一人でもマッサマンカレーが食べたい!バンコク女性一人旅の食事 その1。
一人旅は気楽で楽しいけど、食事する時に困るよね。
そんな声をよく聞きます。
確かに、1人ではオーダーできる量が限られていたり入りづらい店もあったりと多少の不便はありますが、せっかくの旅、食べる楽しみを諦めることはありません。
バンコクは一人旅の外国人が多いからか、はたまたもともとの食文化がそうなのか、一人飯のハードルが比較的低いように思います。
というわけで今回のバンコク滞在で利用した店、食べたものなどをザーッとご紹介します。
残念ながら女性ファッション誌に掲載されそうなお洒落な店は一切なく、バンコクという街の活気を肌で感じられる元気な食堂&屋台系がメイン。どこも一人客ウェルカム!なお店ばかりです。
屋台は衛生面が不安…ならばフードコートへ
屋台がたくさんあって気軽に食事ができるバンコクは一人旅人にはありがたい。でも、胃腸にあまり自信がない、本気の屋台は衛生面が不安…という方も多いのでは。
そんな場合はショッピングモールのフードコートが重宝します。
一人で食事するのが苦手な人でも雰囲気が気にならないし、タイらしい食事やデザートがささっと楽しめます。ほとんどのフードコートがプリペイドカードを採用しているので支払いもラク。
定番のソムタム30バーツ(約111円)。油断してたら激辛だった…。
グリーンカレーに目玉焼きのっけ。35バーツ(約130円)。
マンゴーとココナッツミルク風味のもち米をあわせたタイの定番デザート、カオニャオマムアン。屋台で買うと結構な大盛で提供されることが多いのだけど、こちらは30バーツの小サイズがあって一人でもオーダーしやすい。
出会った頃はマンゴーと米って無理でしょ…と思ったものですが、まあ、あれですよね、フルーツに甘い米、おはぎ的というか、イチゴ大福的というか。
今では見つけるとつい食べてしまうという存在になりました。
日本のデパートに入っているフードコートってすごく割高なイメージがあるのですが、バンコクのフードコートってものすごくお手頃価格ですよね。
館内ではかなり高価な洋服が売っていたり、高級なカフェが入っていたりするのですが、フードコートはメニュー豊富な上ローカルな屋台で食べるのと変わらない価格設定なので一人でささっと済ませたいランチタイムには最適です。
いつも混雑しているけれど、一人ならすぐに空いている席が見つけられるのは一人飯の強みかも。
- PIER21 (BTSアソーク駅、MRTスクンビット駅すぐ ターミナル21 5F)
2,88 Sukhumvit Soi 19(Wattana) Sukhumvit Rd. North Klongtoei, Wattana, Bangkok 10110
アソーク Pantaree Restaurant なら24時間いつでもOK
なんだかやたら行ってるような気がするのはなんでだろう…?と考えてみたら、24時間営業なんですね、ここ。
深夜にフラッと一人で入ってさくっと食事できる気軽な店が意外に少ないアソークエリアでは貴重な存在のPantaree Restaurant。
ガパオライスに目玉焼きのっけ、55バーツ(約203円)。Leoビールは確か90バーツ(約333円)だったような。
特別変わった料理を出す店ではないのですが、メニューに英語表記があってわかりやすいし、24時間営業だし、便利な場所にあるし、でいつも賑わっています。値段も1品50~100バーツ程度とかなりお手頃。飲んだ後のシメに麺を啜る、なんて使い方もできますよ。
- Pantaree Restaurant(アソークタイムズスクエアの隣)
外国人で賑わうアソークの食堂 SUDA
アソークでもう一軒。
何故か外国人客に人気のSUDA(スダー)。気取らないごくごく普通の食堂といったところでしょうか。
以前ここで食べたヤムウンセンがすごく好みの味だったので今回もチャレンジしてみたのですが、なんかちょっと違った…のは、私がマイサイパクチーを言い忘れたからだ!うう。
ヤムウンセンは100バーツ(約370円)くらい。全体的に前出のPantaree Restaurantよりは少々高めの価格設定です。
夜は23時まで営業。日曜は定休日の模様です。
- SUDA(アソーク駅4番出口からすぐ)
6 Sukhumvit Khlong Toei Bangkok 10110
世界一美味しい?マッサマンカレーが食べたい
以前話題になった「美食ランキング」に関するニュース。
これでマッサマンカレーの存在を知った人も多いのではないでしょうか?
