小松菜のあんかけ焼きそば献立。
駅前のざっかけない店でさえ、レベルが異常に高い。そんな中華料理セレブな街で生まれ、英才教育を受けて育ったものですから、あんかけ焼きそばにも多くを求めがちです。
そばの焼き具合はもちろんのこと、あんの色合いとか、粘度とか、具のバランスとか、なんとかかんとか。濃い色かつ粘度高めのあんがかかっているタイプは好みじゃないんですよ。白っぽくゆるめだけれど、味の輪郭はしっかり感じられるあんと、カリッと焼けた麺のコンビネーション。これぞ、あんかけ焼きそば。
あんかけ焼きそばは、野菜たっぷり腹持ちバッチリ、そしてビールのお供にもよしのイキな奴です。
しかし、今日も今日とて休肝日。酒は我慢であります。
小松菜のあんかけ焼きそば献立。
- 卵スープ
- ぬか漬け
- あんかけ焼きそば
卵スープ
鶏がらスープに水溶き片栗粉でとろみをつけてから、溶き卵をふんわり流し入れます。ねぎを加えて胡椒で味を整えます。
ぬか漬け
本日のぬか漬けはオクラとなす。
あんかけ焼きそば
フライパンに油をひき、中華麺をほぐして入れ、ところどころに軽く焼き色をつけるように両面焼いたらうつわに盛ります。続いてあん作り。フライパンに油をひき、みじん切りのにんにくとしょうが、ねぎを入れて炒めます。香りがたったら塩、胡椒、酒で下味をつけた豚こま肉を加えてさらに炒め、色が変わったらざく切りにした小松菜としめじを入れます。しょうゆ、酒、オイスターソース、鶏がらスープを合わせて加え、最後に水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成。そばにのせて、酢をまわしかけていただきます。
いろんな具材がたっぷり入ったあんかけ焼きそばは豪華で美味しいけれど、作るのは何かと面倒。よって今回は豚と小松菜をメインに、冷凍していたしめじを加えるにとどめました。シンプルだけど、旨い。地元の名店で食べるものには遠く及ばずとも、いける。
いつだって「カリッと」が、信条。
あんかけ焼きそばといえば、揚げそばバージョンもありますよね。パリッパリの麺と、とろりとしたあんの水分を吸ってふにゃりとなった麺を同時に頬張り、そのコントラストを楽しむアレ。皿うどんもその系譜でしょうか。
あれはあれで好きだけど、どちらか選べと言われたら本日食べた「やわらかいの」を取るでしょう。今これ書いてて、かた焼きそばもめちゃくちゃ食べたくなっっちゃったけども。
やわらかいバージョンの美味ポイントは、ところどころカリッと焼けた麺の香ばしさにあります。全部じゃだめなの、所々カリッとするのがいいの。で、酢は絶対に絶対にかけたいの。 焼きそばにおける酢の存在感には毎度唸りますね。一気に世界観が変わるというか、あんの甘みが際立つ不思議。好き。
さて、カリッと、といえばこのブログには「カリッとした毎日。」なる名前がついています。
なぜこんな名前なのかというと、ただ単に私が焼きそばのようにカリッと歯ごたえのある食べ物が好きだから。そして、カリッとクリスピーな軽いノリで生きていきたいなと考えているからであります。
関連記事
-
簡単おつまみ 8/15 イカとセロリの中華和え。
あれ…。 今の今まで今日は木曜日だと思ってました。 お勤めしていないのでただでさ
-
休肝日ごはん トマト卵炒めごはん、キャベツとしらすのゆかり和え献立。
週初めは休肝日と決めておりますが、連休中浮かれて遊びまくったので、休み明けの1週間は禁酒する
-
鶏豆腐、焼きスナップえんどうで汁飲み。
いやー、寒い寒い。 長年の冷え性対策が功を奏し、この頃はずいぶんと寒さに強くなりまし
-
エンサイの香味しょうゆ炒め、キャベツとえびの白和え献立
空芯菜とかつるむらさきとかモロヘイヤとか、熱を入れたらねばりが出る系の青菜全般、好きです。
-
焼き野菜、出し巻き。
今日あたりは随分人出が少なくなりそうだな、と思っていたのだけど、ご近所の店は思いの他混雑して
-
塩手羽大根、ピーマンの卵炒め献立。
寒くなったりマシになったりの気候に惑わされているうちに、もうそろそろ10月も終わり。
-
家飲み献立 11/17 すき煮、キャベツの生姜蒸し、そして一升瓶。
さて、突然ですが、久しぶりに一升瓶を買いました。 わーい。 いやあ、酒飲みとしては、
-
鯖納豆、にんじんの卵炒め献立。
使い勝手の良い食材ばかりが手元にあると、どう使ってもそれなりの献立が構築できるので、それはそ
-
ぬか漬けの卵炒め、ピーマンとツナの和えもの献立。
今年もぬか漬けの季節がやってまいりました。 毎年5月6月あたりにシーズン開幕となるので
-
キャベツと釜揚げしらすのアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノ。
今日は帰宅が遅くなってしまった。 夕食はワインとチーズだけにしようかな。 なんて
- PREV
- 炎症後色素沈着ケア大作戦、2ヶ月報告。Lシステインの効果は?
- NEXT
- 50目前、3年以内の目標。