焼き鳥、白菜としめじの酒粕煮献立。
年末年始の帰省中に、家族で焼き鳥を食べに行ったんですよ。
ここ数年、帰省時外食は中華とか焼肉が多かったのでファミリー焼き鳥は久しぶりだったのですが、そしてこれまで確かめたことすらなかったのですが、なんと、私は一家の焼き鳥マイノリティであることが発覚したのです。
いつからか持ち続けてきた根拠なき自信が、根底から覆されたあの夜。
まさか私だけが「串から外さない人」だったなんて。
焼き鳥、白菜としめじの酒粕煮で晩酌
- 大根と油揚げの味噌汁
- オニオンスライス
- 白菜としめじの酒粕煮
- 焼き鳥
大根と油揚げの味噌汁
大きめに切った大根と油揚げの味噌汁。ここのところ味噌汁の出汁はずっと煮干しです。
オニオンスライス
薄切りにした新玉ねぎを水にさらしたオーソドックスなオニオンスライス、鰹節としょうゆで。
白菜としめじの酒粕煮
いりこ出汁で白菜としめじを煮てちぎった酒粕を加え、塩としょうゆで味つけ。最後に水で戻した春雨を加えて完成。調理中に空腹感が増したので思わず春雨を入れてしまったけれど、なくてもいい。春雨入れるなら、酒粕煮じゃないふつうのしょうゆ味にすればよかったか。いや、別に悪くはないんだけど、迷いが見え隠れする一品。
焼き鳥
塩を振った鶏もも肉をフライパンにのせ皮目から焼いていきます。8割程度火が入ったら裏返して中まで火が通ったら完成。空いたスペースで一緒に焼いた白ねぎと柚子胡椒を添えて盛りつけます。
フライパンで焼くだけなので串には刺さっていないけれど、ねぎも添えたしで気持ち的には焼き鳥。本格的な焼き鳥は外で食べることにして、家では簡易バージョンを熱燗でお気軽に楽しむのです。
さて、冒頭の焼き鳥串問題について、例えば。
メンバー4人なのに串3本しか出てこなかった、なんて時はバラしてシェアしましょう、となるのは自然の成り行きというか、そこはさすがに一人酒上等な私にも理解できるのです。
でも、そうじゃない場合、ひとり1本つづあるとか、そもそもひとり焼き鳥の場合は迷わず串から直でしょう。
下の方に刺さった肉は確かに少々食べづらくなるので、サイドから手前位置まで引き寄せて安全性を確保したのちに上部より口に入れ咀嚼する。そんなあらゆる串食いテクニックをこれまで養ってきたじゃないか。品書きには串焼きしかないゆえに箸を置いてない店だってあるし、そもそも幼少の砌から私に焼き鳥エリート教育を施してきたのは他の誰でもないあなたたちでは?
などと混乱する私をよそに、え、だって外したほうが食べやすいし、の一言で片付けられた焼き鳥串問題。
いや、別に好きなように食せばいいんだけども、まさかなあ。あの人たちが外していたとは驚いたなあ。
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