40代女性のファッションが難しい理由。

公開日: : 最終更新日:2015/03/25 ファッション, 生き方と考え方, 読書

nudeshoes

40代ともなれば生活や体の変化、体力の衰え、今後の仕事のやり方などなど、考えなければならないことがあれこれ増えてきます。
しかしながら、40代女性にとって最も身近な悩み事といえばファッションではないでしょうか。

20年前ならばこの悩みは30歳で迎えていたのでしょうが、医療の進化で人間の寿命が延び続けている昨今、自動的に「若い」と言われる期間も延びています。
今の30代女性って普通にギャルですよね。

1990年代にギャルの教祖として一世を風靡した安室奈美恵さんも現在36歳。相変わらず可愛らしいです。




40代のファッションが難しい理由

2014年現在、「40歳」は何かと区切りになると思います。
30代までなら20代の頃に好きだったテイストの洋服を無理なく着こなせますが、40代に入ってそれを続けていると、どこか痛々しくなってしまう。

少々寂しい気もしますが、これは仕方ないこと。
40代はすっかり大人。大人なりの着こなしを覚えなければいけないと思うのです。

 

恐怖!永遠のオリーブ少女

私がまだ20代で販売の仕事をしていた頃。
雑誌「オリーブ」から抜け出してきたようなファッションの女性が来店しました。

 

olive特別編集 オリーブ少女の雑貨感覚。
マガジンハウス
マガジンハウス
売り上げランキング: 376,326

休刊になって久しいので、若い人たちは「Olive」をご存知ないかと思いますが、80年代にティーンネイジャーの間で大流行したファッション誌です。

話を戻してこの女性客。青いリボンのおさげ髪、ボーダーのTシャツにベージュのキュロット。肩から生成のトートバッグを下げて、足もとは真っ白なスニーカーという爽やかな出で立ちでした。
あー、こういうナチュラルファッションって定番だよねえ…とその女性の背中をぼんやり眺めていたのですが、彼女が振り返った瞬間私の中に得も言われぬ衝撃が走りました。

とても綺麗な人なのに、この違和感は、なんだ…?

実はこの女性、顔を確認すると40代後半くらいだったのです。
コーディネートとしては何らおかしなことはないのですが、どう考えても大人の女性には似合わない高校生っぽい装い。似合わないばかりか、年齢と洋服のギャップが彼女をさらに老けて見せていました。

当時私はまだ20代。若者らしい言い方をしてしまうと

「あーあ、おばさんが若作りしちゃって…」

で済んだのでしょうが、それだけでは済ませられない物悲しさを感じました。

 

若さ=美しさという思い込みの悲劇

brawsing.min

私の苦手な言葉は、女子力、美魔女、大人女子、アンチエイジング。どれもこれも若さに執着している痛々しい言葉に思えます。あと、ほめられレシピとかモテコーデなんていう自分の価値を他人軸で測るような言葉も好きではありません。

もちろん、若い頃って男女ともに生命力に溢れていて文句なしに美しいのですが、年を重ねてからしか無し得ない年齢相応の美しさもあると思うのです。

特に40代ともなれば内面が表情に表れる年代。意地悪な人は意地悪な顔に、悩んでばかりの人は悩み顔に、泣いてばかりの人は泣き顔に、人生を楽しんでいる人は楽しい顔になるのです。

若く見せることばかり考えるのは、もうやめよう

babyfoot

 

 

パリジェンヌ流モードなプチ・ルール
米澤よう子
朝日新聞出版 (2014-02-20)
売り上げランキング: 70,756

今週の読書に選んだ米澤よう子さんの本。
1ページ目にあった言葉に大きく頷きました。

その年齢、そのとき、その場で、自分の心に正直でいられる―。
自然体で、決して無理しない、自分らしいおしゃれができる―。
ロングラン・モードのパリジェンヌ流。

今まで好きだった洋服がどうも似合わなくなってきた、と思える40代はおしゃれの転換期。そこで焦って「若さ」にしがみ付いてしまうのはスマートじゃありません。
これからの自分を愛するためにも、20代、30代の「若かりし過去の栄光」に未練たっぷりのファッションはあっさりと捨て去って、今の自分だからこそ楽しめる装いにもっと目を向けたいものです。

 






関連記事

By: Stephane Mignon

旅のファッション 荷物を少なくするため洋服は現地調達すべし?

By: 白士 李[/caption] そろそろ旅の準備をしなければ。 なんて言いつつも

記事を読む

manybooks

今月のカリッとした読書 10月第一週。

…今週ってもう10月なのね?? あーびっくりした。 実は10月までに達成したいと考え

記事を読む

By: Chris Potter

場所を取るけど絶対に捨てられないもの。

By: Chris Potter[/caption] 場所を取るので捨てたいけど捨てられない

記事を読む

tinyhouse

タイニーハウスはいらないけれど。スマートサイジング 価値あるものを探す人生

「タイニーハウス」を知っていますか? タイニーハウスとは、その名の通り「小さな家」のこと。

記事を読む

By: Lauren McKinnon

自由きままに生きることの不自由さ。

By: Lauren McKinnon[/caption] 自由とは、辞書によれば 「

記事を読む

京都散歩2017

京都 清水寺、随求堂胎内めぐりで生まれ変わった私。

齢すでに40半ば。人生を一からやり直すことはできません。 関連 今すぐ一から人生全部や

記事を読む

By: IvanWalsh.com

機嫌よく過ごす方法、リストアップで逆算する。

By: Andrey[/caption] 突然ですが、私の人生の大テーマに 「常に機嫌

記事を読む

By: Johan Larsson

自分の名前、好き?嫌い?

By: Paul Joseph[/caption] 先日初対面の方に自己紹介したところ

記事を読む

By: Nattu

ただいま、を何度も作る。

By: Nattu[/caption] 年末の計画は別として、年内にも旅の予定があります。

記事を読む

By: anneheathen

おばさんのミニスカートは迷惑論。

By: anneheathen[/caption] おばさんがミニスカートを履く行為は周りへ

記事を読む

Comment

  1. Erisa より:

    私はまだ30代ですが、共感しながら拝読しました!

    歳を重ねることでしか得られない美しさってありますよね。
    最近周りにそういう人がたくさんいるので、年を重ねるのが楽しくなりました。

    カリッとした毎日の主さんも、そのひとりです。

    • crispy-life より:

      Erisaさん

      ありがとうございます。40代って凄く楽しいですよー。

      先日とある雑誌で夏木マリさんと桃井かおりさんの対談を読んで、圧倒的に美しい60代女性の存在にわくわくしました。日本はまだまだ若さ偏重文化ですが、こういう先輩がいれば徐々に年を重ねる美しさが認められるだろうなと期待しています。

Message

メールアドレスが公開されることはありません。

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>

cebu-text-1
フィリピンにいながら日本の教材で英語を学ぶ理由 大人の短期留学ライブ記録 3週目を終えて。

社会人の短期語学留学。3週目が終了しました。 関連 セブ

ひとりぜいたく晩酌帖
ブログ書籍化の経緯、本当のテーマは何だ。

当ブログ、カリッとした毎日。がきっかけとなり、この度1冊の本が

171115ienomi_7
こんにゃくステーキ、さつま揚げと白菜の煮もので晩酌。

まだまだ南国にて酒なし生活継続中ですが、書ききれていなかった晩

cebu-diary10_2
自信はないのに諦めない。

まさかまさかの4連チャン。 過去こんなに連日降り続けるよ

cebu-diary-06-2
今見えている現実は真実ではない。

3日連続の雨。 この島のいいところはスカッと抜けるように

→もっと見る

PAGE TOP ↑