旅の荷物と移動距離。
旅の準備が苦手なりに慣れもあってかさすがに徐々に技術向上している気がしています。
正確には旅の準備が上手くなったのではなく、そもそもの全財産が少なくなったゆえに旅の準備が簡単になっただけかもしれませんが。
いずれにしても旅の準備はささっと済ませられるに越したことはありません。
が、それでも面倒がらずやっておいたほうがいいなと実感することもあるわけで。
今回の旅で起こった惨事
機内持ち込み荷物に化粧品などの液体物がある場合は容量を100ml以下に収めるべし、という決まりがありますよね。
参考 液体物の持ち込みについて(成田空港)
100ml(g)以下の容器に入った液体物で、容量1リットル以下のジッパーの付いた再封可能な透明プラスチック製袋に、余裕を持って入れてください。※100ml以下の容器であったとしても、透明のプラスチック製袋に入っていない場合は持ち込みができません。
スーツケースに入れるなら容量はさほど気にせずとも問題はないのですが、私はスーツケース持参の旅でも小さめの容器の液体類はジッパー付きビニール袋に入れてスーツケースに入れています。一応万が一の時のため、ではあったのですが、今回その「万が一」が現実のものとなりました。平たく言えば日焼け止め乳液の蓋が開いて、中身がベチャーっと漏れたのです。
よかった、ビニール袋万歳。
まあそれ以前にちゃんと蓋閉めとけよって話ではあるのですが、やっぱり液体物は怖いですね。多少面倒でも今後も気をつけようと思います。いや、まずは蓋をちゃんと閉めるところから始めようか。
旅の荷物と移動距離
毎回どうにか荷物を少なくして旅が楽になるよう心がけてはいる私ですが、少なくする、軽くするを一番に考えているかというとそうでもありません。
本気でやるなら絞るだけでさっと乾くアウターとかとんでもない吸水力を誇るタオルとかアウトドア系のそれを使うに限るでしょう。が、私は機能面や軽さ、少なさだけを重視してその他を諦めることができない中途半端な人間。荷物を軽くしたいと考えると同時に旅先でも好きな服は着たいし、すっきり暮らしたいからと自炊をやめてオール外食になんてのも無理なのです。
まあ何に重きを置くかは人それぞれなので旅の持ち物もスタイルも自分で作り上げていくしかないのですが、こればっかりは数をこなさないことには始まらないのでしょう。その時々で内容は変わっていくだろうし。
そういやAmazon Unlimitedで読んだ「LIFE PACKING2.1 未来を生きるためのモノと知恵」の中で、持ち物を減らし続け定住さえも手放したという高城剛さんが
「物理的案負荷を捨てたことで移動距離が飛躍的に伸びた」
というようなことを書かれていました。
確かにその時点での自分なりの(心地よい)最小限を確立できれば多くの移動も長距離の旅もそして準備もさほど苦にはならないよなあ。そしてこの場合の「移動距離」とは物理的な距離だけを指すのではないのかもしれません。
本書に出てくるあれこれはモノに詳しく新しいモノ好き、さらには凝り性な男性が選ぶあれこれゆえに私とは方向性がまるで異なるのだけれど、旅する人が世の中に溢れるあらゆるものの中から厳選したモノリストをみるのは単純に楽しい。ちなみに本書のリストと私の旅の持ち物との共通点はギョサンとモビロンバンドくらいかな。
関連記事
-
台湾一周一人旅 国立美術館に高美湿地、台中で行ったところ。
台湾2都市目、台中に到着しました。 関連 台湾一周 鉄道駅弁一人旅。 台北をほと
-
スケジュール帳を持つのを止めた結果。
By: yoppy[/caption] 去年の12月にこんな記事を書いていました。 関
-
年間ランキングを眺めて2014年を振り返る。
12月もそろそろ中盤戦、ということで年末っぽい話題をシェア。 Amazonの年間売上ラ
-
我々はなぜ小さき存在を恐れるのか。
久しぶりの引越しを終え、3週間が経過しました。大人の一人暮らし、住まいとお金。 新居
-
やきものライナーで行く 益子陶器市 その1
うつわが欲しいなあ。そう思い始めたのは自炊率が高くなったからでしょうか。 関連 ミニマリストの器え
-
脱シャンプーの臭いと白髪問題。シャンプーを止めて6ヶ月が経過。
シャンプーを使わなくなって半年以上経ちました。 参考 湯シャン生活の記録 つい先
-
靴下が片方ない(怒)
By: Eden, Janine and Jim[/caption] 子供って生意気ですよね
-
灘の酒蔵巡り その5. 沢の鶴資料館から甲南漬へ 灘五郷リターンズ’16
あっちこっちへ飛びますが、今日は神戸の旅記録。 昨年行った酒蔵巡りが楽しかったので今年
-
須磨ドルフィンコーストプロジェクトと海の家。
そもそも観光地的なところへはあまり足を運ばない性質なのですが、それが慣れ親しんだエリアでの滞
-
40歳からの老後資金づくりと出口戦略。
近頃訳あって、大きな出費が続いております。 物欲が薄く、常日頃大きな買い物をしない上