なすのこベッドを完成させることができました。

そもそも家具類買わないし、家具付き住宅に住んでいた時期も長かったので、100年ぶりにやった感がある家具組み立て。…結構好きかもしれない。心静かに板やねじと向き合った夏の静かなひとときは、案外よい時間でありました。
当初は以前から使っていた足つきマットレスを検討していたのだけれど、マットレスの硬さや手入れのしにくさ、廃棄の手間などを考慮して、初めてのすのこベッド導入に至りました。
折りたたみ式かつ重量軽めのマットレスを設置すれば、頻繁に干すことができ衛生的、ではないでしょうか。多分。
今のところマットレスの硬さもなかなかいい感じ。すっかり気に入っております。いやあ、お値段以上だったわ。ちなみに寝室にはベッドしか置かないので、30cmだけ贅沢(?)して、セミダブルにしちゃったもんね。
関連記事
-
-
今日捨てたもの 誰にでも似合うメガネとトレンド。
By: Billie Grace Ward[/caption] ファッションアイテムの中でも
-
-
タイニーハウスはいらないけれど。スマートサイジング 価値あるものを探す人生
「タイニーハウス」を知っていますか? タイニーハウスとは、その名の通り「小さな家」のこと。
-
-
書店にいる、迷惑な客ですらない客。
大きな荷物をがっさり処分して以降、特にこだわりのないものに関しては電子書籍で読む派になりまし
-
-
ブログ更新は人生の貴重な時間の無駄使い。
By: scott feldstein[/caption] 習慣で毎日ブログを書いています。
-
-
散らかすのが得意な人間が散らかさないために。
年始に作成した今年やることリストに、「ものを減らす」という項目があり、久しぶりに大掛かりな改
-
-
70代ミニマリスト主婦の年明け ’17。
今年もお正月は両親宅にて過ごしました。 毎回の帰省イベントを少々の緊張とともに迎えるの
-
-
田舎暮らしを検討したけど断念した理由。
根っから都会っ子の私は生まれてこの方都市部にしか住んだことがありません。 生まれも育ち
-
-
優柔不断な女の片付け。
「crispyさんの顔を見るの、すごく久しぶりな気がします!」 今まで話したことのない運送会社
-
-
身軽な旅行。靴は何足、何をどう選ぶのか。
旅の靴問題に関してひとつの答えが出ました。 関連 最小限の旅ファッション、問題はいつだ
-
-
夏はギョサン1足でまかなえる気がしている。
先日下着を入れている引き出しをあけてみたら、いつのまにか靴下が一足だけになっていました。
- PREV
- 我々はなぜ小さき存在を恐れるのか。
- NEXT
- 引っ越しで変化したお金の使い方。