機嫌よく過ごす方法、リストアップで逆算する。
突然ですが、私の人生の大テーマに
「常に機嫌よく過ごす」
というものがあります。
もともと感情の起伏が激しいタイプではないのですが、怒ったり憂いたり泣いたりしている時と平常心、または一歩進んで楽しく過ごしている時のどちらが満足度が高いかと考えたら圧倒的に後者。しかも、これは自分の心がけや行動によってある程度コントロールできるので実現度が高い。
この考えにたどり着くまでに随分時間がかかりましたが、そうとわかった以上はなんとなく気に留めておくのではなく、自分がどんな状態の時に機嫌良く過ごせるのかを改めて調査し、意識的に持続させる方法を考えてみます。
機嫌良くいられる方法を考えるには、その逆の要素を書き出してみる
機嫌良くいられる要素をピックアップすると妙に抽象的なものになってしまいがちなので、逆に気分が悪くなったり落ち込んだり怒りが湧いたりするのはどんな時かをリストアップして逆算して考えてみます。
気分が悪くなる要因
- 部屋が散らかっている
- 掃除が行き届いていない
- 「未完了」が溜まっている
- 過去や将来について鬱々と考える
- 美味しくないものを食べる
- 納得いかない服を着る
- 酒に酔って何かしでかす
- お金がない
- 朝寝坊する
- 体調が悪い
- 天気が悪い
ざっとこんなところでしょうか。
この内11の「天気が悪い」は自分ではコントロールできないので放置。雨とか寒いのとか、嫌だけどどうしようもないことは受け入れるなり対策するなりして付き合っていくしかないですからね。これは人との関係性についても同じく、他人はコントロールできないのでまわりがどうのこうのというのはあえてリストアップしません。
そしてそれ以外の10個に関して逆転して自分が機嫌良くいられる方法を考えてみます。
1.部屋を整然と保つ
部屋が綺麗に片付いていると気分がよいようです。片付け能力が高くない私はモノをやたらと増やさないことも部屋を整然と保つために必要な選択でしょう。
2.こまめに掃除をする
部屋が散らかっていなくても、窓が汚れているとか床にゴミが落ちているという状況は自分のダメさを表しているような気になってしまうようです。
3.すぐにやる
掃除や整頓以外にも、仕事関連のことや支払い、連絡等やらなきゃやらなきゃと思いつつ後回しにする用件が増えると自己評価を下げる要因になります。
4.今に集中する
妄想癖が激しいのでうっかり気を抜くと過去の失敗や未来の不安に引っ張られてしまうことも。考えてもどうしようもないことに時間を使わないのが正解。
5.美味しいモノだけ食べる
最近はあまりないけれど、つまらない適当な食事をしてしまった時の自己嫌悪感は破壊力抜群。毎食妥協せずに満足のいく食事を摂るのが理想です。
6.好きな服を着る
これも5と同様。適当な服を着ているとたちまち自己評価が大暴落。適当コーディネート防止策として好きな服だけ所有するのは効率的な方法だと言えます。
7.酒は適量
解説するまでもありません。が、思い返してみればこれ結構重要なので特に誰かと一緒の時は「嗜む程度」にとどめておくのが正解ですね。
8.きっちり稼いできっちり使う
大人になってから金銭的に困窮したことなどないのにお金について挙げるとは!経済的に余裕を持って生きることは私にとってかなり重要な模様です。
9.早寝早起き
朝寝坊した時のガッカリ感は何度経験しても辛い。幸いこの頃は早起きが苦ではなくなっているのでこのまま早寝早起きを定着させるとします。
10.健康を維持する生活を送る
病気や怪我は完全に防ぎようがないけれど、それでも自分で予防できる部分も多い。美容面含めて納得のいく日々を送りたい。やるだけのことはやった的な。
リストの内訳は十人十色
以上、ご機嫌リスト2015年9月バージョンを作成してみました。
