つらい巻き爪、足底の角質化が改善する簡単な方法。

公開日: : 最終更新日:2016/10/12 ファッション, 健康と美容

ヒールのある靴が好きで、長年7cm~10cmのヒールを愛用してきました。

こういう靴は履き始めるとそのシルエットに自分が慣れてしまうので、ヒールのない靴を履いたらなんとなくバランスが悪くなったように思えてしまうのが困りもの。
「毎日そんな靴ばっかり履いてると腰悪くなるよ!」
などと、よく周りに心配されたものです。

幸か不幸か、現在では毎日履くことは叶わなくなりましたが。

参考 靴と鞄に求めるものが変わってきたのを実感する40代。

温かい国で暮らした数年間、日常生活はほぼサンダルかスニーカーでした。
そう、何十年かぶりに先の細いヒールとは無縁の毎日。
するとどうでしょう、人間の体は正直なもので、あっという間に変化がありました。

足の裏が柔らかくなった

足の腹というか、ひらというか、ヒールを履いた時に重心がかかる部分が常に角質化して硬くなっていた私。たまに角質ケアグッズなどを使って処理するものの、根本的には改善されるわけではないので

「大人の足は硬いものなんだ」

と半ば諦めていました。

が、ヒールと無縁の生活を送るうちにカチカチだった足の裏はすっかり柔らかく。特にケアをしたわけでもなく、ただ毎日履く靴が変わっただけで、です。
はっきりいつから変化があったとは覚えていないのですが、要した期間はほんの数ヶ月。習慣の違いでこんなに早く変化が見えるのか、と驚いた記憶があります。

 

酷い巻き爪が治った

もうひとつ、先の細い靴を好む私を悩ませたのが「巻き爪」。
最初に症状が出たのは20代の頃だったでしょうか。足の親指が痛いなあと思いながら何が原因かわからず放置していたのですが、ある日家族から

「なにその爪、すごく小さくなってるよ!」

と指摘され、初めて自分が巻き爪になっていることを知ったのでした。
都合の悪いことに、私の爪は平常時には簡単に切れない程の頑丈さ。お風呂上りに水分を含んで柔らかくなった時じゃないと爪きりに苦労するという無意味に健康すぎる爪なのです。

そんな頑丈な爪が皮膚に食い込む痛さといったら!うぅ。

私の巻き爪は冬になる度に特に酷くなっていました。
それもそのはず、巻き爪を助長させる引き締め効果のある厚めのタイツ+先の細いヒールのブーツという組み合わせが冬の定番スタイルだったのです。

が、病院に行くという頭はなく、どうやってケアすればいいのかも皆目わからなかったので、爪と皮膚の間に丸めたティッシュを詰めて痛みを和らげるという超間に合わせかつ手抜きな処置を施していました。

今は自宅で巻き爪の治療ができるケアグッズや

参考 自分で自由に爪の形が変えられる(巻き爪ロボ)

いつでも好きな時間に、自分で巻き爪を治すことができます。装着は、フックを爪の両側に掛けて、ツマミを締めるだけ。矯正も、ゆっくりとツマミを締めていくだけです。慣れればわずか数十秒。

巻き爪の痛みを軽減させるアイテムなど

形状記憶金属で巻き爪を戻して痛みを和らげる。
手軽に装着でき、世界初の超弾性形状記憶合金採用、爪の高度の変形にも対応可能な巻き爪クリップ。巻き爪の対策におすすめ。

いろいろ出ていますね。

こういうの、当時知っていたら確実に使っていたなあ。ティッシュ詰めるより絶対楽になるもん。
いや、当時はそもそもこんな商品がなかったか。

時間はかかるけれど簡単な巻き爪改善法

が、キツいタイツとヒールのコンボを脱したことで、辛い巻き爪もすっかり治ってしまいました。今ではその面影も前兆も見えず。

時間は少々かかったものの、手間なく、特別なケアもせず、たった数百円のサンダルを履き続けただけで、長年の悩みが解消してしまったのです。

参考 ミニマリストの夏はギョサン1足でまかなえる気がしている。

なんとなく、拍子抜けですね。

思えば長い間、私は自分の足を抑圧し続けてきました。
それはおしゃれのためであり、自己表現のためであり、自己満足を得るためだったのだけど、なんだか今となっては申し訳ないことをしたような気も。
自由を奪い、無理を強い続ける横暴な私に虐げられるかわいそうな足。角質化や巻き爪という形で「逆襲」されても仕方なかったのかもしれません。

ごめんなさい。
これからは、もう少し自分の足を労わろうと思っています。

もしも同じ症状に悩んでいる人がいたら、ケアをしつつも「足を開放する」ことを全力でおすすめします。足の角質化はともかく、巻き爪は原因がさまざなので一概には言えませんが、女性の場合は私のように足を締め付けすぎて悪化しているケースが少なくないようです。

もちろん今の時期にビーサンを履くわけには行きませんが、ヒールやタイツを使う頻度を意識的に減らすだけでも効果は見えるはずですよ。

 




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