家飲み献立 11/21 VIRONのレトロドールにヴァッケビアンケで赤白ワイン。

公開日: : 最終更新日:2015/12/17 シェアハウスで料理, 家飯, 食べること ,

141121d2

ボジョレーとは無関係にワインを飲もうと決めた金曜日。
東京駅近くにいたので、前から試してみたかったVIRON(ヴィロン)にバケットを買いに行きました。

最近すっかりシンプルなバケットにはまっている私。
日本一との呼び声も高いVIRONのレトロドールを一度は試さねばと思っていたものの、渋谷は苦手なのでなかなか出向くことがなく…が、丸の内にも店舗があったことを先日山手線から外を眺めていて初めて知ったのでした。遅っ。

所狭しと並ぶ魅力的な他のパンたちには目もくれず、レトロドール一択。我ながら潔いです。とはいえ、1本は多いかな、と思ったので購入したのは1/2本ですが。ショーケースに記載はないけれど、お願いすれば半分に切ってもらえます。

本日はこのバケットをワインと楽しむのが目的だから、あとはチーズとスープでいいかなと思っていたのに、夕方すごくお腹が空いてしまい結局あれこれ盛ってしまいました。
軽いものばっかりだけど。

 

今夜の家飲みメニュー

141121d4

  • 野菜とベーコンのスープ
  • 焼き野菜
  • 白葱のマリネ
  • アンチョビ豆腐
  • ボイルドレバー
  • チーズ
  • バケット

野菜とベーコンのスープ

みじん切りのにんにく、しょうがとベーコンをオリーブオイルで炒めて玉ねぎと干しキャベツも投入。油が回ったら水とローリエを入れて煮込みます。野菜からしっかり出汁が出たところでトマトも加えさらに煮て最後塩胡椒で味を調えたら完成。振ってあるのはドライバジルです。
昔はベーコンが入るスープでもスープの素とか入れてたような記憶が。今はホントに余計な味付けはいらないなと感じます。野菜出汁万歳。

で、あとはにんじんとしいたけをじっくりグリルしただけのものとか、切っただけのせただけ、のいつものヤツなんでおいといて、今日の主役のお話を。

VIRONバケット レトロドール

141121d

買った時にまだほんのりと温かかったのでこっそりつまみ食いしてみたところ、うん、美味しいけどちょっとよくわからないかも…というのが正直なところでした。もうちょっと食べたいのをぐっとこらえてお持ち帰り。スープを煮込みながらじっくり観察してみました。
噂通りのハードなクラストは包丁を入れても形が崩れないほど。そしてむっちりとしたきめ細かいクラムに見える気泡もなんだかもっちもちしています。色もやや濃い目のような。その後軽く焼いてワインと一緒にいただきます!となってから気がつきました。

あー、これ、ワインとチーズだけで食べるパンかも。

VIRON店内でも当然料理と一緒に出しているし、そもそもバケットなので食事と一緒に食べるものではあるんですが、なんというかちゃんと美味しいワインとチーズを添えたらそれで完成してしまうような味なんですね。味が濃いからか、カリッともちっとのバランス感ゆえの満足なのかはわかりませんが、美味しい料理のお供に、というより、メインでしっかり味わいたいような存在感。今夜のメニューみたいにあれこれと一緒に食べるなら他のバケットのほうが向いてるかもしれないなあ。

…まあそれは私の料理が貧相だからという説もありますが。一度VIRONのランチも試してみようかな。もちろん、ワインも一緒に。

パルミジャーノレジャーノ・ヴァッケビアンケ

141121d3

で、VIRONのバケットの片棒を担いだ(?)のがコイツです。
せっかくだからチーズも欲しいな~と大丸地下に立ち寄って、1人でいろいろ楽しめる盛り合わせ的なパックを購入しようとしたら、隣にこのパルミジャーノが入った詰め合わせが置いてありました。

パルミジャーノ、大好きなんです。

近所の店ではかなり大きな塊で売られていることが多いのでなかなか手出しできなかったのですが、これは100gのお手頃サイズ。他には大好きなコンテも入っているし、賞味期限も十分あるし、いっとくか!と急遽方針変更。久しぶりのパルミジャーノ× 赤ワインを想像しながらにやにやと帰宅しました。

参考 食べ比べパルミジャーノレジャーノ3種セット (cheese on the table)

