遠距離恋愛が持続する新しい時代。

公開日: : 最終更新日:2021/10/10 これからの働きかた

遠距離恋愛中のカップルの実に65%が1年以内に破局を迎える。世の中にはそんなデータが存在するようです。

物理的に距離が遠くなると、心理的な距離も離れて行ってしまう…というのが遠距離恋愛のお約束。離れていても気持ちを熱く維持するのは難しい、ということなのでしょうか。

しかしこの「常識」も今や昔。

突如加速したリモート時代においては、遠距離恋愛の参入障壁は下がり、持続率も急上昇!となりそうですね。

遠距離恋愛が持続する新しい時代

今年転職した若い友人の話です。

以前の仕事は業務内容はともかく、かなりのハードワークであったことに不満を抱いていた彼女。転職を考え始めた時に、交際相手が関西方面への転勤が決まり、突如遠距離恋愛がスタートしました。

その後まもなく彼女は転職に成功。新しい会社は宣言下ではずっとフルリモート体制だったこともあり、約2ヶ月の間東京を離れ、彼の住む街で暮らしつつ仕事をこなしていたそうな。

「宣言も明けたし、これからは出社する日も出てきそうだから、一旦戻ってきたんです」

そんな報告を受けて、みたか牧瀬里穂、これが令和の遠距離恋愛だ。という気持ちになりました。牧瀬は完全なる貰い事故ですが、我々世代はね、牧瀬がね。

裁量労働制とまではいかずとも、フルリモート体制であれば、こんな働き方も確かに可能になる。ロケーションに依存しない働き方は、今や自由業だけの特権ではなくなりました。

あまりにも充実したおこもり生活。

彼女の転職先は、外資のライフスタイル提案系事業を展開する大企業。だからこそ、新たなワークスタイルに柔軟に対応しいるのであって、どんな仕事も同じようにはいかない。それは承知の上で、いいなと。

加えて、人類はオンラインミーティングへの慣れによって、物理的距離が心理的距離に影響しない技も身につけた!はず。

別に恋愛に限らず、自然豊かな環境で子供を育てたいとか、実家で親の介護をしながら働きたいとか、これまでなら仕事を辞めることでしか解決しなかったあれこれが、辞めずに実現するという選択肢があるのは素晴らしいですね。

魂の退社 50代で会社を辞めるという決意。

例のアレがもたらした数少ないメリットである働き方の変化。もう1歩前進させるためには、キャリア移行の円滑化も重要になるでしょう。人生100年時代とかいいつつ、30過ぎてのキャリアチェンジは困難だなんて、まさに地獄の沙汰だもの。

例えば、20代のうちはサービス業で対人折衝能力に磨きをかけ、その後は子育てと無理なく両立できるフルリモートのインサイドセールス職に。働き方をセーブしたくなったら時短社員とか月の稼働時間を調整して契約できるフリーランスとして活躍し、ゆくゆくはまたサービス業に戻って、人と接する機会を増やす…なんて行ったり来たりの働き方を選んだっていいじゃないか。

簡単に見つかる副業、複業、週末起業

え?今の若い人にとってはもうそんなこと当たり前?そうかそうか、そうならいいな、と心から思います。デジタル庁なんでしょ?DXなんでしょ?AIでIoTなんでしょ?人間がしなくてもいいことが増えるなら、人間の暮らしがよくなる方向にいかなきゃ意味がない。

さて、幾分自由にキャリアを描いていけそうなこれからの時代にはちょい間に合わなかった、我々おばさんおじさん世代は、どうしましょうかね。

大人一人暮らしのヒント




関連記事

おばさんの新生活と新習慣。

奥さん、4月です。 4月といえば新年度スタート時期。新しいプロジェクトが始まった私も

記事を読む

台風で電車が止まっても定時で会社に行きたい人。

台風一過。 当日は午前中に渋谷方面で予定があったのだけれど、JRが止まっていたので地下

記事を読む

好き勝手言ってるだけと実際やるのとでは大違い。

現在イベントの詰め作業をもりもりやっています。 働いている人も、働いていない人も、今か

記事を読む

副業を始めるために必要な2つの要素。

知人(40代前半男性)が、副業を始めました。 彼は超大手企業にお勤めのエリートだし、特

記事を読む

寿司をつまみながら、いよいよ食えなくなったらバイトするという。

友人と昼間っから寿司をつまみつつの昼酒。 国内外から観光客が押し寄せる人気店ゆえ、週末

記事を読む

40代フリーランス、50手前で正社員になれるか。

会社勤めをやめてから、早いもので干支が一周しようとしています。 東京都内で屋根のある家

記事を読む

客筋のいい料理店、怖くてもやってよかった。

おっかなびっくりで主催したイベント、昨日無事開催いたしました。 働いている人も、働いて

記事を読む

もう働きたくないんです。

完結していない長編漫画を読み続けるのが苦手です。 30巻くらいまで出ていて、今なお連載中で、数

記事を読む

私が一番大変で、こんなに頑張ってるのに、誰もわかってくれない。

連休中、友人と焼き鳥などをつまみに昼からだらだら飲んでおりました。昼飲みに付き合ってくれる友

記事を読む

一人で生きていくために大切な、稼ぐ力。

近頃、公私ともに「働くこと」に関連した話題を見聞きすることが多い。時期が時期だし、働き方改革

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

ご近所感覚の酒場を求めて。韓国ソウル一人旅で食べたもの・その2

韓国・ソウル食記録の続きです。1人で飲むなら、定食で。韓国・

やりたいことリスト’24「ちゃかし倒してゲームする」

毎年恒例の儀式・その2「やりたいことリスト」のお時間がやって

2023年、買ってよかったものベスト3。

1年間の買い物を振り返る恒例行事、今年もいってみましょう。

あの世にものは、持っていけないから。

銀座で酒を飲みながら、友人の現役引退後、つまり、定年退職後の

1人で飲むなら、定食で。韓国・ソウル一人旅で食べたもの その1。

昨年11月に出かけた韓国・ソウル。思いのほか高くついた韓国旅

→もっと見る

PAGE TOP ↑