秋刀魚のしょうが蒸し、ネギ塩奴で家飲み。
お久しぶりです、秋刀魚です。
ついにこの時がやってまいりました。今季初秋刀魚、遅ればせながらシーズン開幕でございます。
シーズンオフに干物や缶詰なんかは食べてはいたのですが、やはり時期のものの喜びは格別でして。
本来ならば初回はストレートに塩焼きといきたいところですが、匂いが気になるビビりの私はいつもの酒蒸しで手を打ちます。
秋刀魚のしょうが蒸し、ネギ塩奴献立
- ぬか漬け
- ネギ塩奴
- 青梗菜と豚肉の辛子和え
- 秋刀魚のしょうが蒸し
ぬか漬け
本日のぬか漬けは大根、セロリ、オクラ。全体的に青い。
ネギ塩奴
ねぎのみじん切りを乗せ粗塩、胡椒、ごま油で調味した冷奴。久しぶりに白ねぎを使いました。全体的に青い。
青梗菜と豚肉の辛子和え
茹でた青梗菜と豚肉を辛子醤油を豚のゆで汁で伸ばしたタレで和えたもの。全体的に青い。
秋刀魚のしょうが蒸し
頭と内臓を取りのぞき筒型に切った秋刀魚に塩を振ってしばらく放置します。秋刀魚から出た水分を一旦きれいに拭ってから再度塩を振り、フライパンに並べて薄切りのしょうがと酒を加えて蓋をしてふっくらと蒸し焼きに。すだちとたっぷりの大根おろしを添えていただきます。秋刀魚ももちろん青い。
メインが秋刀魚で副菜には豚肉と豆腐ってまたまたタンパク質だらけですがどうしても秋刀魚も豆腐も食べたくて、豚肉も消費したかったという苦肉の献立。その分たっぷりの葱や大根おろしでバランスを取っているつもり、なのですがどうなんでしょうね。秋刀魚は塩を振っているのでこのまますだちを絞るだけでもいいし、ちょろりと醤油を垂らすのももちろんいい感じ。蒸し秋刀魚でも大根おろしとすだちはやっぱりね、の相性です。いやあ、極楽極楽。
今年はなかなかタイミングが合わずスタートが遅くなってしまった秋刀魚シーズン。秋刀魚が100円を切るとなんだかめっきり秋ですな、という気分になるのです。旬の食材は他にもたくさんあるというのに、この秋刀魚の持つ特別感ってのはなんなんでしょうか。確認してみたところ去年の秋には5回食卓に上っていた秋刀魚、今年はあと何回食べられるかな。
さて今季初秋刀魚ですっかりご機嫌、はいいけれど、気付けばなんだか全面真っ青な食卓になっておりました。そこで箸置きをそっと唐辛子に変えて紅をさしてみた次第ですが、ちょっとズルい感じですか。
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