40代一人暮らし、1食分の食費はいくらか。
一人暮らしの食費は、いくらくらいが妥当なのか。外食、昼食、自炊、どれが最も経済的かつ健康的なのか。これは年がら年中そこかしこで語り尽くされているテーマであり、確固たる正解のない問題でもあります。
身も蓋もないずるい言い方ですが、最適な方法は、人によって違う。
しかし、一人暮らしの自炊は返って高くつく論には賛同できかねるところがあります。
一人暮らしで自炊することにメリットはあるのか
日々連続する自炊では、不経済にはなりにくい。
ぶりあらと白菜の酒蒸し、にんじんとピーマンのナムル献立。
- かぶの葉としめじの味噌汁
- ぬか漬け
- にんじんとピーマンのナムル
- ぶりあらと白菜の酒蒸し
かぶの葉としめじの味噌汁
大量のかぶの葉、しめじ、油揚げの味噌汁。出汁は昆布といりこ。
ぬか漬け
本日のぬか漬けは、にんじんとかぶ。
にんじんとピーマンのナムル
細切りにしたピーマンとにんじんをさっとゆで、塩、ごま油、すりごまで和えたもの。
ぶりあらと白菜の酒蒸し
ぶりあらは塩を振って出た水分を拭き取り、新たに味付け用の塩を振ります。フライパンにざく切りにした白菜とぶり、昆布を入れ酒を注ぎ、蓋をして火にかけます。ぶりに火が通ったら完成。たっぷりの大根おろしを添え、黒七味とポン酢で。
ぶりあらが目に入ったら買わずにはおられない体質なもので、またまたやってしまいました。
通常はカマの部分が売られていることが多いのだけれど、今回は身。背とか腹とかの、身の部分。骨が少ない分見た目のボリュームは控えめなれど、可食部多しであります。ぶりの旨味をしっかり吸った白菜の尊さよ。酒の進み具合よ。
さて食費の話に戻りますが、本日の晩酌献立にかかった費用はおいくらくらいでしょう。
かぶの葉(0)、しめじ(20)、油揚げ(10)、かぶ(10)、にんじん(10)、ピーマン(10)、ぶり(70)、白菜(10)、その他調味料(50)で、190円。光熱費やらなんやらもあって、切りのいい数字ってことで、200円にしましょうか。
おそらく調味料に50円もかかってないし、野菜も貰い物があったりするので実際は150円くらいかも。毎日地味な食事を繰り返す前提で考えれば、一人暮らしだからといって特別高くつくわけではありませんね。
しかし、ここに私の人件費が入る。時給1万円として、調理片付け込み30分なら5千円。そして、酒代もプラスされるとなると、一食あたりの費用は一気に跳ね上がる。品揃えを考慮すれば、外食より高くつく。
酒代はともかく、人件費をどう捉えるかで自炊のコスト感は大きく変わってくるのでしょう。ただ私の場合、1日24時間全て換金作業のみで埋めつくしたい訳でもないので、1日のうち30分くらいなら鼻歌歌いながら煮炊きしてもいいかなと考えるのであります。何しろ、自作つまみで飲む酒旨いので。
大人のたのしい一人暮らし
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