好きだから、共有したい。
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音楽、映画、芸術、世界
実は劇場版を観てしまいました。
もちろん自発的にではなく、押し切られる形にての付き添い鑑賞であります。
作品についての感想どうこうは一旦おいておくとして、好きなものを誰かと共有したくなる、あの熱意のようなものについて。
劇場版鑑賞に付き合わされる
おっさんずラブというコンテンツがおばさんのハートをガッチリ掴む「おばさんホイホイ」であることを、近しい人間の豹変ぶりから実感した私。しかし自分自身は映画館にまで足を運ぶ気などさらさらなく、プルシェンコからの度重なる誘いを拒否し続けていました。
映画に限らずですが、誰かをお出かけに誘って1〜2回断られたら、ほぼ引き下がりませんか。ああ、この人は本当に行きたくないんだなとか、興味がないのねと判断して、諦めませんか。
何度断ってもこちらの心持ちなどお構いなしに誘ってくるプルシェンコ。というか、断っているにも関わらず、いつ何時の回に行くのかまで当然のようにスケジューリングしてしまう離れ業を繰り出され、困惑する。お前はいつからそんな女になったのだ。
平素は強引に他人を巻き込もうとするタイプでは決してない人間が、頑として引き下がらない様子から、今回の件に関して私にNOの選択肢は与えられていないのだなと悟りました。折れました。
「レイトショーなら少し安いから」
とお得情報をチラつかせてきたのは、彼女の最大限の譲歩だったのでしょうか。金額の大小ではなく、興味の問題なんだけど。
好きだから、共有したい
好きなもの、ハマっているものを、誰かと共有したい。これはきっと、恋に落ちた人間だけが持ち得る熱きエモーション。
執拗におっさん沼へ周りを引き込もうとするプルシェンコに引き換え、誰かに何かをすすめて興味ない、行きたくない、と断られたら途端に引き下がる控えめな自分。いや、最初から人を誘おうともしないし、誰かに教えたい、共有したいという意欲が湧いた瞬間があったかどうかすら思い出せない自分。
「公式グッズの天空不動産アクリルネームバッジが欲しい」
などととんでもないことを言い出すプルシェンコを眺めながら、民らの純粋なパッションをまたもや羨むのでした。
しかし終演後、奴が発した言葉は
「さすがにもう満足、お腹いっぱい」
なんぞそれ。人をあれだけしつこく誘って、深夜の映画館にまで連れてきておいて、ブーム短ッ。
連続ドラマが開始したらまたなんのかんのと言い出すんだろうけど、なんぞそれ。
さて、一応劇場版の内容について触れておくと、「映画用の設定って難しいな」というのが感想です。
映画バージョンって単なるドラマの延長じゃダメで、映画らしいスケール感に拡大すべし、みたいなルールがあるんですかね。まあこれは本作に限ったことではなく、ドラえもんもクレヨンしんちゃんも映画版になるといきなり大冒険をしでかすので、そういうものなんだろうけど。あと「狸穴」の音の響きの心地よさがやけに後を引きました。
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