豆腐とひき肉の塩炒め、生わかめのサラダ献立。
たまに出てくる謎料理。
なんとなく頭で思い描きつつ調理にとりかかり、でも途中で方向転換したくなったり、他のつまみとの味かぶり問題に気が付いたりしているうちに、描いた絵とは違うものが出来上がる。
迷いある調理に成功なし、が持論なのですが、合わせる材料と調味料さえ大きく外さなければそうそう驚きの一品にはなりません。
今日もそんな感じです。
豆腐とひき肉の塩炒め、生わかめのサラダで家飲み
- 豆苗のスープ
- 大根皮のしょうゆ漬け
- 生わかめのサラダ
- 豆腐とひき肉の塩炒め
豆苗のスープ
鶏がらスープで豆苗をさっと煮ただけの簡単スープ。
生わかめのサラダ
生わかめと薄切りにして水にさらした玉ねぎをポン酢とオリーブオイルで和え、鰹節をたっぷりのせたサラダ。
豆腐とひき肉の塩炒め
フライパンに油を引き、しょうがのみじん切りと唐辛子を入れて火にかけ、香りが出たら合い挽き肉を加えて炒めます。斜め薄切りにした白ねぎと豆腐を入れて豆腐を軽く崩しながら炒め合わせ、最後にみじん切りのねぎ、塩、胡椒を加えて混ぜたら完成。
こうして作り方を書いていても迷いがありありと見える。スタート地点ではしょうゆ炒めを目指していたものの、サラダにはポン酢、漬けものもしょうゆ漬け、こりゃしょうゆだらけだなあと塩方向に転換。ねぎが薄切りとみじん切りの両方あるのは単なる優柔不断。どちらのねぎも食べたかったからであります。
で、いまになってふと思う。汁ものがtがらスープだったのだから、味噌味にしてもよかったなと。いや、これはこれでアリなんですけども。
迷いながらの調理は危険。といっても、その迷いの振れ幅は塩かしょうゆかはたまた味噌か、程度なので結果もたかが知れています。逆に言えば冒険心が足りないゆえに、未知との遭遇的新味には出会いにくい。
食材を使った冒険って、なかなか勇気いるよねえ。失敗したら食いっぱぐれるしねえ。
しかし冒険なくして新たな道は開けない。おにぎりにツナ詰めてみたり、パスタにたらこ絡ませてみた方々の探究心には恐れ入ります。あとわざわざウニとかなまこあたりを食べてみようかと考えた人も大概だとは思います。
関連記事
-
手羽元と大根のバター煮、柿と三つ葉の白和え献立。
バター煮、なんという魅惑的な響きなのでしょう。 と言いつつ煮ていないのですが。
-
にらと豚のしょうが炒め、きのこスープ献立。
素材の切り方によって、出来上がりの料理は味わいも食感も変わってくる。 ピーマンの塩炒め
-
ステーキサラダ、トマトと新玉ねぎのスープ献立。
ステーキフリットという控えめに言って悪魔のような食べ物がありますが、魅力的であることは認めま
-
豚肉ときくらげの卵炒め、ゴーヤの塩昆布和え献立。
きくらげと卵、豚肉を炒めたもの。木須肉(ムースーロー)ってやつですね。 こういう材料
-
レンコン肉巻きの梅蒸し、せりのおひたし献立。
レンコンは好きでよく使うけれどすりおろしてどうこう、は最近やっていないなあとふと思う。
-
なすの味噌炒め、小松菜とツナの塩昆布和え献立。
この夏はなすをたくさん食べている。 エンサイとひき肉の炒めもの、なすと島オクラの焼きび
-
家飲み献立 10/29 葱とじゃがいものグラタンをメインに。
ここ数ヶ月の間、ほぼ毎日のように家飲みメニューを写真とともに綴っているからか、最近は肉豆腐と
-
岐阜の酒 蓬莱小町桜で晩酌 蒸し鶏のネギザーサイ和え、焼き大根。
東海地方に入りました。 ここまで来るとものすごく進んだ気がしてしまいます。 関連
-
蒸し鶏ねぎソース、白菜サラダ献立。
しっかりとした肉をモリモリいきたい。そんな気分の時は結構な確率で鶏むね肉を選びます。
-
こんにゃくステーキ、豚汁で家飲み。
おなかがぶよぶよだから整腸のために、というわけではないけれど、こんにゃくです。 こんに
- PREV
- 毎日の暮らしに、楽しみがないから。
- NEXT
- 出会いを求めて小さなスナック、こんな話が聞きたくて。