ひとつの道を極めるべし。仕事を複数持つのは非効率か。

公開日: : 最終更新日:2018/06/05 これからの働きかた

最近になって知り合ったとあるフリーランサーの方と話していて、ふと

「複業」

の話になりました。
複業については以前も書いてますね。

関連 副業、複業、週末起業。自分で仕事を作る方法。

フルタイムで勤務している本業のある方であればここは副業と表記すべきなのかもしれませんが、彼はクリエイティブ系のフリーランス。そもそも大小の案件を掛け持ちで動いているそうなのでここは複業、になるのかなと。

自分の経験を活かせる複業

聞けば彼は本業以外に時々家庭教師の仕事もしているのだそう。

これは別にお小遣い稼ぎとしての複業ではなく、どちらかというと自分の経験を活かすための活動です。というのも彼の教え子たちは、学校に馴染めなかったり友達とうまくいかなかったりで躓き学ぶことを諦めかけてしまった子供たちがメイン。学校や塾で勉強はできないけれどそれでもやっぱり学びたい、進学したいという意思を持った子供たちに教えているのです。

「自分自身も内向的な子供だったから、結構気持ちわかるんだよね」

と笑う彼。責任ある大変な役割だけれど、同時にやりがいも感じるのだと話してくれました。

最近でこそ副業に対する考え方は柔軟になってきましたが、本業以外に違う顔を持つ生き方に未だ抵抗のある人も多いのでは。
この彼の場合はボランディアではないものの収入源を増やすための復業というよりはやりがいや社会貢献といった側面のほうが大きいですが、もしこれがもっとビジネス色の強い別の仕事だとしたら

「あれこれ手を出すのなら本業にこそ注力してパフォーマンスを高めるべき」

という意見も出てくるでしょう。

もちろん何かひとつのことを極める職人的生き方は尊敬に価するし、そのほうがいい場合もある。けれど「本業」以外にも発揮できる能力があるのならば出し惜しみすることもないのではと思うのです。

ポータブルスキルが使える眩しさ

By: Incase

By: Incase

そしてこれからは生きていくため、リスクヘッジとして複数の仕事を持つことも考えておきたい。今の仕事をずっとやっていければ幸せだけれど、ここ数十年の流れを見るだけでもなくなっている職業や衰退した業界は少なくないですからね。そしてその分、新しい仕事も生まれているわけで。

関連 プロの仕事が求められない時代の仕事の作り方。

もちろん零細フリーランスの私もあれこれ考え実施しているわけですがなんというか3歩進んで2歩下がる、人生まさしくワンツーパンチお願いチータヘルプミーといったところです。

私は自営業ゆえに実務も経理も営業も一人でしなくちゃならないし実際そうやって生きてきたのだけれど、いざ新しい分野に着手するとなると一人では何にもできないなあと痛感することしきり。どれだけ小さく始めようとしても、やっぱり誰かの助けが必要になるのです。

「最近は授業の時間を増やしたいばかりに手間を取られる案件を受けるかどうか悩むこともあるんです」

と話す彼を見ながら、ああ持ち運びできるスキルのある人はかくも眩しいものかと羨望の眼差しを向けてしまう。

関連 シンプルに生きるためのポータブルスキル。

新たな働き方、生き方を模索し始めて早数年。未だ人様に誇れるような新しいスキルは得られていないけれど、今後も変化を恐れず常に柔軟に進化し続けることができたならば、その先の未来に何かを掴めるでしょうか。ええ、スタート時期が遅いのは重々承知の助であります。

 




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