ブランドアイテムは、いつもやさしい。

公開日: : 最終更新日:2017/04/25 ファッション, ミニマルライフ, 捨てる

季節外れにブーツを捨てました。

いや、冬が終わった今だからこそ捨てるのか。

もう役目を終えているだろう、近いうちに捨てるだろうという予感は持ち続けていた代物なのですが、最後に使ってから、とずっと考えていました。

で、予定通りに最後に使ったのに、その後冬から春の境をすっ飛ばして生活していてすっかり存在を忘れていました。

やれやれですな。




今日捨てたもの

150523lg

  • ロングブーツ

PRADAのナイロン素材のロングブーツ。

もう15年くらい前のラインでしょうか。このぬめっとしたマテリアルのプレーンなブーツが欲しくて購入。ゴム底で歩くのがラクなこともあって出張などにもよく使っていた記憶があります。

が、20代の頃はそれなりに名のあるブランドを持つことへの憧れみたいなものも持ち合わせていたので、もしかしたらこのブーツがノーブランドものだったらさほど活躍しなかったかもしれないなあとも思います。

ゴム底なので歩くのが楽なのはこのブーツですが、好き、という点で考えれば断然別のものに軍配が上がります。

参考 ミニマリスト女性の秋ファッション(5)最期通告を受けたロングブーツ。

デザイン的にそんなに好きなタイプではないのに購入してよく使っていた…のは、やっぱりどこかブランド信仰的なものがあったのかしら。

今となってはわかりませんが。

それでも長年活躍してくれたし、旅にも同行してくれたものであることには変わりなし。
この冬久しぶりに一度だけ履いてみましたが、今の私にはもうしっくりこなかったのでようやく手放すことにしました。

長い間、お疲れ様でした。

ブランドはやさしい、頼るとラクだ

若い頃の私のように、ブランドものを選ぶのって確かにラクなんですよね。

それなりに値段が張るものが多いので自分の目やセンスをさほど磨かずともとりあえず粗悪品を掴まなくて済むし、きちんとしたものを選んでいるという安心感も得られる。
もちろんユーザーにその安心感を与えられてこそ一流ブランドたりえるのですが、そのネームバリューだけに頼ってしまうことも少なくないわけで。

ファッションブランドの場合はそのブランド自体のファンだったり、歴史的背景に共感したり、デザイナーが好きだったりという様々な理由がありますが、もっと厄介なのは「価格」。

安かろう、悪かろうなどという言葉があるように、私たちは日ごろ販売価格によりものの価値を判断しているところがあります。が、価格はその時の需要や希少性、そしてブランドのネームバリューなどによって変化するものであって、ダイレクトに品質の良し悪しだけで決まるものではありません。

高級品=いいもの、は真実か

thai food25

先日バンコクの高級食材店で日本製のアイスクリームが売られているのを見かけました。
日本のコンビニやスーパーで198円とかでよく売られている、6本入りのお徳用バーアイス、確か抹茶味だったかな。で、値段を見るとなんと600バーツ!!日本円にして2,220円!!高っ!!

でも、まあ、当たり前ですよね。輸入品ですから。にしてもちょっと高いけど、でも買う人はいると思うんです。タイはまだまだ日本ブームだし、日本の甘さ控えめなお菓子が好きな人もいるし、長年日本に帰っていない在タイ日本人が幼い頃を懐かしんで食べたいと思うかもしれません。例え10倍の値段がついていても、状況が変わればその価格でも売れるのです。

でも、10倍の金額で購入しても美味しさが10倍になるわけじゃないですよね。私がハマってしょっちゅう食べていた15バーツのココナッツミルクアイスより6倍美味しいわけでもない。
名のあるブランドと同じ生地、同じ製法で作られた洋服でもブランドタグがついていなければたちまち値段が変わるように、

ブランドや価格=モノ自体の品質

なんて直結しないわけです。

考えてみれば当たり前のことなんだけど、私たちは普段「価格」という数字にやけに振り回されている。内容はともかく「高いもの」となればとりあえずありがたがり、安いものは低品質というレッテルを貼ったかと思えば高級品を安く手に入れるためにセール品を漁ったり。

滑稽ですね。

価格にはその数値になったきちんとした理由があるけれど、品質をダイレクトに示してくれるものさしにはならないし、ましてや自分にとってそれだけの価値があるのかどうかを判断できるのは自分しかいない。

モノを持たずに身軽に暮らす

ブランドネームや価格に「だけ」頼ってモノを選ぶのはとてもラクだし多くのモノから選択するという行為を効率化できるかもしれないれど、ずっとそんな風に全てを選んでいたら、自分が心から満足できるモノや経験は何なのかを見極める本当の力は鍛えられないかもしれない。

ならば、どうやって鍛えようか?
少し考えてみますか。

 






関連記事

simpleroom

ミニマリストへの道。

究極はスーツケース1つで生きていくこと。 そんな理想を胸に自分の暮らしを徐々に改変して

記事を読む

hat

帽子はいくつ必要か。

帽子が欲しいです。 と、書き出して考える。以前は毎日のように帽子を着用していたけれど、

記事を読む

141020d

40代のファッション、靴と鞄の選び方が変わる理由。

先日、いろいろなファッションを楽しむのが好きなのだと気づいた、と書いたところですが、それと同

記事を読む

fashionitems

洋服を捨てる基準とコツ。ルールを決めて洋服を減らす方法。

冷徹な目線で何もかもばっさばっさと捨てているように見えるかもしれませんが、自分が好きな分野の

記事を読む

By: H. Michael Karshis

パソコンを手放す準備。

By: Mingo Hagen[/caption] 先日パソコンについて書いたから、という訳

記事を読む

シンプル 瞑想

チェンマイの寺でお坊さんに教わったシンプルな瞑想法。

今回チェンマイまで足を伸ばしたのはとあるお寺で瞑想を体験するためでした。 参考 タイ

記事を読む

MacBook Air '11

キーボードカバーの必要性と耐久性 3代目。

予想通り、といったところでしょうか。 関連 キーボードカバーの必要性と耐久性 2代目。

記事を読む

By: Rubbermaid Products

少ない服のコーディネイトと衣替え。

By: Rubbermaid Products[/caption] 3月から4月をすっ飛ばし

記事を読む

mvp1

シンプルコーディネイトに大活躍のアイテムを手放す。

白シャツやデニム、黒パンツ、ボーダーTなど、誰しもがそれぞれ自分なりの 「定番」

記事を読む

By: Alejandro  Pinto

突然の誘いに対応できないご近所ファッション問題。

By: Alejandro Pinto[/caption] 近所のカフェで仕事をしていると友

記事を読む

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

osaka_shinsekai_15
コツコツ貯めるか、さっさと使うか。

近所の八百屋とか居酒屋だとかの個人店舗は例外として、基本的に買

鶏もも肉塩焼き献立
鶏もも塩焼き、せりとえのきのおひたし献立。

肉を焼いて、レモンをキュッと絞って食べよう。 と、張り切

arakawa28
自分大好きな人、自己肯定感の育て方。

友人がお子さんの幼稚園の順番待ち真っ最中だという。 なん

ota_64
夜の街を徘徊する。

今週も最高記録はフラの日になるのでしょうね、と思いきや。

ホタルイカと新じゃがの蒸し炒め献立
ホタルイカと新じゃがの蒸し炒め、春キャベツのおひたし献立。

そうそう、ホタルイカも早いとこ食べておかなくては間に合わなくな

→もっと見る

PAGE TOP ↑