にんじんしりしり、豆苗の煮浸し献立。
麗しき粕汁週間。
粕汁さえあれば満足に飲めることが確実なので、毎度副菜が頼りなげになりますね。というか、粕汁初日となんら代わり映えしませんね。
ならばいっそのこと粕汁と燗酒のみというシンプルな晩酌にしたほうがいいのではないか。それこそが酒飲みというものではないか。と思います。
でも、しません。なぜなら、ちまちまおつまみ食いだからです。
にんじんしりしり、豆苗の煮浸し献立
- 白菜漬け
- 粕汁
- 豆苗の煮浸し
- にんじんしりしり
白菜漬け
粕汁と同じく、しばらく続くであろう白菜漬け。冬眠中のぬか床のご機嫌が気になるものの、こう寒くちゃ気分的にかき混ぜる気が起こらないのです。ぬか床、元気だろうか。
粕汁
粕汁2日目。本日は汁ものの立ち位置に据えましたが、心の中では絶対的センターです。
豆苗の煮浸し
塩としょうゆで薄く味付けした鰹出汁で豆苗をさっと煮たもの。なかなか葉物に手が出ない今、豆苗の可愛らしさがありがたく胸に沁みます。
にんじんしりしり
ピーラーで薄く切ったにんじんとツナをフライパンで炒め、しんなりしたところで溶き卵を投入。軽くかき混ぜて蓋をし、弱火で蒸します。卵が固まったら薄切りのネギを加え、塩、胡椒、酒で調味してざっと混ぜれば完成。
にんじんと豆苗のおかげで色合いだけは立派に揃った晩酌献立。完全に粕汁に頼りきっていますね。
豆苗で思い出しました。リストに書くの忘れてたけど、今年やりたいこと、まだあったんだ。
それは、豆を食べること。
なんじゃそれって感じですが、豆腐に厚揚げ油揚げ、納豆などの大豆製品が大好きで毎日のように食べているというのに、豆自体を調理したことがほとんどないのです。なんでだろう。手間がかかるからだろうか。意識して避けて通ってきた訳でもないのだけれど、なぜか豆を煮る機会に恵まれずここまできました。多分、豆で酒を飲むという発想がなかったからなんだろうけど、煮込み料理とかフムスあたりでワインとかならいけそうな気も。
豆。
豆をどうにかできるようになったらまた新しい世界が広がるんじゃないだろうか。というなんだかよくわからないほのかな憧れについて、豆苗の「豆」の字を見てふと思い出した次第。
なんて言いつつもまた忘れそうだから、リストに書き出しておきますかね。「豆」って。
関連記事
-
-
鶏もも肉のソース焼き、ゆでとうきびで晩酌。
友人の夏の好物はとうもろこしで、私の夏の好物はオクラ。ある夏、 「今季はもう◯本食べた
-
-
真昼間から酒を飲んで愚痴を言う。
時短要請も終了し、いよいよ普通の生活が戻ってきたような気がしています。 生活、というか、飲酒
-
-
一人で酒を飲むならば 一人飲みの店選び ’18SS。
久しぶりに昼から泡をざぶざぶ飲もうよ。この季節、やっぱりテラス席がいいよねえ。 友人か
-
-
照り焼きごぼうハンバーグ、水菜の煮びたし献立。
誰しも一生に一度ぐらいはハンバーグに情熱を傾ける時期があるのではないでしょうか。 私も
-
-
白菜あんかけ豆腐、れんこん黒酢炒め献立。
寒い日にはあったかい汁ものが定番ではありますが、とろみもまた捨てがたい。 熱々のとろみ
-
-
砂肝の酒炒り、小松菜の塩昆布白和え献立。
本日のメインは、砂肝。 いつもは塩味で炒めたり、ポン酢漬けにして食べることが多い食材
-
-
ゴーヤと卵の炒め物、キャベツの煮浸し。
9月ですね、秋ですね。 といいつつマイペースに夏野菜を食べ続ける次第です。 もう
-
-
バーニャカウダとワインで一人晩酌。
今日は珍しくランチにへヴィーかつジャンキーなものを食べてしまった。 おかげで少々胃が重
-
-
まぐろの尾の身ステーキ、白菜のサラダ献立。
焼いてステーキと銘打てばなんでもご馳走。野菜も豆腐も漬ものも、ステーキになれば一気にゴージャスな
-
-
秋鮭と白菜のしょうが蒸し、にら奴で家飲み。
先日のタルタルソース添えに使った残りの秋鮭は毎度おなじみの酒蒸しに。 夏の終わりにして
- PREV
- 大人になってから、友達はできますか。
- NEXT
- 極寒が続く日々。春が来たらば、本気出す。
Comment
お豆ね、大豆のドライパック使います。
手抜きなのは承知の上で。
そのままでもホクホク食べられます。
ひじきもあります。
最近使ってないです。煮物。
leiさん
私、ドライパックもあんまり使ったことなくて、豆レパートリーが皆無なのです。嫌いな訳じゃない、むしろ好きなので手出ししてみたいなあと。一から煮るのはやはり手間なんですかね。