家飲みあるある。湘南いそいそ家飲み日記。
そうそう、こういうことやっちゃうよね!というあるあるが満載過ぎて首もげそうなくらい縦に振りました。
「朝起きた時から、今夜の一杯のための準備が始まる」。そう断言する影山直美さんが、晩酌を美味しくする工夫あの手この手をご紹介! 鎌倉・湘南エリアの旬の食材やおいしいお店情報もたっぷり登場します。
可愛いらしい柴犬との生活を綴ったコミックエッセイが人気のイラストレーター影山直美さんの「湘南 いそいそ家飲み日記 」。
お住まいが湘南とのことで、新鮮な海の幸や湘南らしい野菜を使った晩酌の様子が羨ましくも楽しい読み物です。
家飲み好きならぜったいやっちゃうあれこれ
仕事の合間をぬって1日がかりでふきの下ごしらえをしたり、イカを調理するために光の速さで仕事を片付けたり、市場で生しらすを発見してしまったばっかりに売り場で晩酌献立を組み立てなおす算段を真剣にしたり、鮮魚売り場を「ウィンドーショッピング」したり、家晩酌愛好家としては共感できる内容満載で笑えました。
いやあ、酒飲みってみんなこうですよね。
影山さん、基本的には日本酒&ワイン党のようですが、高級な銘柄を調達することもあれば普段はパック酒も楽しむなど、飾らない食卓にも共感できました。
しかしこのご家庭、なんとも理想的ですよね。
夫婦2人に柴犬2匹の4人家族。毎年のお花見は犬と一緒に出かけて記念撮影をし、桜に全く興味を示さない犬の表情を大画面で確認しながら酒を呑むまでがワンセット、なんてなんとも幸福な家族像ではないですか。
こういうの読むと、一緒に晩酌できる家族がいるというのは羨ましいなあと思います。
さて、この本を見るまで影山直美さんという方を存じ上げなかったのですが気になってサイトを見てみると、長老犬のゴンは本が出た頃に亡くなっていたのですね…。
亡くなる寸前に相棒犬テツがゴンに寄り添っている写真がとても印象的でした。こんな素敵な家庭で暮らしていたら、犬たちにとってもさぞかし楽しい犬生なことでしょう。
酒好き、肴好き、晩酌好き、そして犬好きにもおススメのコミックエッセイです。
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