チェンマイの寺でお坊さんに教わったシンプルな瞑想法。

公開日: : 最終更新日:2017/05/01 ミニマルライフ, 旅人への道, 生き方と考え方

チェンマイ 瞑想

今回チェンマイまで足を伸ばしたのはとあるお寺で瞑想を体験するためでした。

参考 タイ チェンマイで瞑想修行。

「修行」というほど大げさなものではなく、お坊さんのお話を聞いて、一緒に瞑想して、をただ繰り返すというかなりのほほんとした体験。

もともと瞑想には関心があったものの仏教徒でもなくスピリチュアル関連も苦手な私。勢いで参加したものの、実際に体験するまでは少々不安がありました。

チェンマイで教わったシンプルな瞑想方法

シンプル 瞑想

宗教的な話ばっかりされたら嫌だなー、洗脳とかされないよね?なんて考えなくもなかったのですが、そんなことは全くなく、非常に温和で柔軟な思考を持つお坊さんに瞑想方法を教えていただきました。

気楽だったのはお坊さんが

「私はもちろん仏教徒ですが、世の中にはいろんな宗教を信じている人がいる。瞑想に興味があるけれど私は他の神を信じています、という人もいていいんですよ」

と言われたこと。なんとウェルカムなんでしょうか。洗脳の心配とか馬鹿みたいでした。

さて今回教わったのは「座り瞑想」と「歩き瞑想」の2つです。

座り瞑想の方法

  1. 楽な体勢で座禅を組んで座る
  2. 指を体の前で組む
  3. 「プッ」(吸う)「トー」(吐く)のリズムで呼吸する
  4. 目を閉じ、呼吸に意識を集中させる

歩き瞑想の方法

  1. 両足を揃えて立つ
  2. 「歩く」と決める
  3. 「右」「左」と出す足を確認しながら小さい歩幅で歩く
  4. 左右の足を交互に出すことに意識を集中させる

 

これだけ。

いや、お坊さんこれじゃわかりませんて!!本に書いているのと何も変わらないし!

と正直思いました。

実際、お寺に通っている間ずっと瞑想をしていたけれど、

「ああ、これが瞑想か!」

という境地には一度も至らず。

チェンマイまで行った意味はあったのか

チェンマイ 瞑想

と、これだけだと

「わざわざチェンマイまで行ったけど収穫なしでした~」

という話みたいですが、そうではありません。

わざわざここまで来たんだからどうしても効果的な方法とか瞑想で得られるメリットとかそんなことを教わりたい!なんて考えていた私。もちろんそれは決して間違いではないんですが、実は瞑想に成功も方法論もないのかも、と思い至りました。

というのも、最終日にお坊さんが

「あなたが、そして世界中の人々が今後もっと成功して、幸せを感じられるようにお祈りしますね」

と言われ目を閉じて過ごした数分間は、自分の感覚が妙に研ぎ澄まされ、意識が内側に向いて、とても静かで心地よい時間だったから。

ああ、方法論云々じゃなくて、この経験はきっと自分の人生に後々効いてくるんだろうな、という確信めいたものを感じたのです。

そもそも私が瞑想に興味を持ったのは自分のとっちらかった頭の中を整理する方法として有効だと感じたから。別に瞑想マスターになろうとか、瞑想の真実を探りたいとか、宇宙のしくみ云々なんていうのが目的ではなかったのです。

「今に意識を集中するだけで得られる心地よさが本当にあるんだな」

それがわかっただけでも十分でした。

今に集中する一番簡単な方法

初心者 瞑想

その後、お寺での瞑想体験のことを思い出すにつれ、あることに気がつきました。

瞑想で得られるのが

「過去や未来に纏わる雑念に惑わされることなく今この瞬間に意識を集中することで得られる心地よさ」

だとしたら、私はブログを書くことでその時間を過ごせているなあ、と。

もちろん書く時はいろんなことを考えながら、思い出しながら書いている訳ですが、基本的には「書く」ことに集中しています。というか、集中しないと書けません。他のことをあれこれ考えながら文章を書くほど私は器用ではないのです。

