家飲み献立 5/12 茄子と鶏もも肉の煮物、絹さやの卵炒め。
家飲みで体をリセットするのだ。
とか偉そうなことを言っていた割には目に付いたものを手にとって酒に合わせて調理するだけという体たらく。まあそれでも外食するよりは幾分体への負担は少ないと思われますが。
今夜は基本に立ち返って全5品の晩酌メニュー。
ちょこちょこ酒肴がある食卓はやっぱり落ち着きますね。
茄子と鶏もも肉の煮物で家飲み
- 長ネギのマリネ
- ニンジンのごま塩まぶし
- 三つ葉とツナの和え物
- 絹さやの卵炒め
- 茄子と鶏もも肉の煮物
長ネギのマリネ
3cm幅に切った長ネギをオリーブオイルをひいたフライパンに乗せ弱火で中までじっくり焼き、オリーブオイル、塩、レモン汁でマリネします。仕上げに黒胡椒を。
ニンジンのごま塩まぶし
乱切りにしたにんじんにすりゴマ、塩、ごま油をまぶすだけ。
三つ葉とツナの和え物
茹でて4cm長さに切った三つ葉とツナを和えてポン酢を少々。今日は大量にわしわし食べたかったので茹でましたが、生の三つ葉で同じように作ってもおいしいです。
絹さやの卵炒め
筋を取った絹さやを油を引いたフライパンでさっと炒め、塩で味付けをして取り出しておきます。同じフライパンに油を追加し、塩と酒で下味をつけた卵液をふんわりと大きなかたまりになるように炒め、絹さやを戻してざっとあわせたら完成。
いつもはどうしても脇役にされてしまいがちな絹さやも改めてじっくりと味わうと豆らしい甘みがあって美味しいですよね。
茄子と鶏もも肉の煮物
一口大に切った鶏もも肉と輪切りにしてさっと炒めた茄子をしょうゆと砂糖で甘辛く煮付けました。千切りの大葉を乗せてさわやかに。鷹の爪を入れて辛味を足そうか迷ったのですが、結局仕上げに黒七味を振ることにしました。鶏の旨みを吸ってとろりと煮えた茄子が美味。
なんというかやる気満々の献立ですね。
喉が渇いていたので最初に1本だけビールを飲みましたが、後は辛口のひや酒連打。こういうこっくりした煮物で飲む日本酒はまた格別です。
久しぶりに茄子を調理してふと思い出したのは祖母のこと。
祖母が家に来る度に母は「これはおばあちゃんの好物だからね」と茄子と牛肉の甘辛い煮物を作っていたものです。子供の頃は茄子が嫌いだった私はふーん、好物になるほど茄子って美味しいものなのかな、などと思いながら煮物をアテに美味しそうに日本酒を飲む祖母を眺めていました。
ああ、そっか。こういうことだったんだな、こりゃ旨いよね。
今日の煮物は鶏肉だけど、あの時の祖母の笑顔の理由がようやく理解できたような気がしたのでした。
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