考え方がコロコロ変わる迷惑な人。
長らくブログを続けていると、過去の記事にもコメントをいただくことがあります。先日も2014年に書いた記事への質問を頂戴しました。
ありがたいことですね。
2014年。なんだか遠い昔のことのように感じるのは私だけでしょうか。
考え方がコロコロ変わる迷惑な人
ご質問内容は
だいぶ前になりますが、この時書かれていた記事、今現在、変化や考え直したことはありますか?
というもの。
個人ブログでの戯言とはいえ、一度世に放ってしまった言葉は発信者の揺るぎない意見であると認識されがちなインターネット社会。5年近くの歳月が流れれば、生き方も考え方も変わる可能性はあるよね。という前提での質問に思えて、勝手にやさしさを感じてしまいました。
これを機に改めて読み直してみたところ、まだブログを書き慣れておらず、芸風が定まってないなあとは思うものの、根本的な考え方は驚くほどに変わっていませんでした。
変化も成長もナシ、か。そう考えるとやや物悲しいですが、「身軽でいたい」は私にとって結構重要なファクターなのだなと改めて思った次第。
でも、全部が全部変わらないわけじゃないし、変わっちゃいけないとも思わない。考え方がコロコロ変わるのは迷惑とされるケースが多く、特に社内での
「上司の言うことがコロコロ変わって振り回されるのが迷惑だ」
という若手社員の嘆きはもはやデフォルト設定となっていますが、それはそれとして、人間の考え方や気分なんてカジュアルに変わるし、それで構わないと思っています。
不自由を受け入れてこそ、得られる幸せ
最近になって守るべきものができた友人は、今まで感じたことのなかった自分の弱さに気付かされたという。
仕事中や外出中も猫のことが心配で常にお留守番カメラ映像をスマホでチェックしているし、猫がいなくなる系の創作物を見ると、いずれやってくるその日を想像して確実に泣いてしまうそうな。
別の友人はスタイリストという仕事柄、洋服やものに愛着がありすぎて捨てることができないらしい。単純にものが増えて困るし、執着しているみたいでイヤだというけれど、全方位に薄情な私から見ればそれもなんとなく、愛。
あんたも犬飼えば?好きなんでしょ?と言われるけれど、自由至上主義の私にはまだその覚悟がない。
自分じゃ何もできない小さな家族のせいで気軽に家を空けられなくなったり、ものが増えすぎて部屋が狭くなったり。そんな「不自由を受け入れてこそ得られる幸せ」がこの世にあることも私は知っているけれど、冒頭の記事を書いてから5年が経過しようとしている今でも、やはり身軽さ重視で生きているのです。
この考えが永遠に変わらないかどうかなんて、今でも全然わからないけれど。
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Comment
そう、インターネットに残っている、すごーく古い発言を見つけてきて「言ってることが違う。ダブルスタンダードだー!」なんて避難しているのを見かけたりすると、そりゃないよねえ、と思います。crispy-lifeさんが今回書かれた例もそうだと思いますが、基幹となるところは案外変わらないかもしれませんね。でも、それ以外の部分は変わるのがふつうかな~と。時間の流れや環境の変化とかに逆らって、頑なに変わるまいとするほうが、むしろヤバい気もしたり(しなかったり)。
ていうか、古い友達には過去の痛発言を握られているので頭があがりません。もうあんなこと言わないから勘弁してくれ~という気持ちがほとばしり出て、コメントしてみました。
ところで、インターネット上の記事って掲載日時が分からないものがわりと多くて、その辺、なんとかならないものかしらと思うことがあるんですよね。相反する内容の記事、どっちが新説なんだろう?と困ること多し。その点、ブログはいいですね!日付ばっちり。
memeさん
>古い友達には過去の痛発言を握られているので頭があがりません。
!!
私、ブログ読者さんに思いっきり痛発言握られてる…! 今はまだかろうじて覚えてますが、この先も書き続けたらおそらく初期の記事内容は忘れていくだろうし、ああ恥ずかしい。
いや、大丈夫。考え方コロコロ変わりますって公言しちゃったもんね(開き直り)
×避難⇒◎非難(すみません)