40代の服選び。もう楽な服しか着たくない!

公開日: : 最終更新日:2020/05/18 ファッション

brawsing.min

雑誌「クロワッサン」の最新号がファッション特集です。

テーマは「シックでおしゃれは譲れないけど、もう、楽な服しか着たくない!」。

うーん、わかる。

今回クロワッサンが定義する楽な服とは「決してルーズではなく、体も気持ちも芯からリラックスできる服」とのこと。

少ない服でも、楽しても、お洒落はできるか?

確かに、単なる「楽」を求めてしまうとおしゃれとは程遠いところへ行ってしまいます。それは単に洋服を少なくすることだけを求めても同じ結果に。

この号では

  • 楽だけどトレンド感のある着こなし
  • スタンダードな服を効かせてラクちんアイテムをおしゃれに
  • 人気ブランドの着心地よくておしゃれな服

などが紹介されています。
そろそろ気合が入りまくりのファッションに手が出なくなってきたな、と感じている方には参考になるのではないでしょうか。

40代女性に心地よい「楽なファッション」とは

かく言う私もここのところ「ヒールを毎日履くのはキツイ」と感じています。
もともと形状問わずヒールのある靴が大好きで、数年前までは毎日7cm以上のヒールがある靴を履いていました。当時は年上女性に

「あなた毎日そんな気合入った靴履いてえらいわね。しんどくないの?」

とよく言われたものです。
ヒールは慣れれば特に足は辛くないのですが、腰に来るのがやっかいなところ。もともとヘルニア持ちの癖にヒール愛用って、体のことまったく考えてないですよね。

>>参考
40代でも変われる。快適に過ごすための自分ケア。

が、暫くギョサンばかり履くような日々を送っていた今となっては、もう毎日細いヒールでガシガシ歩くのはキツイかな…。
今までの靴選びはまずはデザインありきでしたが、これからは同じヒールでもウエッジソールのような安定感があって歩くのが楽、尚且つスタイリッシュな靴が気になりそうです。

>>参考
ミニマリスト女性のファッション。

洋服に関してもあまりに動きが妨げられるような作り込みのものは避けたいかなあ。あとはトレンドを意識して毎年買い換えるよりも、きちんと手入れして長く使えるものを選びたくなってきました。風合いがものを言う秋冬ものは特にそうですね。
食べるものでもそうですが、「いいものを少しだけ」が今の気分かもしれません。

あと、服とは少々外れますが、下着選びも変わりました。
若い頃はがっちがちに補正の効くしっかりした下着が好きだったのですが、今はもう補正に興味がないし、あんな肩の凝る堅いワイヤーもの1日中着けていられません。以前は全く興味がなかったカップつきキャミソールも、実際に使用してみると夏場にはかなり使えることもわかりました。

うーん、やはり服選びの着眼点は確実に変わりつつありますね。

甲田益也子さんが気になる

表紙を飾っている甲田益也子さんが巻頭ページで着用している黒のチュールワンピースが凄く可愛い。甲田さん、50歳を過ぎて最近ますます魅力的になられた気がします。

若い頃からそれはそれはお綺麗でカリスマ的存在ではありましたが、どちらかといえばエキセントリックな雰囲気があった記憶があります。それが気づけばなんとも自然な佇まいが似合う大人の女性になっていました。うーん、いいなあ。

そりゃモデルなんだから綺麗に決まってるでしょ、なんて言ってしまえばそこでおしまいなんですが、こういう素敵な年上女性がたくさんいるのって嬉しいです。

クロワッサンのターゲット層は40代以降の女性。
ついこの間までマガジンハウスならGINZA一択だったのに、と思うといやはや、時の流れを感じます。が、環境や体の変化に伴って趣味嗜好が変わるのはとても自然なこと。楽な服が欲しくなるのって、歳を取って外見に気が回らなくなったとか、おしゃれでいたいという好奇心が失せたということではないはず。

肩の力は抜いても気は抜かず、いくつになっても堂々と「楽なおしゃれ」を楽しめるのといいですね。




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