美魔女とマニアと身軽な人生。

公開日: : 健康と美容, 生き方と考え方

白髪問題について散々書いていますが。

関連 白髪ケアの記録

ずっと使い続けていたカラートリートメントが切れてからリピートしようかどうしようかと迷っていて、その間にまた髪短くしちゃって、おかげで今までとはちょっと違う目立ち方になってしまってあらら。

あー、なんかもうめんどくさいなあ。染めた方が早いのでは?

そう考えたのですが。

ヘアマニキュアすら使いこなせない理由

サロンで染めるよりももう一段手前にヘアマニキュアという手があるじゃないか、と思いつき市販のものを近所で調達してみました。同じ自宅染めでもマニキュアだとダメージも少ないし多少はラクなんじゃないの?という希望を胸にいざチャレンジ。

生え際にクリームを塗ってカバーして、手袋をはめて輪ゴムして、専用のコームでまんべんなく行き渡らせてしばらく放置して、また手袋して輪ゴムして、色が出なくなるまですすいで…。

すみません、ムリです。

まず生え際にクリームを塗ってプロテクト、手袋をはめてプロテクト、ここでつまづく。

「皮膚に色が付着した場合は取れなくなる恐れがありますのでご注意ください」

という但し書きがある時点でダメだ。

単なる怠惰か、それとも感覚の欠如か

いや、きっとちょっと手についた程度では問題ないんだろうし、別に一生色付きのまま生きて行きなさいってわけでもないんだろうけど、つかないように、つかないようにと気を配って作業するのがめんどくさすぎる。

まあでも1回やって暫く持つのならその手間も致し方なし…と思ったら、まるで染まらなかった。

どうやら私には過ぎたもののようです。

最近白髪目立ってきちゃってさあ、と友人に漏らすと

「その程度で何言ってんのよ、私なんて毎月サロンいかないと真っ白なんだから!」

と叱られました。
そうか、みんなちゃんとサロンに行くんだね。そりゃそうだ。

私はおしゃれすることは好きだし、決して身だしなみに無頓着なほうではないとずっと思い込んで生きてきたけれど、実はそうでもないのかも。
もっときちんと毎月サロンで髪染めて、ネイルも直して、なんならエステやらジムやらヨガスタジオやらに通ってきちんと自分のメンテナンスをしている人のほうが多いんだもんね。

サロンで髪染めるのもイヤ、ネイルもやめた、服も管理できないからたくさん持てないし、メイク技術もないからほとんどしない。

忙しいわけでもないのにこの体たらく、なんかおしゃれとは程遠い生活なんじゃないかと思い始めたのですが、いや、多分違う。

「マニア心」が足りないんだ。

マニアへの強い憧れ

思えば昔から何事に対してもライトに接してきました。

趣味に多大な時間をつぎ込むこともなく、おもちゃや切手を集めることもせず、好きなタレントの追っかけや出待ちをしたこともない。男に貢ぐこともなく秘境ハンターとなってタンザニアへ飛ぶことも呑み過ぎて肝臓をやることも京極小夜子目指してトゥシューズを履くこともスピリチュアルに開眼してセドナへ旅立つこともSATCごっこに勤しんでカードの支払いに怯えることもなく生きてきました。

平穏無事な人生でよかったね、といえばまあそうなんですが、生粋のライト層としてはさかなクンばりに物事に深くハマる人に対する憧れが物凄く強いです。そして憧れの気持ちは年を取ればとるほど強くなっていくみたい。

関連 モノを溜め込む人とは友達になれない。

ああ、私も人生に一度くらいは寝ても覚めてもそれが頭を離れない、くらいの熱病に侵されてみたい。友人知人がちょっと心配するくらいに何かにどハマりしてみたい、と結構真剣に思ってしまうのですがどうでしょう。

人生が変わる出来事に関してはある程度の目星がついたというかようやく意味がわかった感はあるのだけど、人生を変えずともハマるくらいならあってもよさそうじゃないか。

関連 モノを減らしても、残念ながら人生は変わりません。

物事に執着しないからこそ身軽に生きていられるという利点はあるにせよ、今までの人生でなかったからこの先もないとは限らない、かも。
なんて密かな期待をしていたりして。

ミニマリストの持たない暮らし

自分がやりたいかとなると話は別だけど、美魔女の美に対する執念だってやっぱりすごいと思う。あれだって若さを維持する美容法に関するマニア心が極まったひとつの形だもんね。

と、白髪からどんどん迷子になったから最後に美魔女で無理やり回収した感は否めませんが、すっかりお年頃なのに美すら極められないライト層代表の私にも使えそうなケアアイテムを発見したので近々試してみたいと思います。

 




関連記事

自分大好きな人、自己肯定感の育て方。

友人がお子さんの幼稚園の順番待ち真っ最中だという。 なんでも、一度別の幼稚園に入園した

記事を読む

40代のニベアはありか、ナシか。

By: Justus Blümer[/caption] スキンケアを冬バージョンに変えて3ヶ

記事を読む

大人になってから、友達はできますか。

若い人と話すの、結構好きだなあ。最近になってそう気付きました。 40代半ば。年齢も見た

記事を読む

手湿疹ケア1ヶ月

トラブル肌のシンプルケア、例の不正入手問題で考えた。

今年は大きなトラブルもなく逃げ切れそうです。 関連 肌トラブルの原因を探る皮膚科で受け

記事を読む

腹が痛くなるまで笑っていない。

とんでもなく愉快な様子や爆笑するさまを表す言葉に、腹を抱える、腹が痛くなる、腹がよじれる、

記事を読む

令和初の年越し、昭和との戦い。

2020という整然とした4桁の並びはどうにも座りが悪いし、2年と言われるといつの間に、と思う

記事を読む

ワンタフトブラシ

もう歯医者には行きたくない。

By: Steve Snodgrass[/caption] 人知れず涙したあの日から早3週間

記事を読む

2015年の運勢を占う。

12月に入ると来年の運勢占いが雑誌やウェブのあちこちに登場しますね。 そんなことからもなん

記事を読む

実家断捨離の難しさ、本質は片付け以外にあるのかも。

私がモノを持たない生活をしていることを知った知人から片付けについて相談されたことがあります。

記事を読む

儲け話を断れないのは性格だけの問題じゃない。

最近はめっきり無形商材なのですね。 友達から誘われて断れる? 「モノなしマルチ商法」若

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

50代一人暮らしの1ヶ月の支出。老後に備え、いかにして小さく暮らすか。

現役世代のゴールがちらりちらりと見えてきた50代。友人知人と

腰痛改善に向けて始めたこと2つ。

今年こそは腰痛改善に取り組むぞ!と宣言して早1ヶ月が経過。や

ご近所感覚の酒場を求めて。韓国ソウル一人旅で食べたもの・その2

韓国・ソウル食記録の続きです。1人で飲むなら、定食で。韓国・

やりたいことリスト’24「ちゃかし倒してゲームする」

毎年恒例の儀式・その2「やりたいことリスト」のお時間がやって

2023年、買ってよかったものベスト3。

1年間の買い物を振り返る恒例行事、今年もいってみましょう。

→もっと見る

PAGE TOP ↑