家飲み献立 鶏すき。
目論見どおり白菜の外葉を干せて満足の土曜日。
天気のいい日に野菜がカラッと干しあがったとか、洗濯物が短時間で乾いたとか、とても些細なことで満足感を得られる喜びの沸点が低い自分で本当にラッキーだと思います。
さてタイトルは「鶏肉が好き」という意味ではありません。
いや、好きですよ、鶏肉は。だけど、この場合の「鶏すき」は「鶏のすき焼き」という意味です。
今夜の晩酌メニュー
- 鶏すき
- 柚子大根
- 煎り銀杏
鶏すき
鍋に鶏肉を入れ、砂糖をまぶして炒めます。色が変わったら醤油を加えて濃い目に味付けして白菜と豆腐を入れ、蓋をしてぐつぐつと。白菜の水分で足りますが、もしも煮詰まってしまうようなら酒や昆布出汁を入れて。煮立ったら白滝と葱を加えてさらに煮込み、最後に三つ葉を入れてさっと煮たら完成。黒七味を振ってとき卵をつけながらいただきます。
今夜は昨日の残りのせせりとレバー、ハツで作りましたが、もちろんももや胸でもOKですよ。
しっかり味の鶏すきのお供は、さっぱりとした柚子大根と煎り銀杏。柚子大根は柚子白菜と同様の手法で仕込みました。
いやー、旨い(自画自賛)。
そして、なんとも土曜の晩御飯っぽい。
砂糖と醤油だけで割り下を使わないので、これは関西風になるのかな?もちろんすき焼き鍋で作ったほうが美味しいと思うのだけど、1人で本格的にすき焼きをすることはないので一人サイズの土鍋で十分美味しく食べられます。
こういう甘辛い味のおかずって普段はあまり作らないのですが、昨夜せせりとオレンジ白菜が残った時点で明日の夜は鶏すきだ!と決めていました。さらに今日スーパーに行くといいレバーが格安で出ていたので迷わず追加。あれこれモツ類が入る鶏すきが好みの私にぴったりの仕上がりになり満足です。
甘いアテには日本酒より焼酎かな、と小さいサイズのパックの焼酎を購入した帰り、これじゃあ多分足りないよなあ、日本酒切らしてるし、昨日開けた白ワインは甘すぎてあわなさそうだし...なんて考えながら歩いていて
「あ、赤ならいける!」
と閃き、とても嬉しくなりました。
和食に赤ワインってあまりイメージないけれど、こういうこっくりした料理、しかもモツ系なら赤ワイン、ありですよね。うんうん。
旨い鶏すきをつつきながら焼酎お湯割りをすすり、端休めに柚子大根をつついていると、なんだか年末年始を思い出しました。
我が家は普段殆ど家族が集うことはないので、年末年始だけは両親の家に集まって鍋をつつく、というのがいつからかお約束になっているのです。
私が日本を離れていたのでこのイベントも数年間欠席していましたが、今年は参加できそう。
今から楽しみです。
関連記事
-
蒸しなすと豚しゃぶの大葉和え、塩トマト献立。
今の時期なすが安くてうれしい。八百屋の店頭で一盛り98円のなすと目が合うと、つい手にとって
-
一人暮らしの家飲みメニュー 5/24 ゴーヤチャンプルー、ピーマンとちくわのナムル。
またか! って感じでゴーヤチャンプルーです。 ゴーヤとかにんじんとか豆腐とか豚肉
-
抜歯で休肝日の晩ご飯 餃子入り野菜スープとぬか漬け。
以前も何度か休肝日のメニューについて書いたことがありました。 関連 休肝日の鶏出汁こん
-
家飲みつまみ 黄身つくねと生ピーマン、白菜のサラダ。
鶏団子はスープとか鍋物とか、とにかく 「茹でる」 という調理法を用いることが圧倒
-
葱爆羊肉、大根のサラダ献立。
ずっとチャレンジしたいと考えていた羊肉料理、ようやく作りました。 普段自宅で調理する肉
-
鰤と小松菜の香味蒸し、三つ葉奴で家飲み。
Back to the basic. 約1ヶ月の旅を終えて無事帰宅。というわけでいつも
-
新じゃがと新たまねぎの温サラダ、酒粕鶏団子汁献立。
何度か野菜を漬けた味噌と酒粕の漬け床。 関連 鯖納豆、酒粕漬け献立。 下漬けした
-
鯖のおろし和え、えのきの卵とじ献立。
先日スーパーの店先で鯖の水煮パウチを見かけました。 はごろ
-
晩酌メニュー 手羽先とキャベツの酒蒸し、ニラとツナのレモン和え。
大きく切ったキャベツを山盛り頬張りたい衝動にかられる時はありませんか? 私はあります。
-
大根とひき肉の温サラダ、焼きとうもろこし。
7月最初の晩酌。 昨日に引き続き夏らしいビジュアルの晩酌メニュー...と言いたいところ