男性ドン引き、大人女性のNGファッション。

公開日: : 最終更新日:2018/02/06 ファッション, ミニマルライフ

snow

暖かいは正義ですな。

関連 もう、おしゃれを諦める。

おしゃれを諦めて、暖をとることに専念すると高らかに宣言してから数日。

早くも新たな防寒アイテムを無事入手いたしました。



モッズコートが暖かくうれしい

new_coat

毎日が寒すぎる。散々着倒している手持ちの薄手ダウンよりも、もっと頼りになるアウターが欲しい。

そんな強い思いが天に届いたのでしょうか。ふらりと立ち寄った近所の店で、ボアライナーつきのモッズコートが目に入り、試着。生地自体は薄く頼りなげなものの、ライナーが腹と背中をふんわりと包み込む。フードと袖はフェイクファーになっており、寒い夜などは頭からフードをすっぽりかぶれば万事解決、ではないでしょうか。

欲しいものが突然目の前に差し出されたとはいえ、それなりにクローゼットのスペースを取るであろうこのアイテム。セール品だからと即断即決はいかがなものか、ここは暫く寝かせて熱き思いをさらに醸造させてみては。とかなんとか考えつつ、結局翌日には買い求めました。

このコート、1枚で十分暖かいです。厚手の大判ストールをぐるぐる巻きにする必要すらありません。ライナーを外せば秋口にも使えそうだし、真冬に着用するにはやや心許ない別のコートにボアライナーを使う、なんてこともできるかもしれない。

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満足です。

自分さえよければそれでいい人

Dr.マーチンサイドゴア

さて、週末はスキニーパンツにドルマンスリーブのニット、足元はサイドゴアブーツというラフな出で立ちに早速このモッズコートを羽織り、いそいそと昼飲みに出かけました。

新たな防寒アイテムはあくまで普段着仕様。フォーマルなお出かけにはおよそふさわしくない代物ではありますが、今回の集会はご近所だったし、いつもの昼酒友達とだし、寒いし、こんな感じで失礼しますよってことで。

当初の予定ではおしゃれビストロなぞで飲むつもりがまさかの満席。結局毎度おなじみ大箱食堂の座敷に陣取り、まぐろぶつやらおしんこやらをつまみに生ビールを景気良く喉に流し込んでいると、2杯目のハイボールを飲み終えた友人に

「あなたは自分がよければそれでいいと思っている。その考え方は決して一般的ではないのだと認識しておいたほうがいい」

と忠告を受けました。おっしゃる通りです。

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「周りに左右されないのはあなたの強みではあるけれど、世の中にはね、自分のやりたいことや言いたいことを我慢してでも周りと調和したい、好かれたい、素敵に見られたいと願う人もいるし、むしろそういう考え方のほうが一般的なんだから」

「わかっておりますよ、最近はそこそこ自覚しておりますよ」

幾分冷え過ぎの状態にて提供されたワインを傾けながら、そう答える。

グラスワインをバンバン飲むんだったらボトルでオーダーすりゃよかった、このグラスだと何杯取りだったんだろう。などとメニューを眺めてセコイ計算をしながら、友の鋭い指摘にありがたく耳を傾ける。おまえは人が真面目な話をしている最中になぜ金勘定をしているのだという感じですが、いやいや、ちゃんと聞いてますとも。

男性がドン引きする、大人女性のNGファッション

話をコートに戻して。

私は自分の好きなものを好きに着るのが好きだし、今はおしゃれ云々よりもとにかく暖かさが欲しいとハッキリわかっていたので、今回はサクッといい買い物ができました。

昔と比べると物を新たに購入する頻度が落ちているので、その分「買い物勘」のようなものが低下しているのではないかと危惧したけれど、ターゲットが明確であれば、そう心配はないのかも。

