今すぐ時給を上げる方法。
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これからの働きかた

週明けが締め切りの仕事がありましてですね。
お話をいただいたのは少し前だったので、そんなにタイトなスケジュールではなかったんです。年度末やらなんやらで、他の予定が混んでいたりはしたけれど、まあ余裕を持って取りかかれるでしょ、と思っていました。
なのにどうしたことでしょう。納品したのは締め切り当日でございました。
当日だから、遅れてはないんです。何の問題もないのです。ただ、どうしてこうなったという気持ちは拭えません。
今すぐ時給を上げる方法。
やらねばならないことをぐずぐずと先送りする癖があるのは今に始まったことではありません。
片付けは後回し、先送り。未完了タスクの蓄積が明日の自分を苦しめる。
この先延ばし癖が原因で仕事を落としたことも、何か大きな問題になったこともありません。ええ、幸運にも、ないんです。
だからますます調子に乗って治らないのでしょうか。件の仕事についても、ああやらなきゃ、そろそろやらねば、いい加減取り掛かるか、とか脳内で反芻すること実に3日以上。ようやく着手したのは締め切り前日の夜という有様でした。
自分で書いてて怖いわ。
タスクが何も手元にない状態で迎える週末の清々しさったらないし、綺麗な体で酒を飲みたい。毎度願ってはいるものの、ここのところ常に何らかの宿題を残したまま休日を過ごしている。これはいかん、いかんなあ。
と、自分を戒める一方で、ふと思ったのです。このギリギリっぷりが結局、私の時給を押し上げているのだと。
つまりですよ。例えば1本3万円の仕事があるとしましょうよ。週明けの月曜日が締め切りで、木曜の時点でまったくの手付かずだとしましょうよ。
金曜日の朝に取り掛かり、その日中に納品できたとしたら、きっと爽やかな週末が訪れるであろうことは、100も承知です。
でも私、絶対寝かせるんです。原稿関係は特に、一晩は寝かせて推敲したいんです。となると、決戦は土曜日に持ち越し。メールとはいえ週末に連絡するのはなんとなく気がひけるので、まあ土日でちょろちょろと仕上げて月曜朝一で送ろうかな、となるじゃないですか(ならない?)。これで結局金-月と4日がかりになる。ざっくりすぎる計算だけど、1日あたり7,500円。
それがギリギリ戦法となるとどうでしょう。同じ条件の仕事にグズグズと着手できぬまま気づけば日曜の夜。もういよいよヤバイし、納期延ばしてくださいと頼む勇気も力もないので、いい加減本気出すじゃないですか。軽く血眼ですよ。
そしたら、割とあっさりできるんですね。ものの2時間くらいで仕上がっちゃったりする。とはいえ寝かせたいので、月曜の朝見直して、そのまま送る。このパターンだと日-月の2日で完成、どころか、所要時間わずか3時間とか。時給1万円。
時給換算すると、後者の方が優秀ですね。精神衛生上よくないですけどね。そして一番いいのは、木曜日に本気出して金曜日に納品、ですよね。知ってますよ?
Twitterとか見てると、フリーランス勢のみなさんの仕事っぷりが計画的過ぎて、おばさん気を失いそうです。誰も彼も利口に思えて今日も眠れないby岡村孝子。
いや、本当にみんな緻密に計算できる優等生なのかどうかは知る由もありませんが、少なくとも私の100倍は仕事に対して前向きだし、手も早そうだなと。正直羨ましい。
などとわざわざ公共の場で自分の恥を晒しても一切得はしないんですけど、実は何らかのメリットを感じているからこそ、私はいつまでもギリギリ戦法を手放せないのではないかという仮説のもとに書いてみた次第。
そうか時給か、時給だったのか。そりゃ仕方ありませんな。
ちなみに書くのは遅いですが、こういう無意味な文章は光の早さで仕上がります。ものの数分で書き上げます。ああ神様、何かをお間違いではありませんか。
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