にんじんと牛肉の塩煮、かくや和えで家飲み。
和食の煮物はしょうゆ、砂糖を使った甘辛い味付けが王道ですね。
この甘辛系おかず群はやっぱりご飯に合うのでおかずとしては嬉しいのですが、うっかり気を抜くと肉じゃがとひじきの煮物で味かぶり、なんてこともよく起こるわけで。
などとまるで甘辛味かぶり問題は一般論であるかのように語っていますが、想像です。私は酒飲みだからか、甘辛系より塩味の料理を作ることが多いもので。
塩と胡椒、酒を使った煮物がご飯のおかずになるかどうかはわかりませんが、酒のつまみには上等です。
にんじんと牛肉の塩煮、もやしの梅和えで晩酌
- かくや和え
- 三つ葉のサラダ
- もやしの梅和え
- にんじんと牛肉の塩煮
かくや和え
薄く切った茄子のぬか漬けを千切りの大葉としょうが、いりゴマ、しょうがの絞り汁で和えたもの。ぬか床に茄子しか残っていなかった寂しさを紛らわすためのかくや和えです。
三つ葉のサラダ
フライパンでカリッと焼いた油揚げと生の三つ葉をポン酢とごま油で和えたサラダ。
もやしの梅和え
梅干しを叩いたものをみりんと酢でといて茹でたもやしを和えた酸っぱい和えもの。
にんじんと牛肉の塩煮
鍋に油を入れ牛肉を炒め、大きく切ったにんじん、荒く潰した黒胡椒、酒、水を加えにんじんがやわらかくなるまで煮ます。最後に春雨を加えて塩で調味すれば完成。毎度お世話になっているウー・ウェンさんの「野菜料理は切り方で決まり!」のレシピが元ネタです。
先日初めて作って妙に気に入ったにんじんの塩煮。牛肉の出汁をまとったにんじんは丸ごと1本ぺろりといける旨さです。春雨も入っているのでボリュームもあってお腹も満足。
一度気に入ったらハマってしばらく食べ続ける、というのが私のパターンなのだけど、このにんじんの塩煮もレギュラー入りしそうなくらいお気に入り。確認してみたら今月2回目の登場でした。にんじんに春雨が絡みつくという妙なビジュアルがなんとなく面白いし、作り方も味付けもシンプル極まりないので失敗のしようがないのもいいですね。
しかしにんじんとかかぼちゃとか甘味の強い野菜はさらに甘さを足すよりも塩味の料理にしたほうが野菜自体の甘さが引き立って断然旨い、と思うのは私だけでしょうか。まあこんなものは単なる好みの問題でしょうが、素材の甘味+塩の組み合わせは飽きることなく食べ続けられる黄金コンビだと思うのです。野菜だったら多少たくさん食べてもそんなに体に負担もないしね。
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