15年来の友人にLINEをブロックされた。

公開日: : 生き方と考え方

かれこれ15年ほどの付き合いになる友人から、絶縁宣言らしきメッセージを拝受しました。

前回会ったのは、今年の春。お互いの近況報告をしながらゆるゆると昼酒を楽しんだ日を最後に、会ってもおらずメッセージのやり取りもほとんどしていません。ゆえに、なぜこのタイミング?と、不思議でならない。

不思議というか、正直怖い。

そんな思いを率直かつ簡潔に返したのだけれど、その言葉は届かず。

どうやら、LINEをブロックされた模様です。

15年来の友人にLINEをブロックされた。

「怖い」と感じた理由は、前回会った際の友人の様子を思い出したから。

体調が思わしくなく、大好きな酒も量を控えていて、万が一が怖いので外に飲みに行く機会はめっきり減った。加えて仕事でトラブルがあり、家庭でも安らげる場所がなく、友人とも疎遠で、何もかもうまくいっていない。なんかもう、いっそのこと、早く人生を終えたい。

とかなんとか言い出したものだから、いやまてそれは許さんよ。とこれまた率直かつ簡潔に伝え、とはいえ深刻な顔はせず、いつものようにアホ話を繰り出すに留めました。

別に何の策略でもありません。私にはアホ話しかできないからそうしたまでです。

その日は私が夜に別の予定を入れていたので夕方にお開きとなったのだけれど、別れてから「もう少し話したかったな」というメッセージがきてたっけ。と、今思い出した。

じゃあまた近々行こうよ、なんて返したものの、お互いマメに連絡を取り合うタイプではないこともあり、機会がないままあっという間にもう師走。

もともと年に1~2回会って近況報告をするくらいの、細くて長いお付き合い。今年だけ特別会う頻度が低かったわけでも、何かお互いの間にトラブルが生じたわけでもありません。なのに、今なぜ。

深夜に送信されたメッセージを翌朝に確認した瞬間は、正直恐怖で震えました。返信してもレスはなく、既読もつかない状態に、もしかして、と、最悪の結果を想像してしまったからです。

結局はいつもと変わらぬ調子でSNSを更新している様子が確認でき、一安心したのでした。

縁を切ったり、つないだり。

LINEをブロックされても、電話なり、メールなり、SNSのメッセージなりで、連絡を取る手段なんていくらでもあります。でも、こちらからはもう連絡はしないことにしました。

最悪の事態にはならなくてホッとしたものの、友人が現在あまり良い状態にないことは確かでしょう。

というのも、これまでにも何度か似たようなことがあったから。

この友人は俗にいう「人間関係リセット癖」があるのか何なのか、私に限らず周りの友人知人らと定期的に縁を切ったり繋いだりしており、当人に起因する仲間内でのいざこざは、もはやお馴染みのイベント。なんて書くと、面倒臭くて付き合いが難しい人物のように見えるかもしれませんが、いや実際厄介なところは多々あるのですが「まーた例のアレが始まったよ(笑)」で毎回済まされてしまう、妙な人徳のある人なのです。人徳って言わないか。

だから今回も単なる「縁切りターン」がやってきただけかもしれないし、何らかの原因で私に立腹したのかもしれない。はたまたひどく落ち込んでいて、誰かに当たりたいのかもしれない。本人に聞いていないので、本当の理由はわかりません。

こういう時「私何か気に触ることした?」とか「何かあったの?話聞こうか?」なんて、相手を気遣うような連絡をしたほうがいいのかもしれないし、もしかしたら暗にそれを求められているのかもしれない。

でも、しない。

人間関係ってずっと続くものじゃなくて、特に原因なんてなくたってその時々によって変わっていくし、私なぞ人付き合い下手だし、元来薄情な人格だし。たとえ連絡したところで、私には何にもできやしない。できないよ。

気が合わない、嫌いな友達との付き合い方。

正直、もうなんでもいいのよ。何か誤解があったとしても、私のことが憎くても、嫌われても縁切られても、あなたが元気で過ごしているのなら、どっちでもいい。だから、連絡はしない。

だけどもしまた連絡が来たならば、何事もなかったかのように昼から酒を酌み交わすのでしょう。長く生きていれば、そういうよくわからない付き合いのひつとやふたつ、あるじゃないですか。

大人になってから、友達はできますか。

その時はいつもの下町酒場で口開けすぐの時間に暖簾をくぐって、品書きがよく見渡せるコの字カウンターの角の席を陣取ろうか。

一旦上がった生活レベルが下げられない。

まずは瓶ビールで口を湿らせつつ、旬の刺身を選んでさ。会計は当然、相手持ちにしてやる。真夜中に恐怖のメッセージ送信しやがってプンスカ。

その日が来るのか来ないのか、今の私には皆目わかりません。でも、その日が来ても来なくても、友が心から安らげる時間が、1秒でも長くありますように。

大人一人暮らしのヒント




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