50歳目前での仕事探し。

公開日: : これからの働きかた

2021年初の歯科検診にいってまいりました。

歯科通いもかれこれ4年目に突入。おかげさまで口内環境は良好とのお言葉をちょうだいしましたよ。

40代の親知らず抜歯記録

今年から担当さんが変更になり、初めましての歯科衛生士さんと待ち時間に軽く世間話など。

この歯科があるのは平日真昼間から観光客で大賑わいだった街。近隣の飲食店経営者さんの悲痛な声を日々聞いてるんですよ、どうにかならないもんですかね、などという話になりました。

フリーで生きるプレッシャーと覚悟感。

私の仕事は幸い(今のところ)大きなダメージは受けていないけれど、自営業なのでまあ、不安定ではありますよね。なんてこぼすと、医療業界で活躍するフリーランスについてあれこれ教えていただきました。

フリーランス医師。大門未知子的なアレですね。

自粛自粛で仕事にならない、まともに営業できないというサービス業の大変さとはまた種類の違う深刻な状況にある医療業界。この状況下に仕事を失うという不安とは無縁だと勝手にイメージしていましたが、そうわけでもないそうです。

さらに

「フリーで仕事するなんて、恐ろしすぎて私にはできません。だって、何かトラブルにあったときに、誰も守ってくれないんですよ?」

とのこと。確かになあ。

フリーランスに限らず、医師はあらゆるケースを想定して賠償責任保険に加入しているものなのだろうけど、組織に属していないとなると、社会的な庇護は薄まる。

私みたいなふわふわした仕事とは違い、人の健康や命を預かる現場に立つ責任やプレッシャーの大きさは半端ない。同じフリーランスとはいえ、その重さや覚悟感はまったく別ものだな。などと、至極当然のことを思ったのでした。

50歳を目前にして、仕事を探す。

一方で、例のアレのおかげで良くも悪くもワークスタイルは一気に多様化したようで。先日も住まいに関する悩みアンケートのトップ回答が「仕事するスペースの確保」だったとかなんとかいうニュースをみました。

ほんの数年前まで、自宅で仕事をしている人の割合なんてほんの数パーセント程度だったというのに、変われば変わるものですね。

あまりにも充実したおこもり生活。

とはいえ目に見えて変わったのはあくまで「ワークスタイル」のみ。本質的に働き方が変わり、年齢やライフステージ、そして心境の変化に応じて人がもっと自由に働き方を選べるような時代になるには、もう少し時間がかかるのかもしれません。でも、もしかしたら、そう遠くはない未来なのかな。だとすれば、鬱陶しい例のアレがもたらした、数少ないメリットですね。

などと他人事のように話していますが、私もどうにかしなければいけません。

「私の仕事は幸い(今のところ)大きなダメージは受けていない」と書きましたが、あくまでも今のところ、であり、今年も引き続き同じスタイルで仕事を続けられる可能性は20%くらいじゃなかろうかと予測しています。

つまり、また新たな仕事を作らねばならないタイミングがやってきたわけですね。50歳を目前にしてね。

わたくし常日頃から働きたくない、遊んで暮らしたい、とほざいている不届き者ではありますが。

いかにして働かずに暮らすか。

今生で元気に働ける期間は長く見積もってもあと20年。いや、20年しゃっきりと現役でいられたら御の字か?いずれできなくなることだと考えれば働く日々はそれなりに愛おしく、面白い…ともいえなくはない。面倒がらずにこれからの仕事を考えます。

さあさあどうなる2021年?面白くなってまいりました(やけくそ)。

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