ヴァッケはイタリア語で「牛」、ビアンケは「白」という意味です。
このチーズを作っている農家はたった3軒のみ。じっくり時間をかけた24ヵ月熟成で、じんわりとしたコクが口の中に広がり、旨みが後をひきます。

白牛のミルクを使ったパルミジャーノレジャーノ。
う、旨い。旨過ぎる。

濃厚なミルクのコクとしっとりとした舌触りの中に頻繁に感じられるアミノ酸のじゃりじゃりした歯ごたえがほんとうに幸せです。
パルミジャーノを食べたのが久しぶりだったからか、それともこのヴァッケビアンケがとびきり旨いのか。今の私には判断がつきませんが、旨いのは確か。あ、書いてたらまた食べたくなってきた。

というわけで美味しいバケットとチーズさえあれば、私の適当な料理なんていりません。おんなじ食卓に並べちゃったりしてホントすみませんね、って感じですよ、全く。とはいえ、どうしても野菜は食べたいので次回この組み合わせにするときもスープくらいは用意するかな。

そして惜しむらくは家にあったのがかなり軽めのワインだったこと。もう少しどっしりした赤と一緒だったらもっと美味しくいただけたかもしれないなあ。家で呑むのは毎日のことだから基本はカジュアルなテーブルワイン派なんだけど、こんな時(?)のためにちょっといいワインの一本も仕入れておきたいものですね。

 




関連記事

砂肝の葱ダレ和え

家飲み献立 2/4 砂肝の葱ダレ和え、三つ葉のサラダ。

昨夜見るぞ!と宣言していた満月ですが、残念ながら見れませんでした。 うぅ。 曇り

記事を読む

茹でるだけのレバーパテに赤の泡。

ここ数日、外は暖かいのに部屋は寒いという状況に納得できずブーたれていた私。 が、こんな

記事を読む

ぬか漬けの炒めもの献立

ぬか漬けと豚肉の卵炒め、小葱のサラダ献立。

漬物をどうこうするという行為が結構好きです。 どうこう、とは、例えば何かに乗せたり混ぜ

記事を読む

生白菜サラダ、トマトと卵の炒めもの献立。

トマトは年がら年中出回っているけれど、どうしても夏のイメージが強い野菜。よって、冬場に手を

記事を読む

秋鮭 献立

一人晩酌献立 秋鮭と白菜の酒蒸し、ベーコンと葱のスープ。

秋刀魚が歴史的不漁とニュースになっていましたが、例年と特に変わりない価格で手に入るのはなぜな

記事を読む

焼きかぶのトマト和え

焼きかぶトマト和え、キャベツとしょうがのスープ献立。

毎度のことながら、食材使い切り週間の献立は珍妙さが増しますね。 焼きかぶのトマト和え、

記事を読む

青菜炒め献立

青菜炒め、トマトのナムルで晩酌。

青菜の中で最も摂取量が多いのは絶対に小松菜、だと思う。 旧住まい近くのスーパーではタア

記事を読む

肉じゃが

肉じゃが、青梗菜のオイル蒸し。

いい天気だし昼酒しに出掛けようかな、と考えていた日曜日。 ならばどこへ向かおうか、とあ

記事を読む

蒸し鶏のねぎソース

蒸し鶏のねぎソース、豆腐とごぼうの煮もの献立。

おなじみ、蒸し鶏です。あたたかくなってくると、この手の冷菜メインの晩酌もアリですね。いつも

記事を読む

豚肩ロースステーキ赤ワインソース

豚肩ロースのソテー赤ワインソースと赤ワイン。

年末にスペインへ旅をして再認識したのだけど、ワインを飲みましょうという場面では俄然赤より白に

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

50代一人暮らしの晩酌
50代一人暮らしの晩酌事情。

100年ぶりの晩酌記事です。長年しつこく書き続けていた晩酌記

引っ越しから1年、ものが増えまくっている。

新居に越してから、早1年が経ちました。持たない暮らし、引っ越

ブログ開設10周年、あとは「老後」のお楽しみ。

カリッとした毎日。を開設したのは、2014年7月3日。なんと

働くことに飽きている。

自分の中で「かなり重い」と認識している案件の打ち合わせ前日。

腰痛改善記録、椅子がこわい。

腰痛改善計画の続きです。 長年苦しみ続けている腰痛を改

→もっと見る

PAGE TOP ↑