旅の準備が簡単になった理由。
旅に出るのは好きだけど、旅の準備が苦手で…と再三書いてきました。
参考 旅の準備のコンセプト。
が、今回パッキングを終えて気付いたこと。
あれ、毎回こんなにさくっと準備できてたっけ?
「増やさない旅」というコンセプトの元に準備したことが正解だったのかもしれませんが、驚くほどあっけなく準備が完了してちょっと不安なくらい。
今まで苦手だ、面倒だ、と思い込んでいたのはなんだったのか。
旅の荷造り、準備がラクになった理由
これだけ素早く準備ができたのは
- 旅行のために新しいものを調達しないと決めた
- そもそものモノの数が少なかった
- モノのありかがはっきりしていた
ことが大きいと思われます。
以前からさほど多くを所持していたわけではありませんが、それでも今よりはかなり多かったはず。さらにあちこちに収納スペースがある部屋に住んでいたので、モノがひとところにまとまっておらず
「あれ、あのポーチどこにしまったんだっけ…」
などと旅の準備には持参するものを探す時間が多分に含まれていました。が、今の部屋には幸か不幸か収納が一切ありません。
何がどこにあるか全てきちんと把握できている状態になると生活効率は上がるのだなあと改めて感じました。
また、以前はあまり気にしていませんでしたが、洋服類は雑に保管しているとスペースを余計に取ってしまいます。よって、現在はTシャツやカットソーなどの「畳み系衣類」はかなりきっちりと同じ大きさに畳んで省スペース収納を心がけるようになりました。
いや、これは心がけの問題ではなく、必要に迫られて、が正しいですね。他に選択肢がないので。でも、それが返ってよかったかも。
新しいものも増やさず、探し物もせず、小さめのサイズに畳まれた衣類を取り出して、スーツケースに詰め換えるだけ。衣類はあらかじめ衣装ケースにきちんと並んでいるので全てのアイテムを見渡してチョイスできるのもポイントです。選択肢が多いと取捨選択のために時間が取られてしまいますが、そもそもの数が少ないので迷うこともありません。
参考 “選択肢過多(Choice Overload)” 多くの候補から選べるのが幸せ?
もちろん準備するのは洋服だけじゃなくて洗面道具や薬類などもありますが、それらも普段から必要最低限の「旅行サイズ」にまとまっているのでただそのまま持ちだすのみ。
なんかあまりにもあっけなく準備できてしまって、拍子抜けしました。
こんなにさくっと終わると何か忘れてないか??なんて思ってしまうけれど、今回の行き先は「街」なので、財布とパスポートさえあればどうにでもなりますからね。
いやー、自分の持ち物とその居場所が全て把握できてるって便利。
モノの少ない暮らしのメリットを今回は改めて感じました。
めんどくさいを考え直そう
さて、面倒だから苦手と思い込んでいた旅の準備。思いがけず面倒な作業ではなくなったかもしれません。いや、そもそもやり始めればそんなに手間のかかる作業でもないのに勝手に面倒だと決め付けていた可能性も。
こんな風に何かというとすぐ「めんどくさい」と言ってしまう私ですが、もしかしたらこれも単なる思い込みで、意識すれば変えていけるのかもしれないなあ。
多くのモノを上手に管理できないめんどくさがり屋だからこそ今の暮らしを選択したのだし、めんどくさがりでよかったことはたくさんあります。が、「めんどくさい」で全てを終わらせてしまうのではなく「めんどくさくならないためにはどうするか」とその先を考えるほうが楽しいかも。
「めんどくさがりの私には無理」なんて思い込んで変化や成長ができないのは勿体無いし、めんどくさいを免罪符に問題から目を背けるようなことにも成りかねない。ならばめんどくさがりの長所(?)は活かしつつ、めんどくさいで全てを片付けてしまうことのないよう意識して過ごしてみたらどうだろう。
明日から突然大きく変わることなんてできないけれど、日々ちょっとづつ変化できたらいいな。
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