またまた「耳読書」のすすめ。
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読書
audibleのメンバープラン内容が変更になったとのことで、またまたキャンペーンにのっかってみました。
以前試した際はたしかコイン制だかなんだかで、実際に読める(聴ける?)コンテンツは多くなかったのです。
が、2022年からメンバーは無料対象コンテンツが聴き放題に変更になっていたので、再度試してみることにしました。
またまた「耳読書」のすすめ。
前回試した時に「聴き放題だったらいいのになー」という感想を持っていたaudible。まさしくその通りのサービスに変化を遂げていました。
会員プラン内容比較
audible
これまで 聴き放題はポッドキャストのみ・オーディオブックは毎月1コインで1冊のみ入手
これから 12万以上のコンテンツが聴き放題に(コイン制は終了しました)
さらに、ストリーミング再生も可能になった模様。
お値段据え置きで、サービス内容全然変わっとるやないか!という感じですが、確かその昔は聴き放題サービスだった気が。さすがに毎月1冊聴けますよ、ではメンバーシップのうま味が薄いので、これは改良ですね。
小説を聴くのも悪くない
「耳読書」に適するのは、ビジネス書やハウツー系だ。なぜかずっとそう思っていました。が、今回初めて小説にチャレンジしたところ、なかなか悪くなかったのですよ。
聴いたのは直木賞受賞作である西加奈子「サラバ!」。俳優の松坂桃李が朗読を担当しています。なぜこの本を選んだのか?特に意味はないのですが、おすすめに上がってきたから試しに再生してみたところ、するっと入れたというだけ。桃李ファンというわけでもありません。というか、この方の出演作って観たことないかも。あ「あの頃」は観たい。
モノがなく、愛もない部屋で。
声とか語り口が作風と合っていたこともあるけれど、いわゆるナレーターではなく俳優さんが朗読すると、ラジオドラマっぽくて違和感がないんですね。上・中・下の3部作とかなりの長編だったにも関わらず、週末に一気に読めてしまいました。
文字で読むのとは違った読後感になるのは仕方ないとして、小説の耳読書もアリなのでは?そう考えを改めた体験となりました。移動中にスマホでニュースとか読むより、健全な時間の使い方ができそうな気さえする。あと、散歩しながら聴くのもいい感じです。作品によるけども。
ただ「ながら聴き」はやっぱりできません。例えばブログ書きながら小説聴く、なんてのは絶対無理。頭の中がごちゃごちゃになってしまう。文章を書きながら、話をちゃんと聴ける人っているのかしら?それができたらいろいろ捗るけど、難しいよねえ。
オーディオブックはかなり好き嫌いが分かれそうな読書法ですが、最近小さい文字を読むのがしんどいわあ、しょぼしょぼ。ってな感じの中年世代にはもってこいの娯楽です。
耳読書のありがたさ、中年世代におすすめの機能。
この他にも何冊か聴いてみましたが、以前は気になっていたナレーションの癖や気恥ずかしさはあまり感じられませんでした。この分野も年々進化しているのか、それとも自分の許容範囲が広がったのか、どっちだろうか。
とにかく聴き放題対象作品だけでもかなりのボリュームがあるので、結構楽しめそうです。
Prime会員は99円キャンペーンなどでお試しできるので、キャンペーン期間中に聴きまくる、もアリですね。私もすでにバッジコレクション「ニブラー」までいってしまいました。もちろん、ものによっては1.5倍速も活用しつつの「速聴」です。
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