たらとじゃがいもの白ワイン煮、キャロットラペ。
毎度同じ話ばかりして恐縮ですが、倶楽部方式愛好家なのです。
関連 一番好きな倶楽部方式。
グラスを傍に置いて、ササッと切った材料を適当に鍋に放り込み、手元のワインを注ぎ入れ、煮込む。
鼻歌を歌っていてもいい塩梅に出来上がるこの料理などは、倶楽部方式にもってこいの一品ではなかろうか、と思うのです。
たらとじゃがいもの白ワイン煮、キャロットラペで晩酌
- キャロットラペ
- たらとじゃがいもの白ワイン煮
キャロットラペ
ピーラーで薄く切ったにんじんと荒く刻んだアーモンドを塩と酢で和えたもの。あえてオイル類は加えず、油分はアーモンドのそれで賄います。現在はおつまみ用に小分けの素焼きナッツを常備しております。
こんな風に料理にちょこっとだけ使いたい、なんて時にも使えて便利。
たらとじゃがいもの白ワイン煮
オリーブオイルを引いた鍋で薄切りの玉ねぎと潰したにんにくを炒めます。しんなりしたところに輪切りにしたじゃがいもを加えざっと炒め合わせ、ローリエと唐辛子、粒胡椒を入れ、水と白ワインを注いで蓋をして煮ます。途中一口大に切ったたらを投入、火が通ったら塩で味を整えて完成。
今回は塩鱈を使ったので加えた塩はごく少量。生鱈なら下味をつけてから煮た方がよいかと。見た目真っ白で地味な煮込み料理ですが、意外にワインが進んでしまう危険味なのでご注意を。もう1杯、あと1杯、とかちびちびやってたら、最終的に結構飲んでしまいました。怖い怖い。旨い旨い。
関連 ワインを飲む日のおつまみ
軽めの煮込み、いいじゃないか。
煮込み料理というと綿密に下ごしらえをして長時間コトコトと煮るシチュー的なものを想像するけれど、そしてそれはまた格別なごちそうではあるけれど、今日のようなちゃっちゃとできる煮込みのありがたさよ。複雑な調理も味付けも不要ゆえに、飲みながら準備しても失敗する危険もない。
もちろん泥酔した状態で作り始め、鍋を火にかけたまま寝る、などという失態は酒飲みとして絶対に犯してはならないので、作るなら座るな、座るなら作るな、袖をまくって立って飲め、を教訓に倶楽部方式を楽しみたいものです。
その点、これくらい簡単な煮込みなら座っている暇もないくらい短時間で出来上がるので安心ですね。
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