ただいま40代、まだ本気出してないだけ。
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最終更新日:2017/01/10
生き方と考え方

By: liz west
以前仲間内数人で飲んでいる席で友人が
「映画の『俺はまだ本気出してないだけ』観て、これ自分のことだと思った」
と言い放ちました。
同席していたメンバーは誰もこの映画を観ていなかったのでその場はへー、そう、で終わったのだけれど数日後に早速チェックした別の友人がこんなもんに共感してるってあいつ本格的にだめなんじゃないかと真顔で心配していて笑えた。
私が同作品を観たのはそれから随分たってからのことですが、まあ私も似たようなもんだわなと感じたものです。
考えるばかりで、まだ本気は出してない
先日初詣に行って何年かぶりにおみくじを引きました。結果は大吉。
おおお!と狂喜乱乱舞しつつ周りを見渡してみればほとんどの詣で客が大吉を引き当てており、なんだこの神社はサービ精神旺盛なのかと正気に戻る。おみくじは抽選じゃないんだから「引き当てた」ってのもおかしいか。
いずれにせよ大吉は気分がいいものです。
ところで先日届いたお知らせメールによれば、来月のカード引き落とし額は20万円とのことです。20万円、つまりは200,000円。かれこれ20年以上クレジットカードを使い続けているけれど支払い先が複数かつ支払い額が6桁あるにも関わらずこれほど綺麗にゼロが並んだ月があっただろうか。いやない。多分ない。なんだなんだやけにキリがいいじゃないか、すわ吉兆か?などとパソコンの前でニヤニヤしてみる。
そう、どんな些細なことでも自分に都合よく考え、おやおやこれはいい流れだなどと解釈するのはいつものことであります。我ながらアホくさいですが、わざわざ逆境を乗り越えるプレイに興じていた頃を思えばまあこれでもいいのかなと。
都合よく考えるばっかりで、いつまでたっても本気出してないけど。
人生で本気を出したことがあるか
みくじやら偶然の数字やらしょうもないことから卑しくラッキーを感じる癖に、だからといってよっしゃ今年は本気でゴリゴリ生きてやるぜ待ってろ’17!みたいなマッチョな考えには至らず、常にニヤニヤと来る幸運を妄想したままで時は静かに過ぎてゆく。
人生を変えるような大きな出来事も何かとの出会いもターニングポイントもなくただ淡々と。そしてある日いつのまにかこんなに遠くまで来ていたことに気付いてハッとする。
本気、本気なあ。
スポーツとか賞レースとか相場とか、勝負の世界に縁のないごく普通の人、つまりは私みたいな人間でも一生に一度ぐらいは本気を出す、出さねばならぬ場面があるのでしょうか。そもそも場面の訪れを待つことなく自分から本気を剥き出しにしてこそのマッチョなのでしょうか。
まあそもそも「本気」ってなんぞやという話で居酒屋の品書きを熟読しながらおひたしにするかいやここは浅漬けかなどとつまみコースを構築している時などは私だって本気も本気ですよ。本気と書いてマジと読む。でも変化球でらっきょを選んだとしても人生はそう大きくは変わらない。
もっと大きくヒリヒリする出来事を果敢に求めるスタイルに憧れはあれど、今日も静かにらっきょごときにニヤつくだけの私はきっとマッチョなチャンスを掴めない。けれど突然目の前がバラ色になったりしない代わりに決して真っ暗にもしないであろう程度には自分を信頼しているのです。
おお、軟弱な自分でも信じてくれる人がいるっていいよね、それが自分自身でも。いや、むしろその方が幸せか。
とにかく、似合わぬガッツを見せずとも粛々と日々を過ごしていればいいことあるって私もう知ってるもんね、という意味では今年ももちろん本気出す。
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