塩手羽大根、揚げかまぼこで晩酌。
塩手羽大根。
こういう汁っぽい出汁っぽいものが食べたくなるのは秋が来た証拠でしょうか。
鍋に材料を放り込んで弱火にかけておくだけなので失敗いらずの手間いらずしかも美味で酒によし。大根が柔らかくなるまで少し時間はかかるけれど帰宅してすぐに仕掛けておけば他の用事を済ませられるので結構便利な一品です。
もっと寒くなったらこれだけを土鍋にどかんと作って延々熱燗を飲み続ける、なんてのもいいですね。
塩手羽大根、揚げかまぼこで晩酌
- ぬか漬け
- 豆苗のおひたし
- えのき納豆
- 揚げかまぼこ
- 塩手羽大根
ぬか漬け
本日のぬか漬けはにんじん、オクラ、かぼちゃ、なすの4種盛り。皿ぎゅうぎゅう。
豆苗のおひたし
さっと茹でた豆苗を出汁醤油でしっかり浸したおひたし。
えのき納豆
茹でたえのきと梅肉入りの納豆に千切りの大葉をのせたもの。
揚げかまぼこ
多めの油で揚げ焼きにしたかまぼこに軽く塩、胡椒を振りレモン汁を絞る。青みは三つ葉。
塩手羽納豆
手羽先にはあらかじめ塩を揉み込んでおきます。鍋に出汁昆布、乱切りにした大根、手羽先、酒を入れかぶるくらいの水を注ぎ弱火にかけ大根が柔らかくなるまでじっくり煮ます。スープの味が足りなければ塩で調味して完成。黒七味を振っていただきます。
鶏は手羽元やもも肉でも美味しくできるけど、手羽が一番スープが美味しくなる気がします。スープが旨い=大根が旨くなるってことだからね、ほったらかしにするだけなのになんだかありがとうございますという感じ。
この塩手羽大根のように肉or魚+野菜ひとつでできる料理が異様に好きです。肉オンリーじゃ不安になるし、野菜だけじゃ少々物足りなくても合わせると一気にそれぞれのポテンシャルが花開くこの感じ。調理工程が簡単でも野菜を3種類も4種類もいれなきゃいけないとなると途端に面倒になるんだけど、ひとつで済むなら万々歳。具沢山はそれはそれで贅沢で豪華で素敵なんだけれど、材料を余らせたくない派としては少ない材料でできる料理はひとつの正義なのです。
にしても最近決まった食材で同じような料理しか作らなくなったなあ。と思ったのでたまには普段あまり使わない食材を買ってみるか、と手に取ったのがよりにもよってかまぼこ、というのがなんだかアレですね。世紀の大発見とまではいかなくとも、未知の肴との出会いを恐れることなく日々チャレンジして参ります。
関連記事
-
-
ピーマンの卵とじ、トマトやっこ献立。
先日「量」について書いたところですが。一人に慣れすぎた「ひとり分症候群」の落とし穴。
-
-
日本酒で晩酌献立 5/23 豚しゃぶ梅ポン酢、きのこ温奴。
休肝日を設定しようと決意したからなのかどうなのか、もしやこのまま酒を呑まない人生という選択も
-
-
休肝日ごはん たらこ豆腐丼、えのきとキャベツの味噌汁献立。
ギョラン〜、ギョラン〜。本日はギョランが大特価〜。 昔、近所のスーパーで定期的に開催さ
-
-
わかめの茶碗蒸し、小松菜納豆で晩酌。
茶碗蒸しは好きですか?私は、好きです。 オーソドックスな茶碗蒸しの具は、海老に鶏肉、
-
-
広島の酒 特製ゴールド賀茂鶴 大吟醸 まぐろカマの塩焼きで晩酌。
近畿地方が終了し、さらにコマを進めます。 ツアー開始序盤になぜか島根は済ませてしまったので
-
-
妄想で作り上げる、大人の高度なお遊び。
文字からの情報しか得ていない食べもの。つまり、写真や映像では確認していない料理に対して、ひど
-
-
地球のごはん 世界30か国80人の“いただきます!”
先日「収納のない部屋だからできる地球家族ごっこ」という記事の中でこの本について書きました。
-
-
パン飲み上等!神戸に来たら絶対に外せない、2つのパン屋。
神戸市はパンへの支出が全国で最も高い都市なんだそうで。 参考 家計調査品目別都道府県庁
-
-
家飲みメニュー 鯖と白菜の味噌煮込み、蕪の葉の辛味炒め。
さあ、どんどん献立が怪しくなる時期がやって参りました。 自宅を一定期間留守にする場合は
-
-
まぐろ尾の身塩焼き、小松菜の塩昆布和え献立。
鮪の尾の身って結構気軽に手に入るのだな、と。 築地市場の店なんかではステーキなぞになっ
- PREV
- プロの仕事が求められない時代の仕事の作り方。
- NEXT
- 決められない理由と優柔不断を治す方法。