いつもの服でつくるこなれた感じのコーディネイト。

公開日: : 最終更新日:2019/06/12 ファッション, ミニマルライフ, 読書

今回の旅は旅用の新しいアイテムを増やさず、かつ必要最小限の荷物だけを持参して出かけました。

当然持って行った洋服もさほど多くはありません。

よって必然的に少ないアイテムを着回すことになったのですが、制限のある中でコーディネイトを考えるのもゲーム感覚でなかなか楽しかったです。

参考 遅い衣替えと今日のコーディネイト。

帰国後にもっとファッションを楽しみたいという気持ちになったのもこのゲームのおかげかも。

必要なのは「こなれ感」

旅の間、自分のコーディネイトを考えたり、センスのいい人にあってその着こなしを観察したり、街行く人をチェックしたりしていて再確認したのは

「今のおしゃれに必要なのはこなれ感だ」

ということ。

現在は大人の女性でも全体的にカジュアルスタイルが定着してきているからということもありますが、いくら高価なアイテムを使ったところでその人やその場の雰囲気に馴染んでないと肩肘張った感じというか、頑張りすぎて努力が空回りしている感じになってしまうもの。

例えば近所のカフェで友達とちょっとおしゃべり、なんていう時にハイブランドの洋服でガチガチに固めて行く必要はないですよね。

まあこれは極端な例としても、力の入れ具合を間違って浮いてしまった、なんていう失敗は誰にでもあるのではないでしょうか。
とはいえただラフな格好をすればよい、というものではないからファッションは奥深いのですが。逆に力の抜き具合を間違って恥ずかしい思いをした、なんてこともありますからね。

いつもの服をそのまま着ているだけなのになぜだかおしゃれに見える

By: THOR

さて、最近気になっていた本「いつもの服をそのまま着ているだけなのに なぜだかおしゃれに見える」をようやく読んでみました。

あなたのクローゼットには、「普通の形」の服がどのくらいありますか?
実はコーディネートは、「フリルやレースなどのついてない、形の変わっていないもの」で組み合わせるのがうまくいきます。考えてみれば当たり前なのですが、やはり組み合わせやすいのはシンプルなもの同士なのです。

近頃はプロのスタイリストによるコーディネイト指南書がたくさん発売されていますが、ファッションのプロの私物を使ったスタイリングは一般人には真似出来ないものも多く、実用向けというより見て楽しむという内容になりがち。でも、この本はかなり実用的な内容です。

それもそのはず、著者の山本あきこさんは一般ユーザー向けのパーソナルスタイリストとしても活躍されているのですが、サービスを開始した当初

「みんな洋服をたくさん持っているのに上手に着こなすちょっとしたテクニックをあまりにも知らない」

ことに驚かれたといいます。

センスのよさは天性のものじゃなく、誰もが身につけられるテクニック

そしてその「ちょっとしたテクニック」を会得すると、今までファッションセンスに自信が持てなかったという一般の人のほうがプロのモデルや芸能人よりもあっという間にこなれた印象に変わるのだとか。

  • どんなに高いヒールでも平気な裏ワザ
  • デニムは「きれいめ」のためのアイテムだと心得る
  • 色気を出すのはピンクではなくネイビー
  • ワンピースやセットアップに頼らない

など、多くの現場体験を積んできたプロだからこそ言語化できる着こなしテクニックが実際のスタイリング例と共に多数掲載されていて読み応えあり。ちなみにこの本にも「こなれたコーディネイト」というキーワードが多数出現します。

これを読むとファッションセンスとは決して天性のものだけではなく、その理論をきちんと学び、実践することで十分身につけられる技術なのだということがわかります。

とはいえ私自身は理論やテクニックありきでスタイリングを考えるのがすごく苦手。
よってパーソナルカラーや骨格診断にも全く興味がない(というか、難しすぎて理解できない)のですが、長年勢いと感覚に頼ってトライアンドエラーを繰り返してきたことにはやはりきちんとした理論的な裏付け、方程式があるのだなと腑に落ちる内容でした。

本書は洋服を減らしましょうといった趣向の本ではないので

  • 普通の服をどれだけもっているかが鍵
  • 鞄の数は多いほどいい

など私自身の目指す方向とは少々異なる部分もありますが、それでも参考になるヒントはたくさんありました。

 

自分が今なりたいイメージを明確に持ち、さらにファッションのルールを理解すれば買い物で失敗することも、使わない洋服をやたらめったら買ってしまうこともなくなるはず。

そう考えれば服を減らしてすっきりと暮らしたい人も読んでおいて損はない1冊と言えそうです。






関連記事

服を買うなら捨てなさい スタイリストが提案する持たないスタイル。

By: Rubbermaid Products[/caption] 先日発売されたばかりの地

記事を読む

音楽CDのデータ化と処分についてまだ書く。

By: Fred von Lohmann[/caption] ついに着手しております。

記事を読む

スマートフォンのない生活 ’19

このままでは、画面を見つめるだけで人生が終わってしまう。 眼精疲労と腱鞘炎風の何かにや

記事を読む

履かない靴

捨てる日々、履けない履かない靴の行方。

By: RubyGoes[/caption] 無駄なものはそう多く所有していないのですが、も

記事を読む

目玉焼き丼

一人暮らしの料理 簡単で飽きない自炊のコツ。

一人暮らしの料理について、以前調味料に関する「最低限の調味料8つ!これだけあれば十分自炊できる。

記事を読む

47歳からのニューヨーク留学 夢と現実と厳しさと。

先日ちらっと触れた本、読み終わりました。 白髪のロングヘアが与える印象。 「9番

記事を読む

寝坊した日に選ぶ服。

うっかり寝坊してしまった朝。 ほんの数分で最低限の身支度を整え、眉毛だけ書いて、食パン

記事を読む

スウェットパンツで外出できるか。

寒いの嫌い嫌い族なもので、防寒への関心は高いです。 だからこそ、この時期の完全オフの日

記事を読む

40代のファッション、無難さに逃げない方向で。

手持ちの服を使って今の時期のコーディネイトを複数組む。という仕事をしていて、あれ、こりゃ結構

記事を読む

見習うべきは、ていねいな暮らしなんかじゃない。

「ていねいな暮らし」なる表現がものすごく苦手なのは、自分がその対極に位置する人間だからという

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

日本酒15分1本勝負。富山一人旅で行ったところ、食べたもの その2。

仕事終わりに出かけるふらり富山一人旅記録の続きです。白海老、

パッタイ
同じものを繰り返し食べる。一人暮らしの食事事情。

少し前に、あまり料理をしなくなったと書きました。プロの独身は

固定費を削減したい理由。

効果検証ののち、無事WiMAXの解約手続きが終了しました。固

固定費削減計画 WiMAXからRakuten WiFi Pocket 5Gへ乗り換えを検討。

さあさあ、WiFiについて考える季節がやってまいりましたよ。

タイ・ラン島一人旅のホテルで夢を先取り。

途切れ途切れに書き続けてきたタイ・ラン島滞在記録。ラ

→もっと見る

PAGE TOP ↑