もちろんこれは今日現在の私個人が考えるリストであって、人によって内容は様々なはず。さらにはいつも機嫌良く暮らすこと自体に意味を見出せない人もおられるかもしれません。例えば私は人と口論をするのは嫌いですが、心底バトルが楽しくて日々火種探しに余念がない人だっていると思うので何が人生で重要な意味をなすのかは当の本人にしかわからないのです。
まあバトル好き云々は極端な例だとしても、部屋が片付いてるとどうも落ち着かないとかデスク周りに書類が山積みになっていないとしっくりこない、なんて人もいるはずなので
「片付けをすればご機嫌な毎日(ハート)」
みたいな単純なことではないですからね。私の望みと誰かの望みが一致することなんてありえない。
また、機嫌がよくなる方法といえば
「お気に入りのハーブティーを淹れる」
「友達と電話してストレス発散」
みたいな選択もまあなくはないですが、そんなにガバガバ茶を飲んではいられないし自分の機嫌を保つために他人の時間を奪うのも妙な話。
旅に出るとか憧れのブランドバッグを買うなんていうのもその瞬間は効果抜群だけど残念ながら効果に継続性はありません。
よって、嫌なことがあってから別の何かで気を紛らわすのではなく、自分が嫌だと感じる状況や行動について直接対策を講じる方が効果的ではないかと思うのですがいかがでしょうか。
生きていればいろんな出来事に遭遇するのが当たり前で、自分の力ではどうにも防ぎようのないトラブルに巻き込まれることだって少なくはありません。だからこそ、自分の力で調整できる範囲は工夫や努力しながら自分をちやほやもてなして満足のいく毎日を送りたいね、などと考える月曜日の夜でした。
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Comment
グッドタイミングなので。思わず
2度目のコメントです。
昨日、ドライブ中、交差点で信号待ちをしていたら、お茶屋さんの店舗があり、ガラス戸にカレンダーがぶら下がっていたので何気なく見ると、真ん中に「陽気でいることが、肉体と精神の衛生法です。」と書かれていました。カリッとさんの人生の大テーマに似ているではありませんか!ブログを通してカリッとさんが楽天的、といっては失礼でしょうか?建設的と言い直しましょう(私は楽天的の方がすきですが) そういうテーマがあるからこそ、読後感が、goodな気分になるんですね。
私はすぐに悲観的になる方なので、あのカレンダーの言葉とカリッとさんのブログを励みにしたいと思いますf(^_^)
kumakoさん
「陽気でいることが、肉体と精神の衛生法です。」いいですね、おっしゃるとおり!と同意したい。
お褒め(?)いただき恐縮ですが、わたくし無計画という概念を擬人化したような人間なので、建設的というよりも楽天的のほうが俄然しっくりきますし、なんなら嬉しいです!
悲観的になりがちな人はリスク管理ができていたり、地に足がついた考え方ができていたりというメリットもあるので、悪いことじゃないと思いますよ。ご自身がしんどくならない程度のお気楽さをミックスしたハイブリッド型もいいかもです。いつもありがとうございます!
返信ありがとうございます。カリッとさんの「ハイブリッド型」という言葉に反応してまたまたお邪魔します。
その前に、「悲観的」をこんなにも前向きに表現してくださって嬉しいやら目から鱗やらでひとりで盛り上がっています。ありがとうございます。
さて、こちらは梅雨真っ最中で、除湿機フル稼動なのですが、長年の使用で機能が低下しているため、買い換えを検討し、店舗に行ってみましたが、コンプレッサー方式、デシカント方式、ハイブリッド方式と色々あり、迷っていました。そこへカリッとさんの「ハイブリッド」です。ハイブリッド方式に決めました!
早く梅雨明けしてほしいですが、明けたら明けたで、こんどは台風の心配です←悲観的(((^^;) いやいや、リスク管理ができているのかな(*^^*
長々とお邪魔してすみません。
返信不要ですよ。ブログでずいぶん励まされていますので、これからも楽しみにしています。