耳読書のありがたさ、中年世代におすすめの機能。
しつこいようですが本当に目が見えづらくてですね。
この現状を友人に愚痴ったところ、それは老眼だけではなく疲れ目とか乾き目とかあらゆる症状が折り重なっているのではないかと指摘されました。加えて、乾いているのは何も目だけじゃないだろう全身だろうとも。
言われてみれば、そんな気もする。いずれにせよ、読書もパソコンも厳しくて困ったなあ。
耳読書のありがたさ
困ってばかりもいられないので、メガネ併用生活に戻すべく、近日中にメガネを慎重する予定ですが、毎日がこんな状態なもので「耳読書」のありがたさをしみじみと感じております。
耳読書。つまり、目で読むのではなく、耳で聴く読書ですね。
娯楽の読書は別として、資料として読まなければならない本は、朗読音声を聴くながら読書ができたら便利だなと常々思っており、少し前にも検討していました。
が、どうにも上手くいかず。だって、なんか恥ずかしいんだもの。
この頃スマホの自動音声読み上げ機能にも手を出してみたのですが、なんだかピンとこなかったのですよ。
しかしいよいよそうも言ってられなくなってきて、この度またもや同機能を試してみたら、案外使える。あれ?性能アップした?
妄想込みで完成する娯楽
否。かなり前から搭載されている機能なので、突然パワーアップしたわけじゃないでしょう。おそらくこの緊急事態で自動読み上げに求めるレベルが下がったと考えるのが妥当。でも、ざっと内容把握したいだけの読書なら、これで十分じゃない?
iPhoneの画面に表示された内容を音声で読み上げる方法(iPhone Mania)
図解が入ると自動でページ送りしてくれないとか、音読み訓読みが怪しくなる場面があるとか、英表記になると突如ネイティブ発音になってびっくりする、などという懸念材料も大いにあるのだけれど、目がしょぼしょぼして一向に読み進められないよりも全然マシ。照れ屋さんの私には、AIが無感情に淡々と読んでくれるのはむしろありがたい気さえしています。
ありがとうテクノロジー。
耳読書の便利さに唸りつつも、小説やエッセイの類は文字で読みたい。小説や漫画の実写化で毎度賛否両論が巻き起こるのは、それぞれが脳内で勝手に自分好みの俳優をキャスティングし、勝手に実写化しているからであり、それを可能にするのはやはり、読むという行為なのでしょう。とりあえずあらすじ掴んだらOK、じゃなく、自分の妄想込みで完成させる娯楽。
作家、本当のJ.T.リロイ 人は本質以上に「誰が言ったか」で評価する。
ともあれ、最近目が疲れちゃう、でも読まなきゃいけない資料が山積みで困っちゃう。というナイスミドル&ミディのみなさまに耳読書、お勧めします。iOSなら画面上部から2本指で下方向にスワイプするだけ、電子書籍だけじゃなく、ウェブサイトの読み上げなどにも使えます。
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