金属音が響き渡る靴、ヒールのかかとは早めに直したほうがいい。
モノは少ないけれど物持ちはいい私。
気に入ったものは長く使いたいので、不具合が生じた場合ではできる限り「お直し」します。
今まで最も「お直し」費用がかかっているものといえばダントツでこれ。
参考 ミニマリスト女性の秋ファッション(5)最期通告を受けたロングブーツ。
まあ15年選手ですからね。
いつ「その時」が訪れるかという状態ではありますが、この冬も頑張って活躍してくれています。
手入れをせずにダメにした靴は数知れず
洋服も鞄もアクセサリーも、ファッションアイテムはなんでも大好きなのですが、一番最初に目覚めたのは靴でした。
あれは確か19歳(!)の頃。ちょっと頑張って購入したサイドゴアブーツのシルエットの美しさに、それまで履いていた靴はなんだったんだろう、靴ってきちんとしたものを履けば着ているものも素敵に見せてくれる!と感激したものでした。今考えればさほど高価なものでも特別なものでもなかったのですが、なんだかその靴のことは鮮明に覚えています。
その後大人になるにつれどんどん「いい靴」に目がいくようになりました。
安くてもいいデザインの洋服ならたくさんあるし「高いもの=いいもの」では決してないけれど、靴だけは素敵!と思ったものは総じて高いのはなぜでしょう。
「大事に履けば長持ちするよね!」
と結構な金額を靴に費やしましたが、残念ながらがさつでずぼらな私は「大事に手入れする」ということができず。多くの靴をダメにしてきました…。バカバカ。
ズボラでも、減ったかかとには気をつける
そんな風に大事なモノの手入れでさえもうまくできないズボラな私でしたが、昔から変わらず絶対に嫌なことがあります。
それは
「ヒールの修理をしないまま歩くこと」。
女性ならわかると思うのですが、かかとのゴムが擦り減ってきたら中の金属が出てきて歩くとカンカンと響き渡るような音がしますよね。
あれ、すごく嫌なんです。
なぜと言われるとうまく説明できないのですが、まずもって歩きにくいし、どんどんヒールの本体(?)部分が減っていってしまうのも不安。そしてなんだかすごくだらしないと感じてしまうのです。
デニムのダメージ加工やビンテージ風のシャツのほつれなどとは違って、かかとを修理していないヒールはおしゃれになり得ない。あの音を響かせて歩くことのデメリットはあってもメリットは一切ないと思うのですが、どうでしょう。
出先でうっかりそんな状態になったら仕方ないけれど、時間を見てすぐに修理に出します。大掛かりな「お直し」は時間がかかってしまうけど、ヒールのリフト交換ならほんの数分で仕上げてもらえるしね。
最近は10cmヒールを履く機会もめっきり減ってしまったけど、年末大掃除はしない私でも、年末靴チェックはしておこうと思います。
今持っている靴は既に「厳選アイテム」。冒頭のブーツと同じく、できるだけ長く活躍してもらいたいもんね。
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