あなたの願いをひとつだけ叶えてあげます。ただし…

公開日: : 最終更新日:2016/12/18 ミニマルライフ, 生き方と考え方

クリスマスイブですね。

子供たちは今夜、サンタクロースへの手紙をしたためるのでしょうか。そして明日の朝、枕元にプレゼントを見つけて。

そもそもクリスマスを祝うような宗教観を持たない家庭が殆どの日本で、これだけクリスマスが定着しているのも不思議な話ですが、クリスマスが日本に浸透し始めたのはなんと1920年あたりなのだとか。
大正からか…そりゃすっかり日本式のクリスマスもできあがるわけですね。

ここ数年のハロウィンの盛り上がりぶりを見るに、日本人はシャイといいつつもお祭り、お祝い毎は好きな民族なんでしょう。

ならば地方の伝統的な祭りとか踊りとか、日本文化由来のものがもっと盛り上がったらいいのになあ。




 

願い事を叶えてあげよう

さて、子供たちが楽しみにしているサンタクロースの訪問(?)ですが、大人もちょっと考えてみましょう。

今夜、サンタクロースがあなたの部屋に訪れます。そして

「特別に、あなたの願い事をひとつだけ叶えてあげよう」

と、にっこりと微笑んでくれました。

「ただし、本当に、心から願っていることじゃないと叶えられないよ」

…サンタクロースってそもそもそんな技持ってないし、とかいうツッコミはおいといて。

叶えてくれる願い事はたったひとつだけ。しかも、心からの願いじゃないと叶わない。
さらに「じゃあ来週また連絡します」はNG。サンタクロースは忙しいので、願い事はいますぐに伝えなければなりません。

さて、何をお願いしますか?

たったひとつの心からの願いが叶う、という場面で

「ブルージーンのバーキン」
「田園調布の土地つき戸建」
「プーケットにプールつきの別荘」

なんて考える人はあまりいないのではないでしょうか。

これが宝くじで3億当たったらどうする?というような妄想なら上記のように「お金で買えるモノ」を羅列するのも楽しいですが、「願いが叶う」となればもっと他のことを考えてしまうのでは。

しかも、心からそう願っていることじゃないと叶わないのだから、

「ミランダ・カーが持ってて欲しいなと思ってたGIVENCHYのレザートート」

なんかじゃまるでダメなのです。

 

願いは自分を写す鏡

真剣に考えてみて、何を心に思い浮かべるかは人それぞれでしょう。

長年苦しめられている持病を治したいとか、疎遠になってしまった家族と仲直りしたいとか、好きな人ともっと一緒にいる時間が欲しいとか、特技を活かせる仕事がしたいとか。

「1つだけ」と言われると、その願いは「モノ」以外の事柄になりそうな気がしませんか。

考えてみればモノが欲しいという欲求はそのモノ自体に向けられているのではなくて、モノからもたらされるであろう「感情」を欲している場合も多いものです。例えば新車に乗ってたら誇らしい、とか、大きな家に住めたら楽しそう、とか。

だけどそれらが「たったひとつの願い事」になり得ないのはきっと「代替可能」なことだから。

新車に乗らなくても自分に自信があれば誇らしい気持ちになれるのだし、大きな家に引っ越さずとも今の場所を快適にする工夫ができれば楽しい毎日は過ごせるはず。

モノは私たちの暮らしを豊かにしてくれるけれど「あれさえ手に入れば万事解決」などという魔法のツールではありません。
あれも欲しいこれも欲しいとモノを手に入れることばかりを考えて本当に自分にとって必要なものを見失うのも、あれが無い、これが足りないから今の生活はダメなんだ、と実は既に持っているたくさんの恵みを蔑ろにして新たなモノにばかり目を向けるのもなんだかもったいない話です。

ウィッシュリストに「モノ」や「おもちゃ」ばかりを並べ立てて微笑ましいのは子供のうちだけ。
自分で人生を切り開いていける大人はモノに過剰に期待せず、幸せに生きていくための道具としてモノを上手に使いこなすべきではないでしょうか。

関連 欲しいモノがない時代 生き方が最後の商品になる。

たったひとつだけ、願い事が叶う。
でも、その願いは本当に心から望んでいることでなければならない。

何をお願いしようかと考えるのは、自分にとって何が「本当に」重要なのかを知るヒントになるかもしれません。「3億円当選妄想」よりも、きっと効果がありますよ。

 






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