参考 CNN GO,世界美食ランキング発表!1位は「マッサマン・カレー」(exciteニュース)
実は私もその1人。
今回ふと思い立ち、ランチに近くでマッサマンカレーが食べられる店を探してみたところ、BTSナナ駅付近にViva tapas and bar restaurantというお店を発見。
場所柄外国人男性の1人客多し。
オープンエアでちょっと小奇麗なカフェのような雰囲気なので1人で食事するのが苦手な女性でも抵抗なく入れそうです。
ゲーンマッサマン220バーツ+ライス30バーツで250バーツ(約925円)。さすがに屋台よりは少々高めですが、そもそもマッサマンカレーの価格相場ってどくれくらいなんでしょうね。
ちなみにこのお店、マッサマンカレーが特別高級品というわけではなく、全体的な価格設定自体が大体このくらいのようでした。
あら、上品に小ぶりな皿できたわ…と思ったら実は結構な深皿。
ほろりと崩れるほどに柔らかく煮込まれた骨付き鶏がたっぷり入っていてかなり食べ応えがありました。
辛さは殆どなくむしろ甘めでピーナッツの風味がきいてとてもマイルド。タイカレーというよりインドカレーに近いものを感じたのですが、マッサマンの起源はペルシアの使者ともアラブの貿易商人とも言われているようで。
参考 ゲーン・マッサマン(wikipedia)
滑らかで非常にリッチな口当たりは辛いものが苦手な人にも好まれそうです。が、マッサマン自体がそうなのか、もしくはこちらのお店のものが特別なのか、はたまた歳のせいなのか、かなり濃厚な味わいゆえに少々胃に残りその後夜遅くまでお腹が空かず。
食べてる最中に豪雨がきてかなりの時間をこのお店で過ごす羽目になり、日中はあまり動かなかったから、というのも理由のひとつですけどね。
とにかく念願の初マッサマンカレーを食べることができて満足です。
- VIVA tapas and bar restaurant
揚げソムタムという変化球
ちょっと話題が「一人飯」から横道にそれますが、今回初めて「揚げソムタム」なるものを食べたのでメモ。
いつも食べている「パパイヤサラダ」としてのソムタムとは違ってさくっとしたフリッターのように揚がったパパイヤに甘辛すっぱいソースを絡めて食べる一見邪道っぽい一品。でも、これが美味しかった!うん、このジャンクさがビールに合うね。
こちらのイサーン料理のお店、今回は友人と行ったけど1人でも何度か利用しています。この揚げソムタムは1人の食事としては少々ボリュームがあるかもですが、試す価値あり。
- Zap Up!(MRTタイランドカルチャー駅1番出口すぐ)
うーん、見事に庶民派の店が並びましたね。バンコクはこういう食堂や屋台で1人でも気軽に美味しいものを食べられるのが嬉しいのです。
行ったお店は他にもまだまだあるのですが、長くなるので次回へと続きます。
参考 一人でもプーパッポンカリーが食べたい!バンコク女性一人旅の食事 その2。
関連記事
-
キャベツと塩鮭の昆布蒸し鍋で家飲み一人鍋。
家を空ける前なので食材を買い込みたくない今夜。 豆腐と葱が残っていたので鱈豆腐がいいか
-
親子煮、きのこおろし献立。
卵と三つ葉が揃っていたら、つい作ってしまう卵とじ系つまみ。 日本酒によく合う親子煮は晩
-
材料2つの鍋料理 11/6 キャベツと豚肉の鍋。
スーパーの品揃えもすっかり衣替え。そろそろ葉物が充実してきましたね。 寒いのはめっぽう
-
ヤムウンセン、ひき肉とトマトの卵炒め献立。
先日タイ人の友人とタイ料理を食べに行きまして。パクチーを受け付けない体質の私が周辺を避けて食
-
顔ハメパネルに物申す。
突然ですが、みなさまはパネルをやるタイプでしょうか。 無邪気が信条のお子様らはかなりの
-
ものがない、服もない。ないないづくしの快適さ。
この4週間書き続けてきた滞在日記。最初から計画していたわけではないのだけど、途中からは意図的
-
塩豚と蕪の葉の炒め物、茄子の梅煮。
蕪は本体と葉で二度楽しめるので好きな野菜です。 が、大振りの蕪3つの束なんかで買っちゃ
-
晩酌簡単おつまみ 牛肉とトマトのしょうゆ炒め、きのこと三つ葉の卵とじ。
赤身が多い牛肉の切り落としが安く売られていたのでついつい手に取る。 昔は脂がしっかり入
-
アッシパルマンティエで赤ワイン。
もうそろそろ本格的に春がやってくるけれど、そういやこの冬食べてなかったな。 とふと思い
-
無人島 猿島日帰り一人旅 日本散歩・神奈川県。
神奈川県は横須賀市。東京湾に浮かぶ無人島・猿島へ行ってきました。 細々と続けていた東京