夢はノートで叶う、は、本当かもしれない。
公開日:
:
最終更新日:2017/07/18
やりたいことほしいもの
引越しの際に6年ほど前に使っていたノートが出てきました。
仕事のメモとかアイデアとかレストランで食べて美味しかったものとか仕事の失敗についてとかやたらとなんでも書いてある、日記でも手帳でもないノート。
久しぶりに中身を読んでみると、あの頃の私の考えがまざまざと記されていて、ここ数年全く安定感のない生活をしてきた私にとっては遠い昔に思えます。もちろん、自分だけがみるノートなので恥ずかしげもなくあれが欲しいこれがしたいと欲望の赴くままにペンを走らせているのですがその中に
「こんな部屋に住みたい」
というリストがありました。
当時は25平米くらいの新築1Kマンションに住んでいて、大きな窓も真っ白な内装もそれなりに気に入っていたのですが、そのマンションでの意心地の良さに味をしめて住まいの更なるランクアップを望んでいたようです。
理想の住まいリスト
- 白を基調とした内装
- 45平米以上
- 南向きで日当り良好
- 風通しがよい
- 天井が高い
- 洗面所に窓がある
- 足を伸ばせる広いバスタブ
- 広くて使いやすいシステムキッチン
- 落ち着いた雰囲気の広いリビング
- キッチンにサービスバルコニーあり
- 洗濯物がたくさん干せる広いベランダ
- 寝室以外に仕事をするスペースがある
- エントランスなど共用スペースのインテリアもセンス良し
- カメラ付きインターホンとオートロック
- ペット飼育可
- セキュリティ万全
- 24時間ゴミ出し可能
- 宅配BOX
- 駐輪場
- インターネット接続無料
ああ、なんて欲張りなんでしょう。こんなこと必死で書いてる時間あったら仕事でもすればいいのに、とも思いますが、まあホントにこんな家に住みたい!と夢にまでみていたのです。
さて、これらの条件、なんと今の住まいが見事にほぼ満たしているんですよね。
夢を叶える方法は結構多い
書けば叶う!みたいな話はよく聞きますが、当時は気にしてもいませんでした。
リスト中残念ながら一致していないのは「ペット可」のみ。このリストを書いた頃はこんなに定住志向がなくなるとは思っていなかったので犬を飼うことも夢のひとつでしたが、移動が多い生活で犬を飼うなんて無責任甚だしいのでそれはまたいつの日か終の棲家を見つけた時のお楽しみ、ということにしています。
もちろん当時は家賃30万くらいしそうな分譲賃貸タワーマンションかなんかを思い浮かべて書いていましたが、30万出さなくても、簡単に同じものが手に入ってしまったという不思議。
そう考えるとちょっとした発想の転換とか、当たり前を疑って見る、という行為がいかに重要かがよくわかります。だって「理想の部屋に住みたいけれど、家賃30万はとてもじゃないけどムリ…」というところで発想が止まってしまったら、それで終わり。が、視点をちょっとずらして考えれば手頃な家賃のシェアハウスでも同じ環境が手に入れられるのですから。
今回は私の発想が柔軟だから夢の生活が実現した!とかではなく昔のノートを見つけて今まさに自分が望んでいた通りの部屋に住んでいることにギョッとした、という単なる偶然に過ぎないのですが、Aじゃなきゃダメ!!とこだわり過ぎて固執してしまうよりも、AがいいけどA’とか一周回ってZは?みたいな面白がり方をしながら生きていくほうがこの世は何かとお得なのかもしれません。
関連記事
-
-
2017年 買ってよかったものベスト3。
年が明けたので去年の買い物を振り返ってみましょうか。 関連 2015年、買ってよかった
-
-
家を持たないホテル暮らしで困ること。
家を持たない生活をする人、増えているのでしょうか。 自分もそんな暮らしをしていた経験が
-
-
乗り換え使い捨てが当然の切なさと束縛される恐ろしさ。
By: Steve Snodgrass[/caption] 契約更新時期がやってまいりました
-
-
収集癖への淡い憧れ、コレクターにはなれなくて。
何かにどハマりし、寝食忘れてのめり込み、稼ぎの殆どをつぎ込んで対象アイテムを買い漁ったコレク
-
-
毎日の暮らしに、楽しみがないから。
先日、ちょっとした打ち上げ的な機会を作っていただきまして。 関連 ブログ書籍化の経緯、
-
-
つまみを作ったり、食べたりするイベントについて。
奥さん、6月です。 というか、いきなりの暑さにもう夏が来たのかと思いましたね。いや、6
-
-
新年の目標はまだ立てないが筋肉。
新年といえば、目標設定ですね。 わたくし相当な皮算用マニアなもので、今年はあれをやろう
-
-
大人のサングラス事情 この夏の装いを考える。
東京に突然夏が来たので、うれしいやら戸惑うやら。 週間天気予報をチェックしてみると、明
-
-
時間はあるのに、減らせない理由。
その後も積ん読を丹念に築き続けております。 積ん読と併読と私。 なのになぜか懲り
-
-
話し方教室に行きたい。
話し方教室。 その名称はなぜだか慣れ親しんだもののように思えるのだけれど、自ら門戸を叩