今やっていることに集中する。これって意外に難しい。

歩いている時とか、スマホでなんとなくブラウジングしている時とか、食事中とか、あるいは誰かの話を聞いている時でさえ、私たちはそれらを器用に「ながら」でこなしてしまいます。気の乗らないミーティング中にああ、これが終わったらあの書類作らなきゃ、なんてついつい別のことを考えてしまうなんていう経験が誰にでもあるはず。先輩や上司に「常に先のことを考えながら行動すべし」なんて教えられた経験もあるでしょう。

でも、今やっていることに集中して取り組めばまた違った世界が見えてくるかもしれない、とも思うのです。

残念ながらちょっと教わったくらいでは瞑想マスターにはなれませんでしたが、自分が集中できる時間を既に持っているのだと改めて気付けたこと、そして自分が陥りがちな思考の癖についてもハッキリ認識できたことなど、いろいろ得たものが多かったチェンマイの旅でした。

参考 瞑想、スパ、ヨガ。参加者の92%が女一人旅 癒しの旅




関連記事

マキシワンピコーデ

思考停止ワンパターンワンピースはおしゃれじゃない・夏。

ちょろっと歩くだけでも汗だくになる季節がやってまいりました。 わたくし、あまり汗をかか

記事を読む

自分のことばかり考える家族。

By: Roderick Eime[/caption] 夏休みにどこかリゾートでも行きたいな

記事を読む

思考停止ワンパターンコーデはおしゃれじゃない。

使わないものはありませんでした、が理想的だなあと常々思っております。 関連 旅の荷物を

記事を読む

英語が話せないのに海外で働く。最低限の英語とは。

By: Horia Varlan[/caption] 来月久しぶりに海外に行くことになりました。

記事を読む

今日捨てたもの 8/27 美容グッズを持ってるだけで安心の謎。

今月は毎日何かひとつを手放す月間と設定し、今日までこつこつと捨ててきました。 このルー

記事を読む

黄色いパンツ、選ばなかったもうひとつの道。

Another Day of Sun. 初めて聞いた時からこの曲が好きすぎてたまらなか

記事を読む

書店にいる、迷惑な客ですらない客。

大きな荷物をがっさり処分して以降、特にこだわりのないものに関しては電子書籍で読む派になりまし

記事を読む

自由きままに生きることの不自由さ。

By: Lauren McKinnon[/caption] 自由とは、辞書によれば 「他からの

記事を読む

せいだのたまじ献立

せいだのたまじ、千切りキャベツ蒸し献立。

「せいだのたまじ」とは、山梨の郷土料理。小ぶりな芋を甘い味噌味に仕立てる素朴なおかずです。

記事を読む

ペットと泊まれる宿は、朝夕部屋食がうれしい。

おばさんと猫の温泉旅、続編です。 今回の温泉旅行のメインテーマは「お猫さま初めての旅」

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

タイ・ラン島一人旅。パタヤ、バンコク「ラン島以外」で食べたもの。

タイ・ラン島一人旅の食記録。今回はちょい番外編で「ラン島以外

嫌じゃない仕事があれば御の字、という話。

相変わらず、読書はaudibleで耳から、状態が続いています

タイ・ラン島一人旅。ラン島で食べたもの、飲んだもの。

タイ・ラン島一人旅の記録、食編です。タイ・ラン島一人旅の記録

五十肩、手術したくない人間の選択肢。

重度の肩関節周辺炎、通称「五十肩」を発症し、通院治療中にさら

タイ・ラン島一人旅、島の休日の過ごし方。

タイ・ラン島の旅記録の続きです。タイ・ラン島一人旅の記録20

→もっと見る

PAGE TOP ↑