関連 おしゃれコンプレックス 楽しくて難しい買い物の話。

服に限った話ではない。欲しいものが、わかっている。これ、結構大事。

求めているものは、好きなものなのか、似合うものなのか、それとも「らしい」ものなのか。全てをクリアしているのが理想的だけれど、そうでないのなら優先準備をつけた上で選択する必要があるわけで。

このコートは暖かいしデザインも気に入っているけれど、40代でモッズコートなんて着てたらイタい奴って思われそうだし、大人の女性らしい装いとは言えないし、ほら、『こんなコーデはNG!男性がドン引きする大人女性のファッション』っていう特集記事で

「やっぱり40代の女性はカジュアルなコーデよりも年相応に落ち着いたシンプルなファッションをすべきですよね。巻き髪とかつけまつげなんてのもちょっとどうかなあ…(38歳/公務員)」

って書いてあったし、多少暖かさは劣ってもこっちのウールのロングコートにしておいたほうがいいかも?

とかあれこれ考えて最重要項目であったはずの暖かさを手放してしまったのではなんのための防寒対策買い物計画か。

関連 40代の痛いファッション。

まあ私は38歳公務員の好みを慮る能力などそもそもないわけですが。何しろ、自分がよければそれでいいマイペース人間なもので。

好きなもの、似合うもの、らしいもの

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欲しいものはどういうものか(ex.とにかく、暖かいコート)が具体的にわかっていれば、優柔不断な性格を持ってしても、買い物はそこそこ簡単。

好きなものより似合うものが着たいならば、プロに頼るという選択肢がある。

関連 「今の自分」に似合う服 パーソナルスタイリストの視点とは。

周りからどう見られるかを意識しつつ40代の大人らしさを追求するならば、好きなテイストのファッション誌や同世代タレントのコーデを真似ればいい。

関連 1週間着まわしページ担当スタイリストがいちばん大切にしていること。

40代はどこで服を買えば、何を着ればいいのか問題。目指すスタイルによって、アプローチは大きく変わってきますね。

関連 40代はどこで服を買えばいいのか問題。

しかしいずれにせよ、見知らぬ38歳公務員のありがたきご意見を殊更重視する意味はあるのだろうか、と考える。

パートナーの好みに合わせる、なんてのは良好な家庭生活のためにそれなりに大切な考え方だろうけれど、どこの誰かもわからない、そもそも実在の人物かどうかすら怪しい38歳公務員の好みのファッションを体現する行為は一体何目的で行われるのだろうかという素朴な疑問は残るのです。

ミニマリストの持たない暮らし

「自分を棚に上げて好き勝手ぬかしてるこの『38歳/公務員』って、もしかしたら高橋一生みたいなタイプだったらどうしよう」

などという突拍子もない妄想で俄然好ましい気分になり、胸が高鳴り仕事は捗り飯も酒も旨い。というカラクリであるのならば、それなりに意味のあるプレイなのかもしれない。

 




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Comment

  1. kyoko より:

    おっ、いい出合いがあって良かったですね!
    反面、ふらりと立ち寄った近所の店で…もうもう嫉妬羨望の眼差しです~カイロ貼って凌いでる場合じゃあないデスネー

    さて、年齢を重ねて益々強く思うことのひとつが、自分の好きな服を着ることの大切さです。
    年相応ってなんでしょうねーそんな常識っぽい言葉に縛られたりせず、仮にイタイと思われたとしても、そんなのは放って置けばいいのです。
    それが叶わない環境の方もいるのですから、ぎゅっと大事に服を纏いましょう。

    • crispy-life より:

      kyokoさん

      はい、出会ってしまいました!以降毎日もっふもふで愛用しております。

      40歳を過ぎた頃、これから私は一体何を着れば、どういう方向へ行けば、、、などと若干迷いましたが、結果として好きな物を好きなように着るのが一番落ち着くという結論に達しました。また50代、60代になったら悩むこともあるでしょうが、そんな些細なことで悩める日常がありがたいと感じる次第です。

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