何もしたくない日。
公開日:
:
ミニマルライフ

By: Richard Walker
年に数日くらいの頻度で
「何もしたくない日」
というものがやってきます。
何もしたくない、と言ってもずっと寝ていられるわけではなく実際には洗濯したりご飯食べたり風呂に入ったりという最低限のことはするのですが、それ以外の生産的活動は何もしたくない。
きっとそんな気分になる日が誰にでもあるのではないでしょうか。
何もしたくない日は何もしない

By: Leo Hidalgo
以前はこういう時でも何かしなくちゃ勿体ない、とばかりに自分を奮い立たせて出かけたり、何か作業をしたりしていたものですが、最近は何もしたくない心境の時は素直に何もしないことにしています。なんというか、もはや気持ちはLet It Be。
実はこの週末にいくつかお誘いがあり、どれも魅力的だったのですが敢えてのパス。体が何もしたくない、というので思う存分ダラダラ過ごしてやりました。
ダラダラのお供となったのが昔のドラマ。
先週うっかりAmazonプライムで「仁-JIN-」を発見。ああ、これ結構人気あったよねえ、1話くらい見たことあったんだっけなあ、と軽い気持ちで見始めてしまいすっかりハマるというお約束パターンに陥りました。連続シリーズ本編+スペシャル版で完結、と思ったら完結編とやらも連続ものだったというオチ(というか、単なる勘違い)にて、全22話を結構な速度で観てしまいました。半分くらいはたかおのせい。たかおめ。
で、こういうのを観ると史実も気になるのが人の性、坂本とか勝とか西郷とか幕末の流れを改めて調べたりするところまでがお得なセットなのであります。
ああ、なんと甘美な時間の無駄遣いでしょう。
人生の貴重な1日を堂々と無駄遣いする

By: Natesh Ramasamy
以前はこういう日があるとなんというか、もっとやるべきことが他にあるだろうと自分の怠惰さを責めたものですが、最近は結構平気になってしまいました。
何もしたくない日は平気で何もしなくなったのは、恐らく自分のパターンがわかり、そして信じられるようになったから。
無意味にダラダラ過ごしたり、惰眠を貪ったりしても、翌日にはまた平常運転に戻るだろうという確信が持てるようになったのが思う存分ダラダラできる要因かもしれません。
通勤のない自営業、しかも一人暮らしとなると深夜まで仕事して朝方就寝、昼過ぎに起床、という生活パターンの方もおられるでしょうが、私は基本的には朝早く起きて諸々を早めに済ませて、夜はゆっくり過ごして酒呑んで早く寝たい派。就寝時には明日の朝起きるのが楽しみだなあとニヤつきながら眠るというお気楽者です。
よって、今日は何もしたくない、なんて日が訪れても、また明日の朝はやりたいことがあれこれ頭に浮かんできて日の出と共に飛び起きるのだろう、という妙な確信が近頃はあるのです。今日1日を怠惰に過ごしたからといって取り返しのつかない事態にはならないとわかっているから平気で何もせずにいられるのでした。
心構えはどうであれ、人生の貴重な1日を無駄にしていることには変わりないので正々堂々とダラつくのが果たしていいか悪いかはわかりませんが、どうせ何もしないんだったらもやもやと自分を責めたりせず潔く何もしない日を楽しめばいいのだ、というダラダラ肯定記録でした。
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